※この記事は「※僕のヒーローアカデミア No.369 連なる星霜」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
【本編】
回想、超常黎明期の2代目vsAFO。AFOが片手で首根っこ掴んでるの、かっちゃんの時と一緒じゃ~ん!
OFAの(元)金魚の糞の扱い方が変わらなすぎんよ!!
先祖説もうほぼ否定されたから何の懸念もなくハシャげるな!血の繋がりなくしてかっちゃんが2代目に及ぶ存在だったのが嬉しすぎる。
前回サポートアイテムの存在から何らかの物体の射出が当時の「変速」の使用法と予測しましたが、
#ヒロアカ本誌 ちょっと気になるのは2代目が初代との初対面時に左腕のサポートアイテムを向けてたこと。この構えから察するに、彼が現役の頃はこのアイテム内部の何かを「変速」させて射出するのが主な使用法だったんじゃないかと。自分自身の「変速」はリスク高い奥の手だったように思える。#wj44 pic.twitter.com/eVUmFsqzAB
— コウ (@s_g_hrak) 2022年10月2日
AFOの背後から飛び道具操ってたのを見るに大体当たってたようで。
AFOの「豆鉄砲」って例えからしてもこの弾を両腕のアイテムにセット→加速して射出が2代目の戦い方だったと思われる。
瀕死の状態でも不敵に笑みを浮かべる2代目、かかかカッケェ~~!!!菜奈さんの「世の中笑ってる奴が一番強い」を地で行ってる…!
ここで余裕を見せられるってことはOFAはすでに3代目に譲渡済みなんですかね?だからここで自分が死んでも問題ないと考えて最期にAFOを挑発したと。
逆にAFOが恨めしげに泣いてる理由は何だろう、そんなに2代目に弟NTRれたのが悔しかった?(寝てから言え!)しかし涙ってのがコイツにしては意外な気がするんです、
心の欠落とか言われてたけどバリバリ負の感情あるやんと。+αで他にまだショックな事実があったように思えなくもない。
「細胞一つ一つにまで作用するに至った」って解説からして2代目の頃は自分への付与は不可能な"個性"だったっぽいですね。
恐らく一度に「変速」できる質量・体積・個数辺りに制限があるっぽい?その上限がOFAによる強化の結果大幅に更新されたと。そう考えると改めてOFA様様すぎる。
続いてAFOに喰らわせたのはただのデトロイトスマッシュ…ではなく「五重(クインティプル)」!前回のヒキの時点で満足感あったのにまたPlus Ultraしてきたな~!
同心円状に広がる衝撃が連撃の表現として分かりやすい。深く重いダメージ与えた快感がダイレクトに伝わってくるんです。
ちょっとワートリの遊真の黒トリを思い出したのは僕だけじゃないはず。
思えば前回の「黒鎖(こくさ)」も『鎖』印(チェイン)っぽい。
まああちらの「五重(クインティ)」からは名前ズラしてるしパクリと言う気はないです、仮に意識してるとしたらむしろリスペクトと呼ぶべきでしょう。
案の定遅れて次のページに及んだSMASH×5もめっちゃ秀逸な表現だな!この音の重なりによって怒濤のスピードで拳叩き込んだのが瞬時に理解できる。
スマッシュに限らず全てのアメコミ風オノマトペが印象的な本作だから活きる技法です、まさに漫画だからこそできる表現の欲張りセット。
前々回もSMASH!!×2とオノマトペが重なってましたが、これもスマッシュ二発打ち込んだことの表現なんですかね?
いやSMASH!!に貼られたトーンがそれぞれ違うからもう一発は死柄木のもの?
で、激突の結果デクが勝ったから、死柄木のSMASH!!の上にデクのSMASH!!が重なる形になったと。
次の攻撃を読まれてカウンター喰らいそうになった直前_____「一速(ロー)」で減速!ははあなるほど、ここで単なる加速じゃなく「変速」である意味が効いてくるワケか…!
OFA単体じゃ不可能な回避の仕方で感心した。これを「危機感知」と組み合わせて実現する発想がデクらしすぎる。
続けて「煙幕」で視界封じ→「浮遊」で急上昇→「黒鞭」で拘束!この畳みかけるような"個性"の連続使用、クッッッソキモチいい~!!
