※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.203 柔軟!骨抜柔造!」「特別読切 私のヒーローアカデミア」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
息子に既読無視されるエンデヴァー、これすまっしゅで見たことあるやつーー!!!!!!
仮免補習の時も言われてたけど、いよいよ本格的にすまっしゅで描かれてたエンデヴァー像に近付いて行ってますね…!すま、やはり本編の先を往くヤベェ漫画だった…。
いやー萌えキャラ極めてますねエンデヴァーさん、前回の轟くんの回想の中の姿と落差がありすぎる…!
既読スルーやめろと神妙な面持ちで繰り返してるのが側から見るとシュールと言いますか。着々と愛せるクソ親父と化してきてます。
轟くんの垢を教えてあげた冬美さんはナイスアシスト。
「お前の意志を蔑ろにしていた」と内心ではっきり自覚してくれればやはり強く憎むことはできません。
そして「あの技」ってのはハイエンド戦で見せたプロミネンスバーンですかね。だが今はまだ教えようとしてる最中ってことは、少なくとも試合中に完成版が見られることはないっぽい?
突然の鉄哲の特攻、にも動じず敵の視点に立って次の手を予測できる骨抜くんはやはり智将の風格。
相手に位置を知られてしまってるというディスアドバンテージを逆に敵の行動を予測する材料として活用、更にそこから自分たちが次にするべきことの目処まで立てられてるのが柔軟な思考です。
今回の轟くんの氷結は視界を遮らない透明な氷塊の模様。
広範囲の攻撃で視界を遮ってしまうってのはステインに指摘されてた欠点であり、エンデヴァーがハイエンドに決定打を喰らわされた要因でもありますからねー。
自分の経験、そして父親の姿からしっかり学んでることが伺えます。
骨抜くんが氷結に対し、同じく広範囲の柔化で拘束されるのを防いだのは適切かつ迅速な対処。
同時に相手の動きを封じるのにも活かせてるのが汎用性高い"個性"です。1度発動したら以後も持続的にフィールド上に罠として残り続けるのが、瞬間的な拘束しか行えない氷結にはない強みか。
少し気になったのは骨抜くんの「B組推薦枠の一人」という説明の仕方ですね。
こう説明するってことは勿論もう1人推薦入学者がB組にいるってことで、今までの試合でその説明がされてないってことは4・5戦目のチームにその生徒がいることになる。
とするとやっぱり物間くんなんだろうか。
回原くんの旋回はおいおいこれグレンラガンじゃねーの。
今は流石に力セーブしてるんだろうけど本気出したら殺傷力ヤバそう。体中どこでも回転させられるってことは全身ドリル人間にもなれるんだろうか。
触れただけでダメージ喰らうとなると近接主体の尾白くんには相性の悪い相手だ…。
ポニーちゃんの角砲も手強いな…。
4本の制限があるとはいえ新たな角を発射しても着弾した分の角は消滅せずその場に残り続けるみたいだし、加えて角の生成速度も速いとなると1度ヒットさせられたら続け様に連撃与えられそう。
自分の意志で軌道を変更できるのも使い勝手の良い"個性"です。
骨抜くんが障子くんの位置を見抜いてたのはドンピシャで感心できる考察。
障子くんは索敵能力持ちだが1人でいてはその情報を仲間に伝えられない、となれば近くにいるのは作戦の要の轟くんってのは確かに理に適ってますからねー。
きちんと障子くんの有用性を把握してるのが評価高い。
鉄哲を特攻させるために角を用いてたのは上手い使い方だ…!
切島くんが言及してた通り彼らの"個性"は機動力がないのが欠点ですからねー。
そこを角という速度と操作性のある飛び道具で解決、見事スティールを活かせる至近距離での戦闘に持ち込んだのが適切な"個性"の組み合わせ方です。
近接戦が得意でない轟くんが対戦相手なのも鉄哲にとって有利なマッチング。
上鳴くんの指摘通り骨抜くんがフィールドを柔化させ、轟くんの逃げ場と周囲の加勢の手を封じたからこそ鉄哲に有利なタイマンが成立してます。
戦闘の場を個別に切り離したことがB組側に有利に働いている。
おお、飯田くん復帰した…!レシプロの火力で無理やり脱出するとか力業すぎるw
それはそれとして「インゲニウムはいつでもどこでも駆けつける」という言葉と共に復帰したのは、天晴兄さんの意志を受け継いだようで真っ当に熱かったです。この嫌みのない真っ直ぐさが頼もしい。
レシプロが時限じゃなくなるとすれば今後相当な脅威になりそうだが…ただ今に限って言えば柔化された氷の足場は未だ残ってるしここからどうするんだろう。
考えられるのは骨抜くんを即KO、その後轟くんに今の足場の上に更に氷を敷いてもらいそこを足場に他の加勢に行く、とかだけど…。
【私アカ】
ヒミコちゃんの黒霧の呼び方って「黒霧くん」なのか…。
本編ではまだ呼ばれた事ないし、彼女の仲間の呼び方は基本『下の名前+くん』なので苗字しか判ってない黒霧がそう呼ばれてもおかしくはないんですが、何故か「黒霧さん」呼びのイメージがあった。多分2次創作の影響。
↓他の週刊少年ジャンプ2018年48号掲載作品の感想はこちら