※この記事は「僕のヒーローアカデミア N.403 The End of An Era,And──The Beginnig」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
【表紙】
力強く口開いて拳握るデクくん最高!これぞWJで9年間主人公やってる男の勇ましさ!
ちょっと体育祭の轟戦の「全力でかかって」「来い!!」を思い出すポーズと構図でもあります。
あの時は指ボロボロにしてた彼が今無傷の拳を握れてるの、マジで感慨深すぎる…!
【巻頭カラー】
アーマードオールマイトのカラー確定してるよっしゃあああああああ!!!まあベタで塗られてたし元々黒だろうなとは思ってましたが!
しかしいざ色が付くとますますバットマンモチーフっぽく見えるなあ…その中でツノ部分の黄色が良いアクセントになってる。
【ヒロアカ本誌】
ぎゃああショタ俊典くんかわいいいいいいい!!!!全く予想してなかった供給でビビり散らしましたよ!クッソ母性刺激される…!
なんつーかオールマイトにもこんな時代があったんやなって。当たり前の事実なのに画としてお出しされるまで全然意識してなかった…。
お母さんも美人よのう。二つに分かれた長い前髪が息子のツノ部分と同じで確かに母子だと思わされる。
アイロン中止して困ったような笑顔で一緒に絵本読んでくれるこの大らかさ、まさに太陽のような存在感ですよ…この人との日々を奪ったヴィランはマジ許されない。
ショタマイトが読んでるのがアンパンマンなのはこの人に相応しい一冊…!
まずこの世界にアンパンマンがあるってのがすげえ親近感!!
誰もが知るヒーローとしてこれ以上ないチョイス。自分の肉体の一部渡すってこれ以上ない自己犠牲の形だからね…OFAの譲渡と一緒。
場面戻って現実。大・爆・殺・神ダイナマイト(仮)に刺してるの、これエンデヴァー戦でも見せてたドリルの”個性”じゃん…。
前回あのヒキで不発なの、マジで絶望感デカすぎるんすけど…無理やり前向きに捉えるなら敵であるAFO自身が自殺止めてくれたとも言えますが。
「凝血」でオールマイトの動き封じるAFO、なんか舌までステ様みたいに爬虫類っぽくなってる!キショ!ってのはステ様に失礼すぎますが!!
自分の”個性”を崇拝してたヒーローの尊厳破壊に使われるの、ステ様に対しても尊厳破壊だよなあ…何この嫌すぎる一石二鳥。
AFOが口角上がりすぎて口裂けてたのはあり得なすぎて笑っちゃったよ!口裂け女ならぬ口裂け男!
口裂けたような笑顔といえばトガちゃんを思い出しますが、こっちは到底世界一カァイイとは言えませんわ…。ここだけなぜか「巻き戻し」で修復されないのも何かジワる。
わざわざオールマイトの絶望顔待ってたAFO、クッソ邪悪~!殺すだけなら前回の時点でできたのにしなかったの、このため!?
A組全員分のアイテム使わせてからじゃないと希望が残っちゃうから!?ここでそんな負の拘り見せてくるの、変態すぎていっそ称賛するわ…。
オールマイトの血液型はA型。で、A型は「凝血」の効果時間がO型の次に短いんですよね。
これは何とかそれまで生き延びればワンチャン生存あるか…?いや効果解けてもどっちにしろ独りじゃもう動けなさそうな状態ですが。
でも一応こういう考察しときたいじゃん!?
いやあちょっとこれ、ステ様の助太刀が仇となった印象が強すぎるんで、次回以降精神空間における参戦を期待したいです。
”個性”発動しようとしたらしがみついてきたみたいなしつこさ求めたいんすよ!死んでなおそういうオールマイトガチ勢っぷり見せつけてほしい。
ジェントルが安定させるもAFOに再びバランス崩される†天空の棺†、無情。これ狙いがズレなかったらジェントルが撃ち抜かれてたんか…マジで心臓に悪すぎる。
そんな状態でもカメラを向け続ける永白くんが救いです、ヒーローと人々を繋ぐことへの熱意がすごすぎる。
AFO照射に向かうはそれぞれX-66に乗ったイーサンたち。「スターの憧れだ!」は殉職した彼女の憧れであるオールマイトなら、
AFOを倒す為にレーザーの犠牲になっても本望だろうってこと?本来なら酷い扱いですが、事実直前に自爆しようとしただけに責められねえ…!