一つ一つの"個性"自体はシンプルながら、然るべきタイミングで繰り出すとここまで効果を発揮するとは…!AFO視点でその翻弄される焦燥を味わえる。
AFOを捕えたままブツブツ解説してるデクさん、これぞ本家のナードムーブ!かっちゃんが腕折られた後ブツブツ言い出した時点で恋しくなったんで、
今回久々に聴けたのは安心感パねえ~!もう何年も聴いてなかったような懐かしさ。ここでデクらしさを浴びれたのが幸福すぎる。
さきほどの五重(クインティプル)が「発勁」における動作の繰り返しにカウントされてたのも感心できる挙動です。
攻撃と同時に次の攻撃のエネルギー蓄積も兼ねてるとか、一石二鳥で無駄がねェ~!AFOハメ倒す永久機関が完成しちまったなアア~!!これでOFA賞はデクくんモンだぜ~!
再び「変速」の構えを取るデクを支えるように広がる歴代のイメージ、先代としての圧が強すぎる…!まるで格ゲーのタイトル画面のようなオールスター感だな!
OFA継承者全員が一コマに収まってるのが過去最高の満足感。"個性"をフルに使ってAFOに立ち向かってる実感を得られてます。
「授かったものを何の為に行使するのか」「その〝意志〟に力は宿るのだ」は以前壊理ちゃんに説いてた包丁の例えとほぼ同じ内容の台詞。
デクとは全然違う時代を生きた2代目が同じ考え述べてくれるのがグッときますね…!いくら時を重ねてもその真理は黎明期の頃から不変なんだなと。
一方ネジレちゃんを避難させるルミリオンもヒーローとして立派な役目。物陰には彼が運んだと思われるサンイーターと、ミルコ…立ってるぅぅぅ!?
前回の時点で薄々予感してたけどやっぱ復帰するつもりなんかい!
#ヒロアカ本誌 一方ルミリオンはミルコの手当て…というかまた義手装着させてる?もしかしてこれ、ミルコまだ復帰する説あり得る!?いやこの一コマだけでは断定できないですけど、ミルコならこっからさらに粘ってきそうな圧あるんだよな~!強くは要求しないですけど復帰するなら大歓迎ですよ!#wj44
— コウ (@s_g_hrak) 2022年10月2日
いやしかしこの状態でラスボス相手に何やらかすか全く想像つかん…!
エッジショットin爆豪の無事をひとまず確認できたのも嬉しい描写。いやもう正直かっちゃん自身よりエッジの方が安否心配な段階に突入してますからね、ハイ。
このままかっちゃんの体内で糸状から戻れなくなったら色々後味悪すぎるんで、この一コマは素直に生還フラグだと信じたい。
万縄さんの完遂発言意識してから渾身のスマッシュ!衝撃で散らばった数々の指が死柄木のダメージ演出として相応しすぎる…!
こんな悍ましい物体なのにまるで散る桜の花びらのような儚さを感じるんですよ、「拒絶の形」とまで言われた防御形態をブチ破った事実が瞬時に理解できる。
2代目の「だから人はそれを」「〝個性〟と呼ぶのだろう」もなァ~…!"個性"という呼び方の意味付けとしてもう完璧じゃあないですか…!
異能そのものではなく異能を使う理由、その〝意志〟こそが"個性"であると。散々他人の異能奪ってきたAFOに突きつける言葉として相応しすぎる。
感応し始めるOFAとAFO。死柄木の腹部のドス黒い穴は実際に空いてるワケではなく、本人とOFA継承者にのみ見えてるイメージって理解でぉk?
その奥に分裂に苦しむAFOがいると。そう考えると結構シュールな光景だな…w死柄木のお腹の中でちっちゃいAFOが蠢いてると思うと面白すぎる。
初代の「円らな瞳の青年」発言に合わせて「※TSUBURANAHITOMI」って注釈されてるのもウケるな!ここまで読んできた読者なら多分ルミリオンのことだと全員分かると思うんですが!!
