※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.405 ラスボス!!」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
冒頭、再びナイトアイと対話するオールマイト。幻覚とはいえ予知した本人が「運命が捻じ曲がったんだよ」と言ってくれるの、有難え~!
いやメタ的には前回の時点でもう生存確信してましたけど、作中で明言してくれるのは手厚すぎんよ!一読者としてマジ助かる…!
夢の終わりは生命の終わりにあらず。ここで彼を生かした〝約束〟に引子さんの「命に代えないで~」も含まれてるのが嬉しいっすね…!
ただの主婦でもNo.1ヒーローに前向きな影響を与えられるんだなって。母は強し。デクだけでなくオールマイトまで庇護してんよ…!
ナイトアイの「八木俊典」呼びもグッとくる描写…!〝オールマイト〟ガチ勢だった彼がそれ以外の名で呼んだのが新鮮なんですよ。
架空(コミック)ではなく現実(リアル)の人間であることを意識した呼び方。やっと人として幸福を享受していい段階に入ったんやなって…。
オールマイト本人は「幻覚に何を言わせてんだろうね私は」と自虐的でしたけど、ここのやり取り充足感ありすぎて、正直幻覚だろうが妄想だろうが全然構わないっすね!
だって本物もきっと同じこと言ってくれるもん!オールマイトの中のナイトアイ解像度高いっすよ!
減速して着地──!!するかっちゃんを観た人々が彼を思い出してるの、着々と知名度高まってるぅ~!連合に拉致られただの体育祭で拘束されただの碌な思い出ねーな改めて!
唯一良いエピソードのサイダーハウス戦はインタビュー全カットされたからしゃーねーけど!!
地味にかっちゃんを覚えていた見ろやくんが好印象でした。もちろん彼はエンデ一筋ですけど、だからって他のヒーローへのアンテナが鈍いわけじゃないんだなって。
連合による拉致は忌まわしき記憶とはいえ、その姿を見て反応してくれたのが嬉しくなれたんですよね。
他にもツノ頭の老人にタブレット観る兄弟に街灯近くの人々に──…と、No.384の見開きから続くモブ描写。
特に最初メガネの男性とパーカーの女性をスルーしてた二人組が、今PCの中のかっちゃんに注目してくれてるんすねえ…細かい変化。
これも一つのエネルギーか。
で、次叫んだのは真幌ちゃんんん!!!?ヤベェちょう久々の堀越先生作画の島乃姉弟マジ可愛すぎる…!
つーかここでバクゴーって呼んだってことはライジングは正史じゃん!OFA受け継いだかっちゃんは正史なんじゃん!!いいんすかこんな贅沢な史実確定しちゃって!
「バクゴー!!」ってカタカナで呼ぶ印象が一番強いのは真幌ちゃんだったんで、今回はそのイメージドンピシャでしたね~…!
CV.黒沢ともよで脳内再生余裕だった。かっちゃんのヒロインポジやってくれる女の子なんてこの娘くらいですからね!?マジで感謝感謝ですよ!
こうなるとWHMのオリキャラであるロディも登場期待してしまうな~!実際メリッサや島乃姉弟と違って彼だけ後ろ姿すら描かれてないのは気になるんですよ。
No.384で描かれてたのは弟と妹だけですし。
ここまで存在隠すってことは何かデカいサプライズでもあるのか…?
かっちゃんの「ヨボヨボのじいさんがよ」は相変わらずの減らず口!「老骨」とか言ってたAFOと大差ない表現なの、いいのコレ!?ってなる感覚もだいぶ久々だな!
もはや懐かしい!!でもデクくんには「オールマイトはおじさんじゃないです…」って怒られるべきだよ!
で、急に血吐いたかと思えばエッジショット生きてる^~↑帰ってこれた~AHAHA生きてる!ああ^~生きてるよぉ~!
ぶっちゃけ「最大の見せ場」予告されてたかっちゃんよりも彼の方が心配でしたからね!それだけに今安堵感が本当もう、ハァ~…!言葉になんねえ!!
活真くんは映画ライジングの時点でエッジショットのファンなのが描かれてましたが、
前ページでグッズ片手に出演してたのは復活のささやかな前振りだったんだなあ。
TUMではコスプレするほど好きなのが強調されてたし、
エッジのファン代表としてはこれ以上ない人選。
しかし命懸けの大仕事の後で申し訳ないんですが、このデフォルメ効いた姿だと正直可愛らしすぎて、息切らしててもあんま緊張感ない…!
やっぱこのヴィジュアルマスコット感強すぎるよ!架空がどうとかの話の後に架空そのものな絵ヅラ出してくるの面白すぎるだろ!
隣で悶絶するかっちゃんもクッソ面白いです。まずヨボボボ言ってたのが「ヨボヨボのじいさん」呼ばわりのインガオホー感あってウケたんですが、
その後フーッフーッ耐えてるとウンコ気張ってるみてーだよ!このコマエッジと合わせてギャグ係数クソ高かった…!
真面目な話、自分の体切り離して処置したってマジでエッジショット大丈夫…?ミルコに言った「首だけになっても喰らいつけ!!」の通りになってんじゃん!
えっこれ今の戦い終わったら全部くっつきますよね…?時間経てばかっちゃんの臓器自力で動きますよね…?
「ありがとう先輩」!?お、お礼言ってる…!?あのかっちゃんが!?エラい!とか褒めてたら親バカみたいで嫌なんですけど!!いやでもこれは意外性激つよですよ…!
