僕のコミックアカデミア

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僕のヒーローアカデミア No.202 『第三セット』/特別読切 『私のヒーローアカデミア』感想

この記事は「僕のヒーローアカデミア No.202 第三セット」「特別読切 私のヒーローアカデミア」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

 

 常闇くんに謝ってる希乃子ちゃん可愛い…!こうして律儀に謝ってくれてると彼女自身も自分の"個性"の危険性は充分に把握してるんだなと伺えます。

 その上で相手を傷つけないギリギリのやり方で攻められてるのが技術面の評価高いし、そのことに自責的だと好感度も下がりません。

 

 勝ったのはB組、だがそのために出した市街への被害が大きいって点で彼らもまた完璧ではなかったってのは上手いバランスの取り方。

 なるべく被害を抑えて戦うってのはこれまでも言われてきたことですからねー。

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 勝敗以外の部分でも改善点を見出し課題として扱ってくれるのは有難いです。

 

 吹出くんには「喉がイガイガになる」というそれらしい代償が。ってことは今回みたいに時間制限のある戦いと違い、長期戦にはあまり向かないのか。

 喉が命の"個性"って何か歌手とか声優みたいだな…。取り敢えず無条件に何度も連発できるわけじゃないのはチートすぎなくて安心しました。

 

 「蜜月〜〜」芦戸ちゃん腐女子説。こうして第三者目線で見ると改めてオールマイトのヒロイン力高いですね…。相澤先生にも「浮気現場」とか言われてたしそろそろアカンところまで来てるで君ら。

 まあ冗談抜きに見ればこうしてネタにして済ませてくれてるだけまだ安心とも言えるけど。

 

 かっちゃんの「てめーら人に守秘強要しといて〜」は直球すぎて草。実際デクのその守秘意識の低さのせいでOFAのことを知ってしまった彼が言うのだから尤もです。

 読者が感じてる危うさをきちんと指摘してくれるのは有難い。あの私闘以降良いストッパーになってくれてるなあ。

 

 かっちゃんの口から「ワン・フォー・オール」という単語が出てくると、彼もまた秘密の共有者となった実感がより高まるなあ。

 もうデクとオールマイトの2人だけの秘密ではないんだなとやや寂しくも感じられる。確かにOFAという力を取り巻く環境が変化しつつあることを実感できるんです。

 

 「それは…焦る!」のデクさんの表情、お、雄すぎる…!焦ると言いながらかっちゃんを追いかけられるこの状況に寧ろ興奮してるのが理想の雄すぎてたまらねえぜ。

 かっちゃんがその表情を不気味に感じ、威嚇という名の動揺をしてくれてるのもデクさんの優位性を強調しててポイント高し。

 

 オールマイトはかっちゃんの言葉を「彼なりに気を遣ってくれてる」と捉えてたけど…個人的には1度秘密を知ってしまった以上責任は果たすという義務感、そしてOFAの扱いに手こずってるデクへの苛立ちからくる発言って感じかな。

 それが結果的にデクさんの心に火を点かせてるって印象。

 

 常闇くんの轟くんへの託す発言は熱い仲間意識。

 かつて体育祭でNo.1の弟子であるデクNo.2の息子として突っかかってた轟くんが、今はNo.1の息子としてNo.2の弟子である常闇くんに仲間意識寄せられる側となってるのが新鮮です。

 No.1の交代が各弟子にも影響を与えてることを実感できる。

 

 回想のエンデヴァーはやっぱりクズううう!!けれどこのタイミングでエンデヴァーのかつてのクズさを描いて強調してきた辺り、hrks先生も彼の過去の過ちを軽く扱うつもりはないと再確認できて安心しました。

 hrks先生の要所で逐一バランスを取ってくれるこの描き方はやはり信頼できる。

 

 「俺以上の火力を備えている」のに「冷の体質を持ってしまって」ってことは、燈矢兄さんも所謂"個性"と体が合ってないパターンか…。

 仮に燈矢=荼毘だとしたら、あのツギハギだらけの身体は轟家を出奔した後自分の炎熱に耐えられるように改造した、若しくはさせられた結果なんだろうか

 

 飯田くんは本当安定して良い奴だなお前…。このハキハキとした喋り方にこちらまでペース合わされるというか、見てると安心して彼の言うことに従おうって気になれるんです。

 この清涼剤のような存在感には他人を正しい道に引き戻す力がある。まさに委員長に相応しい資質だと思えます。

 

  鉄哲ェ…。や、確かにA組には索敵に長けた障子くんがいるので最初から正面戦闘にすることでそのアドバンテージを潰したとも言えるけど、回原くんの言う通り超広範囲攻撃持ちの轟くんをどう凌ぐかは気になるぞ。

 少なくとも鉄哲のスティールでは半冷半熱に対抗できるとは思えないし。

 

 本怒りで英語で喋っちゃってるポニーちゃん可愛いー!彼女はこれまで大人しいイメージが強かったので、今回怒る姿を見られたのは新たな一面を知られたような感覚です。

 実際鉄哲の策が有効だとしても、それを事前に皆で共有しておくに越した事はないので彼女の指摘は尤もですしね。

 

 骨抜くんが鉄哲に動じず対応してたのは意外性ありすぎて草。この落ち着きっぷりは冷静と見るべきか、それとも危機感がないと見るべきか…。

 彼は轟くんやヤオモモと同じ推薦入学者なのでそれなりの実力ではあると思うんですけどねー。

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 その肩書きに相応しい活躍を見せてほしいところ。

 

 体育祭では地面を柔化してデクたちを沈めようとしてたので機動力削いで拘束する上ではかなり有用そう。

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 幸い今回A組には常闇くんのように空中に逃れられる"個性"はないですし。

 もし柔化が超広範囲に使用できるなら今回は同じく広範囲攻撃持ちの轟くんとの推薦入学者同士の対決になる?

 

 

【私アカ】
 発目ちゃんは可愛かったけど前回に比べると新規読者向けのキャラ紹介的な内容ですね…。

 ジェンラブは本編での出番が少なかったので貴重な日常シーンにハシャげたけど、発目ちゃんたちは割と定期的に出番あるからそこまで盛大に喜べる程ではないというか。

 

 

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