※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.265 敵とヒーロー」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
ケンタウロスと化した天喰先輩、ケレン味がありぎる…!元の二本脚の姿を知ってるだけに下半身丸ごと変貌してると背徳感すげーな!
もちろんカッコよくはあるんですが、人と動物の境目が曖昧に感じられて不安にもなるというか。ケモナーの堀越先生らしい業を感じるヴィジュアルだ…。
というかこの再現、下半身のコスチュームは大丈夫なんですかね?
いきなり二本脚から四本脚になったら当然ズボンもパンツも破けるだろうし、このまま元の姿に戻ったら下半身丸出しになっちゃうんじゃ…?
あっ、腰に巻いてる布って、もしかしてこういう時におちんちんを隠すための…!?
触手に変えた腕の先に実らせたのはドリアンという謎チョイス。馬脚で機動力upさせた上でこれブツけられたら一溜まりもねえな…!
一つ一つを戦士に命中させられてる辺り、その練度の高さが伺える。八斎會編以来の活躍だったけど改めてビッグ3の名は伊達じゃないと思い知らされました。
「カッコェえやん もっかい言って!」「やめろ!」ここカワイイ!今回の和みポイント!こんなときも肝の太いファットには安心させられたし、悶えてた天喰先輩も微笑ましかった…!
ここ最近ホークスサイドがしんどいだけにこういう描写は有難いです、ほんとファット事務所は清涼剤。
終焉(ラグナロク)TUEEEEE!!!!そうか、学生の常闇くんをわざわざ前線に駆り出すんだから、その使いどころは彼が"個性"を使える条件がピンポイントで揃った場所に決まってるよな…!
暗い地下通路なら黒影が暴れる舞台としては打ってつけだし、確かにこれは彼に任せるべき役目だ…!
ダークシャドウvsリ・デストロ、この対戦カードは全く予想してなかったです!黒と黒の塊がド迫力でぶつかり合う光景に厨二心くすぐられた…!
しかも黒影が押し勝つとか嬉しすぎる活躍っすよ!崩壊というチートで制した死柄木とはまた違う、純粋なパワーによる勝利を見せつけられた…!
欲いえばもっと黒影無双を見たかったんですけど、当初の目的を果たせばそりゃ退くか…。ここは今の展開のジレンマだな〜!
彼らの活躍は見たいけど学生をあまり前線に出しすぎるのは…っていう。特に黒影はその火力の割に発揮されるのは毎回一瞬だから更なる活躍を望んでしまう…。
死柄木がいないとマキアは動けない問題は…トゥワイスの分身、もしくは死柄木に化けたヒミコちゃんが命令すれば容易にクリアできそうな気もするぞ…。
それとも本物かどうか見抜けるほど死柄木への忠誠は深いんだろうか。今のところマキアが一番の不確定要素だな…油断はできない。
ファットのお腹に埋もれる常闇くん、可愛らしすぎるだろ!何このカンガルーの親子みたいな絵ヅラ!すっげえ居心地よさそうなんだけど!
このまま包まれていればファットが確実に送り届けてくれるって信頼感がすごいっすね…。見た目の微笑ましさと腕っぷしの強さで二重に安心できる。
常闇くんはますます師匠リスペクトが増してるなあ。
普段堅い口調の彼が「あなたにまた見てほしいな」と思ってると幼い子どもみたいで和むんですが、同時にホークスの死亡フラグにも聴こえる台詞ですっげえ不穏…!
できれば常闇くんのこの願いは叶えてあげてほしいんですけどね…。
一瞬で全滅させられるトゥワイス's、嗚呼無情…。前回一斉に分身が出てきた時はビビりましたがそこはNo.2、あのまま増殖を許すようなミスはさすがにしなかったか。
まあ二倍を抑えられる自信がなかったらハナから説得しようとは思わないよね。ここはホークスの有能さに皆救われたな…。
「倍々で増やしていくにつれ耐久力が低くなってますね」はNo.230でも語られた情報。
この攻防でそれを見抜くとはさすがホークス…!
