※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.279 敵連合VS雄英生」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
【表紙】
今回はジェントル戦を彷彿とさせるエアフォース発射直前の上下逆さまのデク!
アンバランスながらこちらを睨む眼光の鋭さがバッチリ伝わる構図にゾクゾクしますね!まるで読者自身がデクの標的に定められたかのよう…!
本編に未登場な分、主人公としての主張がより激しいです。
【本編】
マキアを近くから観察してたのはB組の取蔭ちゃん。地面を柔化させてた骨抜くんとは推薦組コンビですね。こうしてバラバラで浮きながら普通に喋ってるとやっぱり不気味すぎる…w
でも解体できるフィギュアっぽくて少しエッチでもあるな!皆思った筈だし特殊性癖とは言わせねえぜ!
1人1コマで描かれたB組の生徒は全部で11人。そのうち拳藤・小大・柳は今回初めて姿が確認されました。
となると気になるのは今ここにいないメンバーの所在。骨抜くんの「物間たちのグループ」ってセリフからして別の場所にいると思われますが、この後参戦してくれるんだろうか…。
希釈なしの麻酔に拘束用のロープ…いや本当何でも創れるなクリエティ!峰田のもぎもぎとの組み合わせがまたえげつない…!
まあ相手があのマキアなので味方側もこれくらいチートで漸くバランス取れるレベルですが。口にアイテム放り込むってなんか少しゲームのボス戦感覚でもあるなあ。
ミッドナイトのファンである峰田からすれば当然彼女の安否は心配だよな…。
で、そんな彼を「また皆で」「授業受けるんだもんね!」と励ます芦戸ちゃんがめっちゃ眩しい!
たとえ根拠なんか無くとも確かに希望を抱ける笑顔です、こういう陽のオーラもまたヒーローとしての才能の一つ…!
やはりシンリンカムイはもう殆ど意識がない様子。うう、痛ましい…こうなると本格的にこの戦いの後の復帰が心配になってくるな…。
ホークスも同じような状態に陥ってるしそろそろ荼毘へのヘイトが限界突破しそう。もう過去がどうあっても彼は確実に良い最期は迎えなさそうだよなあ…。
まんまと罠にかかったマキアm9(^Д^)。見た目に痕跡残さずトラップ作れる柔化めちゃくちゃ有用だな…!敵がただ愚直に進むだけの脳筋だったとはいえこれは充分お手柄ですよ。
相手に飛行手段さえなければ嵌められる可能性はあるし、成功せずとも罠があるという事実だけで牽制にはなる。
こんな時すら「多勢に無勢をお許し下さい」と謝る塩崎さんは相変わらず律儀すぎる…w そんな彼女の蔓を容易くぶち切るマキア____ですら剥がせないもぎもぎSUGEEEE!!!!
これは脅威の粘着力…!剥がれないと分かってるからこそ宍田・砂藤・拳藤のパワーチームを安心して応援できるな…!
ヒミコちゃんの意味深な「………」は何だろう、やっぱりデクやお茶子を探してる?ただそれだけにしてはやけに表情が暗いような…。
あるいはトゥワイスを殺した犯人探しだろうか、彼女はホークスが実行者とは知らない筈だし。どちらにしろ動向が読めなくて雄英生との接触は不穏だな…。
背中から駆け上がったのは尾白くんと障子&青山!ジョジョ立ちっぽく華麗なポーズ決めてる青山くんにジワるな…w いや肘や腕の照準を連合に定める上ではこの体勢も合理的か。
そんで耳朶ごと耳郎ちゃんの音響増幅装置を燃やした荼毘ゴラァ!おおお前そろそろ許されなくなってきたぞ…!
