僕のコミックアカデミア

イェイ イェイ ヒロアカ最高 ヒロアカ最高 オマエもヒロアカ最高と叫びなさい!!

僕のヒーローアカデミア Vol.32 『THE NEXT』雑感

※この記事は「僕のヒーローアカデミア Vol.32 THE NEXT」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

 

・マスキュラー

26歳って意外に若いですね、人相の悪さからてっきり30は超えてるかと。

エンデと傷の位置が一致してるのは全然意識してなかったんですけど、言われてみれば確かに…っていう。いやでもマスキュラーの顔で最も特徴的と言えるのは左目の義眼だし、そんな焦るほどの被りじゃないんじゃないかなあwわざわざ単行本の空きページで言及してる堀越先生のテンションに笑ってしまった。

 

・傑物の制服

男女ともにブレザーで男子はネクタイ、女子はリボン。制服の色は斜線が引かれてるところからして黒や紺といった寒色系でしょうか。胸の校章に縫われた"K"の文字は傑物(KETSUBUTU)のKかな。

畳ちゃんの腰から膝辺りにかけての太ましさはやっぱ堀越先生らしいバランスで唆りますね…相変わらず健康的な性的さ。

 

・ミッドガントレット

当然のように脚にも着けてる前提で今まで読んでたんですけど、そういやそれが言及されたのって初でしたっけ?どっかで破けたズボンから見えてなかったっけと思ったけど気のせいだったか。

 

・一般女性

ヒロアカ史上最も可愛いってのはまあ、うん。ここまで癖ブチ込んで描かれたらもはや何も言えまい。

オールマイト(2.2m)と並んだ時に彼よりも大きかったので2.6~3.0mって設定はまあ妥当ですね。いや誤差の幅がデカすぎですけど!その長い耳込みの身長なのかどうか気になる。

顔のカラーは口周りが白でそれ以外はエメラルドグリーっぽい色。この色で泣きそうになってると何か顔色悪く見えるな…もしかしてデクのイメージカラーである緑に合わせた配色だったり?

 

・レディ・ナガン

その腕が銃を包んでるから包み→筒美、腕(かいな)→火伊那か。30後半なのは思ったより歳いってたな!そりゃ公安時代ホークスと接点ない訳だ。10/10が誕生日なのはシンプルに銃→10(じゅう)から?すげえデカい女のイメージがあったんですが171cmってことはデクとそんなに差がある訳でもないのか。

女の子女の子したものが好きなのは嗚呼…やっぱり自身の厳つい両腕はコンプレックスだっただろうなって。そのコンプに感じてた"個性"を肯定されたと思って公安に入ったのに、やらされたのがあんな仕事とかさあ…そら嫌気差しますよ。あの状況で動きにくそうなスカート履いてたのも女の子らしい嗜好の表れだったのか。

連載当時髪が弾丸に変わる"個性"なら対策で剃っとけよと言われてましたが、マジで投獄時丸刈りにされてたのね…女の子らしいものが好きな女性の髪剃るとか罪深すぎる。髪は女の命って言うからな…タルタロスの囚人全員が髪剃られる訳ではないだろうし、ますます己の"個性"を怨んだでしょう。

 

・オーバーホール

こいつもこいつで思ったより若かったですね。28歳て。デクとの初遭遇時壊理ちゃん(6歳)を娘だと主張してましたけど、年齢差的には割とギリギリ押し通せる嘘だった訳だ。3/20が誕生日なのは320→みびょう→"未病"から?好きなものが組長じゃなくて"組"なのはオヤジさん以外に関心あったんだ!?と意外に思うと同時に、皮肉だなあ…と思ったり。彼が組好きでも組員の方は八斎衆以外全員オバホのこと嫌ってますからね。

 

・発頸

煙幕」発動してからナガンに接近するまでのデクの動きを解説したり、現実の「発頸」は3rdとは異なると捕捉したり、やっぱり堀越先生ナガン戦の一部が分かりづらかった自覚あったんだな…。でも充電or発頸で迷って発頸を選んだのは正解だったと思いますよ、「充電」の方にしてたらいやどこに電気要素あんねんってなってた。

 

・公安の会長

前会長、本当に擁護の余地のないガチクズだったんかい!!本誌掲載時信じたくなくてこんなギリギリの弁護してた僕の気持ち返して…!

いやあしかしこんな風に特定のキャラに対して何の躊躇もなく憤りを向けられることって今までなかったので新鮮ですね。かっちゃんやエンデのように成長を描かれるのが前提でヘイトが集められたネームドではなく、単なる舞台装置に過ぎないモブにここまで憎しみが生まれるのが今までにない感覚というか。回想のナガンに向けた笑顔が邪悪すぎる。

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こうなると株上がるのがその時後ろにいた現会長ですね。この時の表情から察してましたがやはり前会長のやり方には疑問を持ってたんだなと。まあ結局ナガンは救えなかったしホークスにも負担を強いた訳ですが、ヒーローの人権も尊重されるような未来を目指して動いてくれてたんだって確信が持てただけでも安心できた。

…からこそ、彼女には生きてほしかったんだよな~!生きてナガンやホークスに対する償いをしてほしかった。「今までごめん」の言葉が聴きたかった。堀越先生の「リ・デストロのコピーにやられてしまいました」ってやっぱり亡くなったって意味だよね?だとするとやっぱりその死が彼女に対する制裁ってことなのかなあ…。まあナイトアイの時と同様、彼女はもう物語内での役割を全うしたからこの退場はやむを得ないと受け入れるしかないか。

 

・THE・早めのあとがき

5巻分くらいになるかなーとのことですが、堀越先生は体育祭編を障害物競走2話・幕間1話・騎馬戦2話・トーナメント5話の計10話(Vol.5のあとがきより)のガバガバ想定で始めて、結果その二倍近くかかったので実際はあと10巻くらいはかかるでしょう。だってあと5巻以内でOFA100%に至って継承者の"個性"全部マスターして内通者発覚して荼毘救ってヒミコちゃん救って転弧救ってデク茶くっついて…って全然想像つかない。