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僕のヒーローアカデミア No.198 『必要!!時には足止め現状把握!』感想

※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.198 必要!!時には足止め現状把握!」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

 

 「相手にケンカする気が〜役立てづれぇ」ってのは確かに。機動力低くて遠距離攻撃もないから奇襲には向かないのよね切島くん。

 硬化を活かすにはカッター戦みたく『コイツを倒さなきゃ先に進めない』か、乱波戦みたく逆に『コイツを先に進めちゃいけない』と思わせる必要があるわけか。

 

 ただ今回に限れば他に上鳴・心操という排除の優先度が高い目標がいたので切島くんだけの責任ではないと思います。

 とは言え宍田くんに「私の力に対抗できるのは切島氏くらい」と評価されてたので、背後さえ取られなければ彼を喰い止める役としてまだチームに貢献できてたかもしれない。

 

 上鳴くんは最初「お疲れ様でしたァァーーーーー!!!」とか言ってたし相澤先生の指摘は尤も。

 ただ肉倉戦でも爆豪と切島が肉塊にされてから反撃してたから案外仲間の窮地に奮起できるタイプなのかもしれない。まあ相澤先生が言ってるのはその能力を最初から発揮しろってことなんだろうが。

 

 「誰も欠けることなく勝ちたかった」ってやっぱり梅雨ちゃん徳高ぇ〜。

 相澤先生も「ミスよりもミスをカバーできる迅速な対応を」って梅雨ちゃん個人にはほぼミスはなかったと言ってるようなものじゃん。実際潜行・拘束・搬送・攻撃と凡ゆる面で大活躍だったからね。

 

 心操くんは相変わらず自己評価低いが、経験差のある宍田くん相手に初実戦で一撃入れられただけでも上出来だと思います。

 そして相澤先生、捕縛布修得するのに6年…苦労したんだなあ。抹消だけでは敵の制圧は難しいし早い段階でフィジカル鍛えることは決めてたんだろうなと想像できます。

 

 B組の反省点は概ね前回予想した通りか。

 ただこれで塩崎さんが人を欺くことを覚えてくれたかはまだ怪しいところだな…。拘りが強すぎてできることをやらないのは炎使ってなかった頃の轟くんと同じようなものでは。

 「業火に灼かれて」は流石に宍田くんへの台詞じゃなくて自罰だよね?

 

 こうやって各対戦ごとに反省会してくれるのは読者としても有り難いです。読んでてこちら側の思ったことを言語化してくれるのはキャラの長所短所を把握する上で助かる。

 あと相澤先生やブラド先生に対しても担任として生徒をよく見てくれてると再確認できて好感度上がりますしね。

 

 ちょっといつの間にか爆豪と耳郎ちゃん距離縮まってるじゃないですかー!男子勢と違い「ウッザ…」と直球に嫌悪感露わにしてるのが新鮮だし耳郎ちゃんらしくもある。

 文化祭でバンド組んで以降距離縮まったんだろうなと容易に想像できます。早くも4戦目での共闘に期待抱けてきた。

 

 ワーイやった、2〜4戦目もきっちり描いてくれるみたいだぜ。

 B組はもちろんA組にも掘り下げられる箇所はたくさんあるので不満は全くありません。少し前までハイエンド戦やOFAの面影など重めの話をやってたので寧ろ息抜きとして大歓迎です。

 完全にミッドナイトと同じ気持ちで見てられる。

 

 ヤオモモも拳藤ちゃんも顔が良いから2人の会話シーンだけ画面の麗しさがすごいw

 拳藤ちゃんがヤオモモをミスコンに出場してもおかしくないくらい美人だと捉えてるのはうっ、尊い…!そんな自分は物間くんの推薦なのがなー!他人を自然に褒めつつ謙虚とか好感度上がる要素しかないっす。

 

 ハコ推しとかいうCPのマイルドな表現で草。

 いや作中でのヤオモモと拳藤ちゃんへの声はコンビ的な意味なんだろうけど、メタ的に聴くと節操のない我々CP厨のことを言われてるようで一瞬ヒヤッとしましたね…。実際メジャーではないにせよ拳藤×八百万の2次絵も見たことあるからな…。

 

 ヤオモモは同じ推薦入学者の轟くんと自分を比べて凹んでた時期があったからこそ、同じく自分と一括りにされて引け目を感じてる拳藤ちゃんの気持ちが理解できたのね。

 轟くんに救われたヤオモモが今度は以前の自分と同じ立場の拳藤ちゃんの気持ちに応える、真っ当に熱いリレーです。

 

 黒色くんのキャラは意外性ありすぎて笑うw

 だが彼が常闇くんと同じ厨二病としてシンパシー感じ合ってる姿は確かに微笑ましいです。彼らが周りから痛い目で見られることもなく、同志と出会えたことを素直に喜べる。

 是非この訓練が終わったら一緒に必殺技の名前の相談とかしてほしい。

  

 拳藤ちゃんは鉄哲の評価通り姉御の風格。

 体育祭の騎馬戦では物間くんたちの作戦には加わってなかったみたいなので、彼女がいることで物間くんに賛同する生徒ばかりではなくなってるってのは納得です。

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 物間くん本人だけでなく彼の周囲への影響に対してもストッパーになってるのね。

 

 黒影は思ったよりも射程距離伸びるな!?敵が逃げた時空かさず追撃できるようになったのは有用だ。

 ただあまり伸ばし過ぎると常闇くん本人の防御がガラ空きになるからここは一長一短か。今回は周りにカバーできる仲間がいるけど単騎の時はあまり頻繁には伸ばさない方が良さそう。

 

  黒色くんの"個性"は通常と異なる√で動き回れるのは脅威だけど、反面その場の黒い部分の面積が少ないと√を読みやすくなるから突ける隙があるとすればそこか。

 取り敢えず影の中に逃げ込まれるのはヤオモモの閃光弾や青山くんのレーザー、葉隠ちゃんの集光屈折で防げるし。

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 あと「(動かせる物に限る)」って解説は基準が曖昧だな…。

 例えば黒影は常闇くんの意志で動く"個性"だから潜めば支配権奪えるけど、普通の人間の影は単なる物理現象だから影真似の術みたく動きは操れないってこと?

 ヤオモモのマントとか黒い物体に潜んだ場合は動けるんだろうか。

 

 ほ、ホークス!?まさかここでホークスの名前が出るとは思わなかったので俄然常闇くんの新技に期待高まりました。

 正直この対戦は勝敗バランス的にA組の敗けかなと思ってたけどこうなるとやっぱり勝ってほしくなってくる。回想でホークスと常闇くんのやり取りが見れる可能性もある…?

  

 常闇くんの新技の名前は"黒の堕天使"…相変わらずネーミングセンスが厨二すぎてどんな技なのか予想付かねえw

 体育祭の閉会式でオールマイトに"個性"に頼りきらず地力を鍛える必要があると言われてたので、フィジカルを鍛えて仕上げた近接主体の技なのかな。

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【お礼とお詫びとお知らせ】
 人気投票の総数が前回の2倍以上となると新規読者の投票も大幅に増えてるだろうし、本格的に結果分からなくなってきたな。爆豪の1位も今回は揺らぐかもしれない。

 取り敢えず担当さんはゆっくりでいいから無理せず集計してクレメンス…。

 

 

【J新世界漫画賞募集】
>デクや轟のコスチュームはとらえどころがなく、実はいいデザインではありません。

いやいやいやいや。….と最初思ったけど、紹介されてる爆豪やお茶子に比べると確かに見た目だけでは彼らの"個性"は察しにくい。まあそれでも充分カッコいいデザインだが…。

 

 

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