※この記事は「僕のヒーローアカデミア チームアップミッション Mission42 虎の我ーズブートキャンプ」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
【CONTENTS】
Part1.緑谷出久
デクくんも無個性時代は貧弱な体型だっただけに熱心に指導取り組んでくれてるなあ…オールマイトに鍛えられた海浜公園での一年間を思い出してそうではある。あのときは教えられる側だった彼が今教える側に立ってるのが感慨深いです、雄英合格後もマメに筋トレしてる描写のあったデクなら教える資格は充分にある。
分析ノートにまとめた運動方法をブツブツ言ってたのは最早いつも通りのナードムーブ…なんですが、竹刀片手に神野のときチンピラムーブしてたのは努力の方向音痴!突然の無言のイケデクフェイスからこの蛮行が飛び出すの予想できなすぎだろ!正直この髪描き上げる仕草ちょっとカッコいいとか思っちゃいましたよ!!
しかしまあ、この不器用さが逆に彼が何の罪もないパンピーに厳しく接するのは向いてない証明でもあるか。虎にはヌルいと言われてたけどトレーニング自体を甘くしてるわけではないっぽいし、筋トレ初心者のモチベーション保つためにはこういう和気藹々とした雰囲気も必要だろうと。
Part2.力無夜和志
ヒッデー名前!!
…の人物はヒロアカ世界においてもはや今更な存在ですが、ヒョロガリでネガティブな面はやはり少し無個性時代のデクと重ねられてる気もしますね。原作のプロトタイプである『僕のヒーロー』の主人公の名前も弱(じゃっく)でしたし。
筋トレのモチベがヴィラン行為のためなのは…ヒドイとか以前に超人社会では犯罪一つ行うのにもフィジカルが必要なのか…と素朴すぎる感想出ちゃいましたね。人混みでナイフ振り回せばそれだけで威嚇できる我々の世界と違って、ヒロアカ世界では一見弱そうな人でもどんな”個性”を持ってるか分からない以上、安易に襲うこともできないですし。その危険を踏まえればまず筋力得てから…ってのはこの世界における犯罪者予備軍の思考として解像度高い。
そういう意味では今回デクたちに出会えたのは本当幸運だったよなあ。恐らく時期的にすでに世間にデトネラットの違法アイテムが出回ってる頃なので、そっちを先に手にして筋トレとかイラネってなればあえなく刑務所行きだったでしょうし。だから今回のキャンプを経て真っ当な道を選択できたのが普通に喜ばしい。
あとこれはみんな思ったと思うんですけど、筋トレ成功した後の力無さん死柄木に似てね!?髪型とか体格とかもろにそれっぽいですよ!光堕ちして心身ともに健やかになった死柄木って感じで笑っちゃったんだけど!!瞳の小ささで辛うじて差別化されてる印象。
Part3.爆豪勝己
相変わらずモブに対してモブモブ言ってるかっちゃん、この後の本編で「周りがモブに見えちまうなぁ!?」とか「まだモブか…!」とか言うとは思えない言動でヒッデーな!いや本編でも今回に割と近い時期に「クソデクモブはあ!?」とか言ってたので原作遵守な描写ではありますが!
力無さんや彼を見下したモブに圧かけてたのはこれ痩せたい夢女子が推しに自分罵倒させるやつ!ってなりましたね。大半の人が何のこっちゃだと思うので説明すると、一部の夢女の間では二次元キャラにデブとか豚とか自分を罵倒させて、それでダイエットのモチベ維持する文化が存在するんですよ。実際かっちゃんに罵倒されたい勢も一定数いそう…あっ僕はNo thank youです(真顔)。
「くっでえ!!」はまた新しいデクの呼び方!?なんで逆から呼んでるの!!?って一瞬混乱したのは僕だけじゃないはず。しかしその後デクくんのブツブツ解説を要約して伝えたのはここは案外良いコンビでは?こういう不意に噛み合うところを見せてくるのが幼馴染らしさ。
火を点けられないモブにキレてたのはやはり合宿編でのカレー作りパートを思い出すやつ。「文明に飼い慣らされてんじゃねえ」って無駄に壮大な見地からのツッコミが何ともこの漫画らしい…というか、どうしても”個性”で堂々と文明の利器作って火点けてたヤオモモ思い出しちゃうよ!ここまで言うからには多分かっちゃんは「爆破」使わずとも火起こせるのでしょう、才能マンだし。
Part4.切島鋭児郎
ブートキャンプのような企画だと切島くんのような直球にアツい子がいるとやっぱ士気上がりますね。チンピラムーブするデクを見て感激してたのはちょっとどうかと思ったけどw
Part5.上鳴電気
やっぱりあのアホ顔が一瞬で出せるインパクトは侮れないものがあるなあ。今回集中線寄せられてデカデカと描かれたコマの脱力感すごかったもんw
Part6.虎
ゴツい体格でプリキュアめいた衣装着てる成人男性が圧かけて逃亡制止してくると…こわい!