※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.325 つながるOFA」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
駆け寄ろうとした峰田を制してくれた飯田くんはさすが委員長!ここは職業ヒーローじゃない「みんな」=民衆が"あと一歩"を踏み出す場面だから、
卵といえどヒーローである彼らは見守るべきなんだよね。お茶子の言葉の真意を理解してくれて有難すぎる…緑茶飯の友情は不滅です!
洸汰くんは「緑谷兄ちゃん」呼び。てっきり活真くんと同じ「デク兄ちゃん」かと思ってたけどヒーロー名教えるシーンなかったからこっちの方が自然なのか。
子供らしい口調には泣けるけど「おまえ(爆豪)に似てねえか?」とか言われてたツン期と落差ありすぎるのは正直ジワるよ!
「来たよ!」はオールマイトの「私が来た!」を彷彿とさせる言葉。こんな幼い子供でも平和の象徴と同じヒロイズムを宿してるって証左だよな…。
「もう泣かないで大丈夫だよ!」と告げる顔は涙でボロボロで…今目の前で泣いてるデクと同じ不安定ながら確かな光を感じる表情だ。
デクを起こしてあげる一般女性デッッッッッッッッッッッッッカ!!!!!!!改めてデッッッッッッッッッッッカ!!!!!!!!!!
洸汰くんの背この人の膝くらいまでしかないじゃん!!!!ケツもタッパもチチもデカすぎる…冗談抜きでオールマイトと同じくらいデカくない?
「異形は入れられない」とか許せね〜!!こんな心優しきお姉さんを…!とはいえ異形を理由に自警団に襲われてたのを踏まえると予想できる対応ではあったな…。
彼女を避難所まで連れて行って断られた時のオールマイトの悔しさを思うと…やっぱ母校が最も寛容って結論になるか。
「でも君にまた会えたから」「ラッキーだ」はヒロイン力高すぎィ!何すかこれ恋の始まりすか!!ポロと垂れた前髪が可憐すぎる。
でも大変申し訳ないけど我らがお茶子さんがヒーロー力+ヒロイン力の総合でブッチギってんだよなあ。一般女性には暖かくデク茶を見守ってほしいぜ。
「士傑じゃダメなのか!?」にいやそれ士傑側に負担を押しつけるだけじゃろがい!と思ったらすぐモブのお姉さんがほぼ同じ事言ってくれて助かりました。
デクと関わりのない人にもヒーローを救けたい気持ちが伝播してきとる…!今ここにいない他人のことも勘定に入れられる人だ。
手裏剣おじさんの「俺は"客"で」「ヒーローたちは舞台の上の"演者"だった」は今WHMが公開中なのが皮肉だな…舞台とスクリーンという違いはあれど、
声優は"演者"として役を演じて僕らは"客"としてそれを観る。作中の現状は僕らにとって映画文化が終わったレベルの混沌であると。
だからこそ「俺たち」「いつまで客でいるつもりだ?」が他人事に聴こえないんですよね。声優や俳優が役を演じる場を失った未来を想像させられる。
つい最近WHMを"客"として観てきた僕らもメタ的には「みんな」に含まれてる…そんな読者への問いかけなのではと考えさせられます。
噂になってる男は「敵の扇動役」か「真のヒーロー」か…お茶子に反論してた青年はそもデクがヒーロー側の人間なのかすら疑ってたのね。
酷い偏見だ…と思いつつ、何も知らなかった彼からすれば抱いてもしょうがない不安。だからこそ今デクを見つめ直してくれたのが嬉しいです。
「全部」「取り戻します」と宣言した心強さはいつものデクそのもの…!涙でボロボロだしまだ若干弱々しいけど光の宿った目はもう立派に僕らの知るデクのものです。
ちょっとvsB組開始直前の「大丈夫」「絶対勝てる」っぽいポーズでもある。
あの頼もしさを取り戻しつつあります。
TOP2+ショートoutside雄英。彼らは非難や憐れみの目で見られるから中に入れないのか…自業自得のエンデはともかく他の2人が可哀想すぎる。
特に轟くんなんて完全に親父の巻き添え喰らってるだけですよ!こんな時にA組の皆と一緒にいられないとか彼が何をしたって言うんだ…。
今回のサブタイは「つながるOFA」。デク=ONEとした場合、"ALL(オール)"マイトがONEに繋ぎ、"A(LL)"組がONEを繋ぎ、
そしてウラビティが"ALL(=人々)"とONEを繋ぎ…まさに最高のヒーローになる「みんな」と「僕」の繋がりの結晶。その中心にある力に改めて相応しい名前だ。
みんなが最高のヒーローになった刻_____そこにあるのはホークスが求めた「ヒーローが暇を持て余す世の中」であり、
ナイトアイが目指した「明るい未来」。
雄英生を傘に入れる人々の優しさこそそのゴールへ向かう"あと一歩"。一般女性に傘を渡したデクへのお返しのような光景だ。
ステイン戦で負った怪我を戒めとして残した左手で、同じく歪みを戒めにした迷子(=デク)の右手を引く飯田くん。
その行為はA組vsデクにおける空中手繋ぎから続くもの。
これVol.31の次巻予告にあったネームじゃ〜ん!
