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僕のヒーローアカデミア No.248 『一つ一つ』感想

※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.248 一つ一つ」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

 

 前々回も描かれてましたがお茶子のコスチューム、やっぱり所々変わってますね。

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 具体的には頭部がヘルメットからツイン仕様に変更、手甲部にリングの追加、ベルトから留め具の除去辺りかな。

 これどういう目的なんだろ、これまでの課題からすると身軽さと浮遊時の平衡感覚の確保…とか?

 

 エンデヴァーが放った炎、これバイクで逃げるモブに当たって…?ここちょっと判断しづらいんですが、炎を当てた訳じゃなくそれにビビって転倒したところを拘束した…って流れなのかな。

 だとしたらこれはちょっと…危険じゃない?割と焼死ギリギリの捕らえ方だと思うんだけど。

 

 まあ本人によると「虚仮威しの低温」も使えるらしいので当たっても無事だった可能性はあります。

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 ただバイクのガソリンに引火して…みたいな危険は考えちゃうかな…。

 そうならずに済ませられるエンデヴァーが凄いとも言えますが、やはりそういうリスクを伴う"個性"ではあるんだなと。

 

 「当て逃げ犯」と言われると思わずトゥワイスを想起してしまいますね…。彼がヴィランに堕ちたキッカケは誰にでも起こり得るアクシデントだったんだな…と。

 しかもトゥワイスは法定速度は守ってたらしいし逃走もしなかったから、元はこのヴィランより善良な人間だったと言える。

 

 かっちゃんは相変わらず横柄な物言いだけど「何がだ 言ってみろ」と言ってくれるだけ若干丸くなったように見えなくもないですね!

 前なら轟くんの言葉に耳を傾けようとすらしなかっただろうからな…。戯れ言と一蹴しないだけでも距離縮まったと感じるのはちょっと暖かい目で見すぎか?

 

 かっちゃん、いつもクソナードに動きをパクられてるから他人の技にも敏感になってる…!かはさて置き、No.1すらパクリ呼ばわりとか不敵だな!!

 まあ赫灼習得は最近のことだから確かにかっちゃんの方が先ではあるけども。似た"個性"に似た使い方、やっぱり学べる部分は多そうだよね。

 

 「____ああ全く遠回りをした」はNo.205のサブタイが『遠回り』だからその回収かな。

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 そして自分より気付くのが遅いとニヤつくかっちゃんはここだけ見ると完全に小物である。轟くんの方は全く気にしてないのがまたね…。

 まあ技術的には爆豪>轟だからage/sageとしてはバランス取れてる。

 

 オリジン三銃士に快く学ぶ機会を譲ってくれるSKの皆さん、善い人すぎる…。

 不満の声が上がらないのはエンデヴァーなら3人を仕事の妨げにならないように監督してくれる、という信頼があるからなんでしょう。

 自分たちも部下として常に導かれる立場にいるからそのことが解ると。

 

 轟くんの移動法は氷でルートを生成→炎でブースト+氷を溶かすって感じだろうか。

 市民のいる街中だと氷をその場に残しておく訳にもいかないし、彼だけ他の2人よりも手間かけなきゃいけないのが面倒だな…。

 到着順からしても速さに関しては轟くんが今一番課題を抱えてる訳か。

 

 「本来ヒーローとは一人で何でも出来る存在でなければならない」は立派な信条だけど、その枷によって負担がデカくなりすぎたのが末期のオールマイトだからな…。

 それを思うと安易には頷けない。まあオールマイトを超すために努力してきたエンデヴァーがこの考えに至るのは当然だけど。

 

 轟くんにマウント取った直後に自分にマウント取ってきたエンデヴァーを「小っせェな」と鼻で笑うかっちゃん、一周回ってブレねーな!

 彼に憧れつつもこういう時はしっかり困惑してくれるデクは有難い存在ですよ。No.1に対して失礼みたいな常識はとっくに通り越した反応なのが笑う。

 

 かっちゃんは他の2人と比べて大きな課題はないと思ってたけど、そういえば「冬はスロースターター」って短所があったか。

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 熱が篭る、即ち''個性"を使うほどフィジカルが低下するエンデヴァーとは真逆のデメリットですね。

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 まあそれでも3人の中では一番速いのが流石の才能マンだけど。

 

 「間に合わなければ落ちるのは成績じゃない」「人の命だ」は解りやすく学校との違いを意識させられる台詞ですね!