ポインターを連合に投擲して離脱→上鳴くん浮上はスムーズな連携!彼を浮かせてるのはB組の柳さんの「ポルターガイスト」ですね。
説明によると「動かせるのはヒト一人分程の重量」なのでこれが精一杯なのでしょう。その代わり無重力と違って触る必要がないのは彼女だけの強み。
そんな上鳴くんをまたも建て物の破片で遮ったコンプレスは悔しいけど有能…!例の増電が防がれたのを憶えてたのは敵といえど評価せざるを得ません。
彼って派手な活躍は少ないけどこういう地味なアシストでポイント稼いでくるよな…!マジシャンならではの観察眼と言えるかもしれない。
「思わずストック(タネ)使い切っちまった」は…さすがに疑うべきじゃないのかなあ。ただ彼は合宿編で爆豪&常闇を奪われた…と見せかけて、実はフェイクだったことがあるから怪しんでしまう。
いやこのセリフはメタ的には上鳴くんの株を上げるためのものだし、恐らく本当だと思いますが。
麻酔を創造しながら投げる八百万、テープに接着させて狙う瀬呂、もぎもぎごと投げる峰田、分裂させた手で運ぶ取蔭…。
そんな彼らの奮闘を一笑に付すように一息で吹き飛ばしてると徒労感が凄まじいっすね…。所詮沢山の小人よりも一人の巨人の方が優れてるのだと一瞬めげそうになる…。
おまけに蒼炎で防壁まで張られちゃますます隙がない…!ヒミコちゃんに心配されてたように漸く皮膚が危うくなってきたのが救いでしょうか。
ホークスにカムイ、そして今回と連発してるしここらで限界を迎えそうなのは自然なタイミング。とはいえまだ全然安心できる状況じゃないけど…。
荼毘によると「高揚を体躯の変動エネルギーに変える」「痛覚を遮断する」等の"個性"がマキアには搭載されてるとのこと。
今の死柄木も色々似たような"個性"を持ってそうだなあ、特に後者。エンデヴァーの炎を浴びても普通に動けたのは超再生の他に痛覚遮断による効果でもありそうだし。
希乃子ちゃんの「胞子も燃えちゃうノコ」はそのままの意味。
「炎で影が…!」は黒色くんは黒いものに潜って移動するので、炎の光で影が絶たれたことで接近するための経路が失われたってことですね。
似た者同士なだけあって弱点も常闇くんと同じ。この妨害は痛いですね…これは痛い…。
柔化と爆弾の二段構えの罠を張ってたヤオモモさすが!敵の動きを先読みする思考が立派な知将。いや本当よくあの短時間でここまで緻密なトラップ用意できたな!
彼女に託したミッドナイトの視点で感激してしまう…!不甲斐ないと自分を責めてたけど先生の判断は間違ってなかったよ!!
連合を縛りに使ってたのも評価高いです。というか今背中にいるとバレたのは蒼炎を目撃されたからだから、今の状況って大体荼毘のせいなんだよな…w
いやあそこで炎放たなかったらカムイたちに接近されてたから仕方ないけど、まずホークスを引き入れた前科があるから杜撰な印象がね…。
まあ「潜ったら俺たち死ぬでしょ」問題は連合を圧縮→マキアに持たせる、で解決できそうな気もします。
コンプレスが自身も圧縮可能なのは合宿編で圧縮→荼毘の炎を回避→解除って使用法を見せた時点で確認済みですし。
自分も含めて連合を全員圧縮できるならまだ逃げ道はある。
雄英生の挙動から狙いが口だと察してくれたMt.レディマジ有能!…なんですが、のしかかって「アーンしなさいホラあーん!」とか言ってるとなんか特殊なプレイみたいだよ!
絵ヅラとセリフの温度差すげえ!!6周年巻頭カラーのこのタイミングでまた性癖ブチ込んできたな堀越先生…!
そして満を持してマキアに接近したのは芦戸ちゃん!
この粘液を纏って炎から身を守る姿はNo.256で披露してた「アシッドマン」です。
ここで切島くんリスペクトのこの技で迫るとかタイミング神懸かりすぎィ!中学時代マキアに遭遇した彼女に相応しい役割です、まさに結田付組の集大成。
実際切芦はマキアが中学時代に遭遇したヴィランと気づいてるんですかね?次回気づく、もしくはすでに気づいてて心理描写で示されるパターンだろうか。
逆に気づいてない場合はあの頃より更にデカくなってるのが原因だったり…?でも読者としてはこの熱さを彼ら本人と共有したいよな〜!
物間くんたち他のB組の生徒やまだ名前しか出てない「マジェスティック」の参戦があるかも注目ポイントです。
マキアの方もまだ粘ってきそうだしな〜…完封に至るにはもっと人員が必要そうではある。何よりプロにはもっと活躍してほしいしな!総力戦らしくさらにドンパチしてほしい。
そして最も気になるのが誰がエンデヴァー側に到達するか…。荼毘はわざわざ近属を連れてきたくらいだし少なくともこの2人はあちらへ辿り着きそうなんですよね。
となるとマキア昏睡には成功するも連合には逃げられる展開か…?で、計画通り轟家の秘密を世間に暴露…は考えたくないな…。
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