なんて大胆な伏線!まさかこんな感動的なシーンだったとは…!
漸く息子に駆け寄れた引子さん、洸汰くんと並んでると本当に幼児にしか見えない峰田、そしてデクを傘に入れてあげるさっきまで文句言ってた青年…
いやもう感無量ですよ!オールマイトTシャツ着てるしこの人も悪い人じゃないんだなって…
むしろファン同士デクと仲良くなれそう。
かっちゃんがガン飛ばしてるのは前々回ジーニストにキレてたモブ。
デクに謝ってもこういう荒っぽさは相変わらずなんだな…w
隣で軽く頭叩いてる上鳴くんに光己さんの幻影を見てしまうぜ。こういう止め方を何気なくできるようになったの、距離の縮まりを感じて尊くなれますよ。
今のA組と民衆のように「一緒に」救け合うのがエンデに足りなかった発想。轟家でいうならこの民衆に当たるのは戦闘能力を持たない夏兄や冬美さん、そして冷さんだよね。
だからこそ「一緒にだ」と改めて親父を諭してくれた轟くんには感謝しかないです。本当偉すぎるよこの子…。
タブレットで校長に一部始終を観せてもらってた相澤先生。退院できない理由は装着した義脚がまだ馴染んでないからか。
ミルコもハイエンド戦で左腕失ってたけどもう復帰してんのか…
生命力強すぎる。ベルトぐるぐる巻いて義腕補強しながらめっちゃ好戦的な表情してたもんなあ。
眼帯をつけた右目はやはり死柄木に抉られて失明したと思われますが、
その"個性"には支障ないんでしょうか。その場合「抹消」は片目のみの視認でも発動するってことになりますが。
視界を一部失ったとはいえ依然強力な"個性"だよなあ…最終決戦ではどんな場面で活かされるのか。
黒霧の姿はタルタロス襲撃前に彼自身の居房で確認されてました。
コイツがダミーでもない限り、襲撃後に黒霧は秘匿搬送されたことになりますが…なんでAFOは彼を連れて行かなかったんだろう。
単にそんな余裕なかったか、あるいは…また何らかの嫌がらせのためにあえて残したか。
白雲の「雲(クラウド)」は黒霧の「ワープゲート」のベースであり、ミルコが潰したジョンちゃんの汚水ワープはその複製。
にも関わらずジョンちゃんのゲートが液状なのは黒霧の霧状のゲートを再現できなかったからでしょうか。複製された"個性"はやはりオリジナルには劣るのか。
ヒミコちゃんの変身時間は「コップ一杯でだいたい一日くらい」。
となれば避難民をまず隔離させるのは当然の対策…ですが、そもその制限はどうやって割り出したんだ。
「変身」した彼女に何名か遭遇したってだけで検証に使えるデータは別になくね…?正直抽象的な説明ではある。
雄英バリアを背にしたオールマイトは護衛もつけずどこ行く気だああああ!!?!?いや何か目的あっての行動だとは思いますけど、
せっかく帰ってきた愛弟子から離れようとしてると不安にはなりますよ!あなたはもうヒーローじゃなくてヒーローを救けるヒーローなんだからさあ!
「雨 未だ止まず───」の煽り通り、漸く"あと一歩"を踏み出しただけで解決には至ってないんですよね。
デクという名前は宮沢賢治の雨ニモマケズが由来なので晴れた時が真の解決の瞬間。