 この交差点の事故ももし黒鞭を使えてたら…寒さを克服できてたら…赫灼を使えてたら…と、3人にそれぞれ課題を突きつける形でエンデヴァーが防いでたのが象徴的だった。

 

 轢かれかけた人をデクがさりげなく宥めてたのが好印象でした。速やかに問題を解決する能力も大切だけど、こういう事後のフォローもヒーローには必要な要素だよな…。

 エンデヴァーの厳つい見た目だと難しそうなことではあるし、それを自然に行えるのは誇っていいんじゃないかな。

 

 まあそんな称賛も直後の「かっちゃん!徹甲弾と同じ要領だ!」でブッ飛んだけどな!!デク、コイツほんとマジ…!

 デクの場合相手に嫌われてる自覚がないとかではなく、自分が嫌われてると解ってて尚この態度だから恐ろしいよ…。全くの無神経ではない分、余計に狂気が際立ってる…。

 

 ゾワムカッって!何その擬音!微笑ましいな!!なんかかっちゃんがデクを罵らず「本当に距離を取れ」って直球に警戒を示すのって新鮮っすね。

 今までは警戒心を怒りでカモフラしてた印象だけど、段々と警戒ひいては畏怖を露わにしてきたというか。ククク…いいぞ…!もっと怯えろ…!

 

 徹甲弾は仮免試験に向けて開発した技ですね。

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 実際の試験では肉倉先輩に対して使用してた。

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 あれは噴射口を狭めて爆破を放つ技だから「力を点で放出する」技術にあたるのかな。

 これに「最大出力を瞬時に引き出す」技術を合わせて寒さによる遅れの課題をクリアするんだろうか。

 

 「瞬時の引き上げ」に関してはデクの方が2トップより上というのは興味深いです。まあデクってよりは多分OFAの特性によるものだろうけど。初期からあんだけ指壊してたらそりゃね…。

 まず100%からスタートして、その後体の方に出力を合わせたから引き上げられる…って理屈なら納得です。

 

 「誰しもが日常的に並列に物事を処理している」は身体機能の一つという"個性"の扱いに説得力が増す台詞ですね。

 そしてオールマイトを例外扱いしてるところから伺えるエンデヴァーの諦念よ…。OFA自体がチートとはいえそれを使い熟すオールマイトのセンスも抜群だったらしいからな…。

 

 いやでもこうして的確に指示をくれる辺り、少なくとも指導者としての才能はエンデヴァーの方が上だよなぁw オールマイトは規格外すぎてOFAの習得は割と二人三脚って感じだったし。

 同じく地道な積み重ねをしてきたエンデヴァーの方が解りやすい指示を出してくれる、ってのはあります。

 

 「貴様ら3人如きの成否」「このエンデヴァーの仕事に何ら影響することはない!」か、カッケェ…!

 学生の失敗はプロなら皆ある程度は前提なんだろうけど、それをこうも堂々と宣言してくれると頼もしすぎる…!失敗も立派な経験の一つだしそれを保証してくれるのは有難すぎるよ!

 

 き、キンクリ!?いや期間としてはさほど長くないけど4か月後という期限がすでに示されてるから、いきなり時間が飛んだだけで一気にそれに近づいたように感じてしまうぜ…!

 まあこの一週間だけで黒鞭完全習得とは流石にならんでしょう、インターンもこれで終わりじゃないだろうし。

 

 父親の職場で弟が友達と仕事してると聞いてウキウキの冬美さんかわええ…!仄かに恍惚としたような表情なのがそこはかとなくエッチです。

 しかしエンデパッパが部外者を家に招くとか許可するんだろうかw 4か月後の決戦に向けて必要なことと判断すればあり得なくはないだろうけど。

 

 今回も概ねオリジン三銃士の今後の課題の提示で話としてあまり大きな動きはなかったのう。まあかっちゃん中心に面白い反応が見られたので楽しめましたが。

 けどそろそろ大きな進展を期待しちゃうなぁ。この内容で次号休載だと心配にならないでもないです。堀越先生、休んでくだせえ…。

 

 

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