シリアスな場面で急にこういうおふざけ入れるの、これもユーモアのない社会には云々ってやつですか。
今回のサブタイは「連なる星霜」。初代の言う「これまでの継戦」はもちろん、AFOに喰らわせたSMASH×5も指してる気がしますね。
OFAに連なった歴代の"個性"、SMASHが連なった五重(クインティプル)、死柄木に連なったダメージ…全てを指して「ここに至るまでの連なり」なのだろうと。
デクにまだ倒れるなと言う2代目。ここのデク、ややガンギマった表情しててちょっとヤバくね…?前回言われてた「5分以内で倒せねば~」の症状が早くも表れてるように見える。
作中で「変速」発動から今何秒経ったか不明ですが、ここからAFOが粘ってくるなら危機感持たないとヤバい。
自分はまだ"個性"使えてないと憤るAFO。正直読者としてもこのまま死柄木がフルに"個性"使えずにKOされるのは物足りなさすぎるんで、
ここで復帰√入るのはまあ既定路線ではあるよな。せっかくのラスボス戦なのに主人公側だけ一方的に"個性"使いまくって決着迎えたら勿体なさすぎる。
何かを閃いて仰け反るAFO。…の後ろに走ってる衝撃のエフェクト、よく見たら形が"個性"の光でしかも数9つじゃん!
アニメでデクやオールマイトがOFA使う直前に光が走るあの演出じゃん!!
よくも元から自分のものだったかの様にパクリやがって、この顔金玉野郎ォ~~~~~~!!!!
まあAFOに連なりがないとは言いません。でもそれは皆で力を合わせてできたヒーロー側の「連なり」とは全くの別物だろうと。
その周到さは評価するけど本質的には全く異なるだろうと。にも関わらず自分も連なりがあると主張してきたのがこう、終盤の無惨様みたいな烏滸がましさだ…!
AFOが思い出したのはスピナー!肥大化した身体でヨダレだらだら垂らしながら徘徊してるの、やっぱこれ一周回ってギャグだろ!
筋力up知能downしたことでオールマイト(マッスルフォーム)に一コマで瞬殺されそうなモブ感が増してる。巨大化は負けフラグって言葉を意識させられますよ!
AFOの言う「連なり」はスピナー…というより、彼が奪還を目的としてる黒霧?
「ワープゲート」が使えるようになれば†天空の棺†からの脱出も、「分断」の意趣返しも可能になりますし。
いやまず黒霧奪い返せるかも不明なのにそんな希望託していいのか…?って疑問は当然ありますが。
そう考えるとやはりスピナー自体に何か仕込みがあるのかな~…つってもその内容は全く想像つきませんが。
でも死柄木と特に仲良かったスピナーならAFOが目をつけるのは納得ではあるんです、それだけに捨て駒扱いされた末に命を落としてしまうのが怖い。顔金玉ならやりかねない。
いずれにしろ黒霧を奪い返された場合、いよいよ相澤先生と物間くんがヤバいよなあ…「抹消」解くために真っ先に狙ってきそう。
自分自身が「ワープゲート」で接近してもヨシ、彼らを「ワープゲート」に通して解除→切断してもヨシ…で、あらゆる手段で殺しにくることが想像される。
前回も言いましたが、†天空の棺†が海面に近付いてるのは陸地と違って「崩壊」の伝う足場がないステージに移動し、死柄木に"個性"フルに使って戦わせるためと僕は予想してるんですよね。
#ヒロアカ本誌 死柄木が跳んだことで揺れる†天空の棺†。死柄木の重さで降下してる情報はNo.359でも示されましたが、もうだいぶ海面に近づいてんな!?もしかして「抹消」が切れた後お互いフルに"個性"使って戦わせる為の移動なんですかね?海上なら地上と違って「崩壊」が伝う足場ないですし。#wj44 pic.twitter.com/hlNAsonkIm
— コウ (@s_g_hrak) 2022年10月2日
というか雄英側も万が一そうなることを見越して意図的に海上に移動させてたんじゃないかと。
で、その前提だと少なくとも相澤先生か物間くんまたはその両方が〝「抹消」を発動できない状態〟に陥るのは確定なんですよ。それが現時点で一番の不安要素。
ここから彼らが重傷または死亡するのはさすがに絶望的すぎるんで、それ以外の原因による「抹消」解除で済むと信じたい…。
次回はいったん視点移ってセントラル前?だとしたら対戦カードはやはり障子vsスピナーでしょうか。
障子くんはいずれ素顔が明かされる(Vol.W参照)と語られており、
その素顔を昔とある少女に畏れられて泣かれたエピソードもある(ウルアナ参照)ので、
それらの設定の開示に期待したい。
【作者コメント】
「昨年末にあと一年くらいと宣言してから十か月ほど経ちました。反省しています。<耕平>」
まあ正直6月くらいの時点でたぶん皆今年中に終わらないの察してたし…。