一応オールマイトや切島くんにも言ってるんですけど、
このキラめきは受ける印象が違いすぎる。
てかねここのかっちゃん、心臓の鼓動がいつのまにかズクンに変わってて笑っちゃいましたよ!
これ出久(いずく)の「ズク」…ってコト!?
さすがに堀越先生が意識してるかは怪しいですが、与太で擦るには充分だよな~!?もう心臓鳴る度にデクくん呼んでるじゃん!
回想、エッジショットin爆豪勝己。心臓になる宣言した時点で超ハードミッションなのは分かってましたが、
自分orかっちゃんを選ばなきゃいけない状態まで追い込まれてたのか…。そして恐らくかっちゃんを選ぼうとしてくれたと。いやホント、足向けて寝られねえ…!
で、例の光る汗で再び心臓動いたのはコレ、いわゆる強心剤ってやつ!?
ダイナマイトの原料であるニトログリセリンは同時に狭心症にも使われるので、それに近い性質を持つかっちゃんの汗は自身の心臓を動かし得ると。
いや正直専門的なことは全然分からんですけど!
自分の”個性”で自分の命救ったかっちゃん、マジで自力で尻拭いするスタイル貫いたな~…!
もちろん〝繋いだ〟エッジショットの存在は不可欠でしたが、蘇生の最後の因子が「爆破」の産物なのは「自分で助かれや!!」とか言ってた彼らしい。
それでこそヒーローだよ!
「凝血」でオールマイトが動けないのは細かい描写。そういやデクや飯田くんも保須で血舐められても普通に喋れてたもんな…。
となると前々回オールマイトの表情が固まったのは”個性”の効果ではなく、それからくる絶望による反応ってことか。より業が深いよ堀越先生!
〝大・爆・殺・神ダイナマイト〟贈呈はこれ以上ないサプライズ~!自爆時にヒーロー名出さなかったの、この儀式を残してたからだったのか…!
もうこれだけでかっちゃんの疑似”個性”で死のうとした件とか諸々全部許せるんですけど…!新旧マイトの継承尊すぎる…!
振り返るとかっちゃんはマジで〝右手〟の歴史が深いです。幼少期にデクの手を拒み、AFO先生にはブチ折られ、それでもなお前回のアクロバティック回転キャッチ。
その右手に彼のヒーロー名を冠した装備を授けるの、オールマイトから贈れる最大限の勲章だろうと。
腕近づけただけでガシャガシャ移動させられるお手軽さにちょっとジワったんですが、いざ譲渡完了すれば「添え木くらいにはなる」って言葉の説得力はしっかりありますね。
添え〝木〟って単語チョイスがまた良いワケですよ、八〝木〟の木であり〝木〟偶の木。
〝大・爆・(中略)マイト〟見つめて笑うかっちゃんかわえええええ!!!!何このニヘッって感じの顔反則だろ!キミこんな表情できたんだ…ってもうn回目な感想ですけど!
でもこの笑い方は幼い印象強すぎんよ~…!純粋なオールマイトファンとしての面が表出してる。
「こんなものしか…与えてやれないが…」が寂しく聞こえてしまったんですが、もしかしてこれOFAを与えたデクと比べてるのかなあと。
でもそんな申し訳なさ感じる必要ないんすよ!だってこんな笑顔にさせてあげられたんだもん!確かにデケェ授け物できてますよ!!
このダイナマ授与だけでもうかなり満足度高いんですが、これでまだサイン貰うイベント残ってるってマジ!?そんな贅沢なことあっていいの!?
次はどんなかっちゃんの表情が見られるか楽しみすぎる…!もちろんデクくんのもな!ふたりセットで頼むオールマイト!!
両腕もがれたAFO先生血管ビキビキで草ァ!と笑わされつつも、ターゲットをオールマイトからOFAに移すくらいの冷静さは流石にある様子。
いや正直この判断遅すぎだけどな!殺す事自体はいつでも出来たのに公開処刑に拘りすぎなんよ!その結果救出されちゃ世話ね~!
vsAFOプレイバックの見開きは壮観!コピペだけど演出としてハマってるから全然違和感ない!!]
前回の祈るモブたちの見開き同様、効率的な省エネ作画の好例と言っていいでしょう。何気に直接ダメージ与えた訳でもない峰田がこのメンツに入ってるのが嬉しいポイント。
そのトリを飾るようなラスボス宣言は最高のインパクト!AFOからすりゃこれまでの戦いはボスラッシュって発想は目から鱗だったな~…!
読者目線でのラスボス相手にラスボス名乗ってるのがかつてない余裕を感じる。マジでラスボスのUTSUWA感じたよかっちゃん!!
「(風は僕に吹いていた筈だ!!)」からの爆風伴うBOOM最高!吹いてねえよバカと物理的に主張するかの如き一撃だな!!前回はかっちゃん単独でAFOに勝てるん…?
と疑問でしたが、もうこのまま勝っちゃってもいいくらいのテンションになってきた…!それほどの鮮烈さ。
「おまえに拭えねぇもんは俺たちが拭う」は謝罪後デクに向けた言葉。
それを今OFA(あいつ)と単語当てるの、これはライジングでOFA継承したままだったらできない表現…!
継承者にならなかったこそ言える台詞です、譲渡展開を映画で消化したからこそのネタやってる。
次回はこのままvsAFO続行?それともvs死柄木に転換でしょうか、2ndの反動のあるデクが心配ですし。
他にも黒霧に飛ばされた相澤山田組や殆ど描写されてない瀬呂くんサイドなど、カメラ移りそうな戦場はまだあるんですよね。上鳴くんたち他の棺メンバーも気になる。