※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.260 人生の全て」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
超常解放戦線のアジトの正式名称が「群訝」山荘だと明かされました。元ネタはたぶんスターウォーズに登場する架空の種族・グンガン。
だとすると「蛇腔」の方も同作における惑星・ジャクーで確定かなー。
今までも折寺(オルデラン)とか泥花(ディカー)とかあったしほぼ間違いない。
群訝山荘のとなりに表示されるホークスの横顔…となると、彼も今この山荘にいると考えていいのかな。
この目でその無事を確認できるまでは安心できませんが、志賀が今回の作戦のことを全く把握してなかった辺り、少なくともホークスがWスパイとは戦線にバレてない…と信じたい。
病院と山荘の間の距離は約80km、蛇腔病院は京都にあるらしいから、群訝山荘の所在地は京都周辺の県のどこかでしょうか。
解放地区である泥花市が愛知県にあることを踏まえるとその間の滋賀か三重?少なくともエンデヴァーやホークスにとっては移動を行えない距離ではない…のかな?
志賀、ヒーローの姿を見た途端に画風が変わって草ァ!
あーこういう精神的な消耗が肉体に一気に表れる変化、逆裁とかでよくあるし本作もやりそうだよね…と思いきや、えっコレ抹消の効果なの!?"個性"持ちってマジ!!?
そういうコミカルな表現だと思ってたからすっかり騙された…。
今まで(元)無個性の者の名前は全て「デク」「八木」「死柄木」と木に関するものでしたが、「丸太」はその法則を逆手にとったフェイクだったんだなあ。
一度「丸太」って名前を示してしまえば、たとえ後で変えたとしても今本誌で最新話を追ってる読者にはミスリードとして成立すると。
"個性"の複製が可能なことはvol.Rですでに明かされてました。
塚内さんの推測によるとAFOの不老はこの技術によるものとのこと。つまり志賀は自分のDNAをAFOの肉体にブチ込んだと。
…こう書くとなかなか濃厚なBL臭がするなあw 老人とさらに老人、これまたマニアックな組み合わせだ…。
まあ志賀の持ってる方が誰かの複製って可能性もあるか。老化を防ぐ"個性"のオリジナルの持ち主は元々別の誰かであり、志賀が持つ"個性"はそれを複製したもの、つまり志賀自身は元無個性であると。
その場合はデク・八木・死柄木といった木に関する名前を持つ者の法則にも外れなくなる。
老化の阻止と「超再生」は効果が微妙に違う気がするから、超再生には志賀とはまた別にオリジナルの持ち主がいるのかな。
AFOが超再生を手に入れたのは少なくともオールマイトに深手を負わされて以降、つまりそれ以前から別の"個性"によって老化を防いでたってことになりますし。
とりあえずこれでラグドールの"個性"について希望を見出せてきました。
"個性"の複製が可能ならナインが使ってたあのサーチはラグドールのものの複製であり、オリジナルは未だにAFOが所有しててもおかしくない。
つまり今後の展開次第でラグドールの元に戻ってくる可能性が生まれてきた。
プレゼント・マイクの言うことは尤もだなあ。
志賀が善人で"個性"の複製技術が法で認められれば、現実のドナー登録みたいにその"個性"が必要な患者に複製したものを提供する…みたいな制度が成立したかもしれない。
自分の叫ぶ声でグラサンが割れてるのが悲壮でつらいっすね…。
志賀を庇おうとした医師を出口へ連れて行ったのは炎のサイドキッカーズの一人ですね。
これほど慕われてたってことは表向きは本当にただの優秀な医師だったんだな…。
今回その信頼を裏切られた彼らの気持ちを思うとまた辛い。憎いというよりただ遣る瀬ないって気持ちの方がデカいです。
マンダレイやエクトプラズムと一緒に患者を避難させてたのは保須編に登場したヒーローです。
ステイン戦後に駆けつけた一人で最近では飯田くんたちとパトロールもしてた。
ベッドを触れずに持ち上げてた辺り、"個性"はものを浮かせることっぽい…?でもそれだとお茶子と被るしなあ。
虎の隣で患者を運んでたのは…これやっぱり竹下じゃねえ!?耳や背中の竹のコスチュームが若い頃の姿と一致してるし。
だ、だいぶ…老けたな…。まあ元同級生のジェントルがあの見た目だし不自然ではないか。次回のアニアカでジェンラブが登場しそうだからタイミング合わせたのかな?