「骨折くらいのダメージ」は本物が作り出した分身の耐久値なのね。
まあ何かしら制限がなかったら本当に無体すぎるしこのくらいの性能低下は当然か…。
マスクが破れたトゥワイスは左腕と右肩に羽が刺さってるのに消えない辺り、コイツが本物で確定かな。
この負傷が「骨折くらいのダメージ」に相当するかは分かりませんが、ホークスもしっかりマークしてたとは前回言ってたし、やはりこのトゥワイスは本物と考えた方が自然ではある。
もしトゥワイスが大人しく連行されてた場合、ホークスは録音した会話を証拠として提出してたんだなあ。
逆に言えば抵抗されたときはしっかり無力化すると覚悟キメてた訳で…彼の優しさと非情さが両方伺える。だからこそホークスの情けが無下にされてしまったのがいっそう哀しい…。
「俺はあなたの事好きでしたし」大胆な告白はヒーローの特権。いやそんな茶化せる状況じゃないですけど、とりあえずホークスの好意が嘘じゃなさそうなのは安心しました。
普段ノリが軽いだけにこういうストレートな台詞は逆に本音に聴こえる。ここは読者にとって唯一の救いだな…。
トゥワイスwith連合メンバー(分身)はサモナーと召喚された悪魔っぽい!カッコいい!!数の暴力に加え、状況に合わせて有利な仲間で対抗できる手札の多さも厄介すぎる…!
ただ今回はさすがに相手が悪かったですね、いくら仲間に強い"個性"が揃ってても生成を防がれたら為す術がない…。
「諦めない人間が」「ヒーローにとって最も恐ろしい」は今までもう何度も痛感させられた真理…!
ジェントルやらエンディングやら、追い詰められて後のなくなったヴィランたちの姿が目に浮かぶ…。ヒーローの目的は敵の殺害ではなくあくまで拘束、それを意識すると納得しかない言葉だ。
羽で斬りつけて流れるようにトゥワイスを拘束するホークス、鮮やかでカッケー…!中位の脳無にも羽を剣として使ってましたが、人に振るうところが描かれたのは今回が初めてですね。
その割にはあまり暴力的な印象はないな…出血もそんなに多くないしどうも威力を抑えてたように見える。
「どっちも諦めないから…殺すしかなくなる」は…う、う〜ん…!正直本心か疑わしい…!
というより本心だと認めたくないと言うべきか、やはりトゥワイスを諦めさせるためのハッタリであってくれと祈ってしまう…。ホークスには償いきれないほどの罪は背負ってほしくないんだよな…。
逆にこれでホークスの言葉が本心だった場合、彼は目的のためなら殺人も躊躇わない、つまりジーニストを本当に殺してる可能性が高まってしまうから受け入れ難いんだよなあ。
僕は今でもホークスの無実を信じていますが、今回で雲行きがちょっと怪しくなってきたのは否定できない。
というかこの口振りからして、仮にジーニストでなくてもホークスには人殺しの経験自体はあると考えるべきなんですかね…?
清算できないほどの罪をヒーローサイド、それも人気のキャラに堀越先生が背負わせるとはちょっと考え難いんですけど、万が一に備えて覚悟はしておくべきか…?
「あぶれた人間は切り捨てられる!」は作中世界においては逃れられない法則…いや、現実の社会にも通じる台詞か。
ここまで転落したのはトゥワイス自身にも責任はありますが、彼の境遇を思うと身勝手な主張とは一蹴できない。その憤りをホークスに向けるのが正しいかはまた別として。
「トガちゃんは」「もう俺を包んでくれないだろうな…」の悲壮さよ…これは責任感じるよなあ、あまりに辛すぎる。
どうかヒミコちゃんには傷心状態のトゥワイスをまた包んであげてほしいです。本当の仲間にすら見放されたら可哀想すぎるからな…今こそ連合の絆が試される時でしょう。
荼毘きっつあああああああああああ!!!!前々回期待した通り!敵の急襲なのにまるで味方サイドの救援のようにテンション上がっちまった…!
ホークスには悪いけど、仲間への申し訳なさに押し潰されるトゥワイスがホント哀しすぎてな…この助太刀を有難く感じずにはいられなかった…。
マグ姉の死がオバホを連れてきたトゥワイスの責任なら、今回突入されたのはホークスを連れてきた荼毘の責任とも言えるので、どうかその辺を上手くフォローしてあげてほしいです。
いち早くホークスの裏切りに勘づいたのもそれが理由だろうしなあ…荼毘なら意識してくれてそうではある。
この火炎放射ってもしかしなくてもステイン戦の轟くんのセルフパロなんですかね?倒されて身動き取れない仲間に剣が振り下ろされるのをギリギリで防いだ…って点で一致してますし。
その場合やはり2人の血の繋がりを示唆した描写と受け取れるけど…これだけじゃまだ何とも言えないか。
あとこの炎、トゥワイスまで巻き込んでそうな範囲だけど大丈夫なの荼毘くん!?まあホークスの羽を喰らう直前に出してた自分の分身で辛うじて防いでそうではあるけど。
実は偽物だからセーフって展開は…ホークスが出し抜かれたことになるから、できればナシの方向でお願いしたい。
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