で、FIREと照射する前に片腕で全機薙ぎ払われたのはウッソだろおい…あまりに呆気なさすぎる。まあ今さら戦闘機如きに手間取るAFOじゃないのは分かってましたが、
これでもうイーサンたち死亡!?この一コマで!!?ご都合でもいいから生存してほしいんですけど…!
見せびらかすようにオールマイトの体掲げるAFOうわあああああ!!!前回雑に運んでた時点でヘイトヤバかったのにまだ高めるのかよ…!
いい加減にしろよお前ゴラァと胸倉掴みたい気分なんですけど!いやホント、悪役としては実に良い振舞いしてます。当然褒めてる。
No.400でオールマイトが誰か祖母に尋ねてた少年、
No.389で祈りを捧げてた女性、
No.384ラストの見開きにいた兄弟や揺り椅子に座るツノ頭の老人──
…と、今までのモブの描写の積み重ねが最悪な形で収束してるなあ。全世界で絶望的光景を目にしてる実感を高めてる。
「オールマイト逝くっオールマイト逝く!」はそんな場合じゃないのにこのテンションに笑ってしまいました。
なんかここ、弱りきったオールマイト見て興奮してる変態みたいじゃね!?イキそうなのはお前だろとか思っちゃったよ!セリフの勢いで笑わせるのやめて!?
映像を観てる中にはメリッサとグラントリノも。メリッサはNo.384やNo.396でも描かれてましたが、「おじさまっ」と言葉を発したのはこれが初ですね。
いやその最初の一言がこんな悲痛なセリフとか嫌すぎるんですけど…!映画キャラの使い方エグすぎるんですけど…!
ミヂって擬音見てもしかしてAFO、オールマイト引き千切ろうとしてる!?そんな五条先生の二番煎じな殺し方いらねえんだけど!?とか、
塚内さんのヒロイン力すげえ…とか、動揺しつつ死柄木留めてるデクくんえらいとか、色々なこと思いながらページめくったら、
っしゃかっちゃんいたオラアアアアアアアアア!!!!!!立ってる!ちゃんと立ってる!自分の脚でちゃんと立ってるうううううう!!!!
大・爆・殺・神復活祭じゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!ダイナマイッッッッッッッッッッッッッッ!!!
もう前ページの時点でかっちゃん来るよな来るよね来ますよね!?と期待高めてたわけですが、いざめくれば見開き右上に視線を一点集中、
からのカメラズームするようなお顔アップでテンションPlus Ultraさせられましたね~…!生存確定までの盛り上げが上手すぎる。
思えばデクの到着時も見開きで死柄木を左下手前に配置、デクは右上に小さく描いてめくったらお顔ドアップって構成でしたね。
ページの中で一番最初に目がいく右上にまず注目を集めるのが実に漫画的な演出。ワンテンポ置くことでより盛り上がりが増すといいますか。
そのアップで映されたかっちゃんの苦しそうな顔が逆に生の実感を与えてくれてます。
血に染まってコスチュームもぼろぼろ、ギリギリの状態で動いてるのが伝わるんですけど、それでも目を背けたくはならない。
逆に絶対見届けなきゃと思わされる生命力があるんです。
何ならこのぼろぼろの姿こそメタ的には勝利フラグまであるなあ。
神野、エンデヴァー戦、そして今回としつこいくらいに「手負いのヒーローが最も恐ろしい」と強調されてますし。
今のかっちゃんこそ再びそれをAFOに思い知らせるに相応しいコンディションだろうと。
オールマイトの左腕が不発だったのも納得です。かっちゃん自ら左腕で爆破浴びせて真の大・爆・殺・神ダイナマイトを見せつけるんじゃないかと。
右腕折られて「右の大振り」が封じられた今、雪辱果たせるのはVol.29表紙でデクの手を取ろうとしたあの左手しかない。
そして左手には今、ちゃんと例のオールマイトカードが…!なんつーかちょっとこれがあの世から帰る為のチケットのようにも見えますね。
カードに描かれたマッスルマイトがこっちに来るのはまだ早いぜ!と言ってるみたいな。そんなロマンチックな捉え方したくなる。
カードがオールマイトの道のりに在る輝きそのものとして扱われてるのも尊いです。
デクとかっちゃんがそれを手にして喜んでるように、後からその道を歩む者にとっての希望になれたんやなって。
これを嬉しそうに見つめる幼馴染可愛すぎてクッソ庇護欲刺激される…!