抹消を発動しながらわざわざゴーグルを外して志賀を見下ろす相澤先生はめちゃコエー…。
ヒーローの目的はあくまでヴィランの確保でありいたぶることじゃない、そうと分かっててもビビり散らしますよこれは。マイクとは対照的に冷ややかな怒りを燃やしてるのが伝わってくる…。
エンデヴァーたちが見つけた志賀はなんと分身だった!トゥワイスの"個性"の脅威は今まで散々見せられてたのに全くその発想なかった…これは悔しい。
あのキンクリの直後に志賀の姿を見れば自然にコイツは本物だと認識してしまうし、ここは読者の心理を巧く利用したミスリードでした。
トゥワイスの分身は「骨折くらいのダメージ」で消滅するらしいですが、日常生活で骨折以上の重傷を負うことはそうそうないので多分大丈夫だったんでしょう。
恐らくこの約3ヶ月間の病院の業務は全てこの分身が行ってきたと思われる。戦闘以外でもやっぱり汎用性高すぎる"個性"だ…!
「『二倍』による生成物は『抹消』でも消えん」はチートに聴こえるけど理には適ってます。
今までも抹消の効果が表れるのは"個性"による生成物や対象ではなく、その発動者自身を視た時だったので。逆にトゥワイス本体を視れば大量の分身が一気に消滅するから抹消もまたチートと言える。
培養器に入れられてる死柄木の姿はやっぱりナインを彷彿とさせられるな〜!身体に同じような器具をつけてるのに加えて白い長髪なのも元々似てますし。
これはライジングの感想でも書きましたが、ナイン(9)と転(10)弧って名前からしてナインはやはり死柄木の前座だったんでしょう。
志賀がクソ外道なのは言うまでもない事ですけど、こうして"個性"ストックに異様な執着を見せてると妙な共感を覚えてきました。
コレクションを揃えた自室を破壊されたくない気持ち自体は理解できるんですよ。僕も自分のマンガ部屋をいきなり変なウサギに荒らされたら絶望するだろうし。
つーか「オール・フォー・ワンとの血香る睦まじい日々が」「全て!!」ってAFOのこと好きすぎィ!
名前をAFOの本名の一部からとった設定が明かされた時点で大分ヤバい気配はしてましたが、やはりその予感は間違ってなかったか。なんか段々とダメな男に貢ぐ彼女みたいに見えてきたぞ…。
"個性"の複製にはやはり手間と時間がとんでもなくかかるらしい。だとすると一瞬で"個性"を奪ったり与えたりできるAFOの姿はまさに神のように志賀の目には映っただろうな…。
脳無の開発は複製技術でもできなくはないけど、AFOの手で行った方が圧倒的に速い…って感じなんだろうか。
鍛え抜かれた脚で脳無を蹴っ飛ばして進むミルコは際どい!ちょうきわどい!見えちゃいけない部分が見えかかってる!!
躍動感溢れるアクションシーンに自然に性的興奮ポイントを交ぜるのはまさに堀越先生らしい癖だなあ。浮き出た股関節の絶妙なラインに先生のフェチが凝縮されてる…!
兎の衣装で「おんも」「しれェ!」と叫んでるとやはりオーマガの園長を意識させられます。この自由奔放に突進する姿がまさに園長っぽい。
獣の宍田くんのインターン先がシシドだったように、園長が今後本作に登場するとしたらやはり同じウサギであるミルコとの繋がりで出るんだろうか。
ジョンちゃん、ミルコに蹴り破られた扉に押し潰されてあっさり死んで草。今まで連合の唯一の移動手段だったのにあっけねぇぇぇ…!
「キャッ」とか女の子みたいな悲鳴してんなお前な。マスコットみたいな愛嬌がなくもなかっただけにこの最期は何とも言えない儚さがありますね…。
ここから志賀が逃げおおせる可能性を考えてみるか。
①ジョンちゃんはまだ辛うじて生きてて下水ワープが発動される
②ジョンちゃん以外のワープが別の場所から発動されて逃げるor戦士が駆けつける
③他の脳無(ハイエンド?)が稼働する
④未完成ながら死柄木が覚醒する
辺りかな。
とりあえず志賀の行く末は今山荘サイドにいるはずの隊長たちがどうしてるかによりますね。
もし今回の突入のことを事前に把握されてた場合、今山荘はもぬけの殻、もしくはトラップが張られてると予測される訳だけど…。何にせよ今はホークスが無事でいてくれることを祈るしかない…!
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