こんな強めにオールマイトへの矢印描かれてるのに片方だけしかサイン貰えなかったら不平等すぎるんで、
やっぱこれかっちゃんだけじゃなくデクもカードにサイン貰う説ない!?前にも書きましたが、一緒に「「してあるー!!!」」ってリアクションしてほしいんですよ!
最後お互いを見つめ合うデクとかっちゃんは芸術の一言!ここ通じ合ってる!この遠距離なのに目と目でお互いを捉えられるの、確かに魂で通じ合ってますよ!!
シンパシー迸ってる!!これがオールマイトに憧れた者同士の成せる業なのか…!マジで神秘さハンパない。
かっちゃんまだこんなに柔らかい表情できたんだ…とか、デクくん相変わらずギャグみたいな量の涙なのに全然違和感ないとか、
もう本当ずっと浸っていたくなる見開きですね…!改めて画の力が強すぎる。これをWJのクソデカサイズで眺められることに感謝しかない…!
サブタイ演出も秀逸でした。冒頭の『The End of An Era,And(時代の終わり,そして)──』の時点でハイ神回確定!と確信し、
ラスト幼馴染と共に『The Beginning(始まり)』と示されればコイツらこそ新時代の象徴なんやなって。時代って単語が全然大袈裟に感じない。
いやあ今回本当すげえもん見たな…!前々回までオールマイトの再デビュー戦なのにかっちゃんが介入していいんか…?とか思ってたのに、
前回で期待高めて今回見事スタオベさせられたもん。マジで堀越先生の狙い通りに感情を操作されてる。読者として本望すぎんぜ…
復活した今だから言えますが、あの特攻からの心臓停止が「最大の見せ場」だったら正直クソダサすぎましたからね!
アレで出番終了だったら堀越先生もわざわざJFで前振りせんだろうと。だからペンライト両手に待機してて正解だった。今全力で振ってますよ心の中で!
かっちゃん心臓停止が22/08/08発売の36・37合併号掲載のNo.362。最後に体が描かれたのが23/01/30発売の09号掲載のNo.379。
長かったような短かったような…終わってみれば丁度いいくらいだった感覚ありますね。期待維持させた上で復活が決して軽くはならない期間。
真面目な話、かっちゃん今の体でどの程度動けるんだろうか。彼自身はギリ平気だとしても心臓にいるであろうエッジショットは大丈夫?
てかエッジショット今生きてる!?これで死んでたらかっちゃん活躍しても喜べないんですけど…!マジでふたりとも生還してくれ。
前回に続いてジーニストや上鳴くんの描写がありませんでしたが、彼らもかっちゃんの蘇生に協力したのかな。
繊維の操作や電気ショックは心臓修復する上でエッジショットの補助になり得ますし。とりあえずどうやって復活に至ったかある程度の描写と説明は求めたい。
そして最も心配なのがやはりオールマイト…!時代の終わりとかいうサブタイだったり道振り返る演出だったり、何かこの世去りそうな儚さですが、いや死なんよね!?
ここから助かるフラグだよね!?ここまでエモく復活して結局救けられないとか信じたくないですよ!