僕のコミックアカデミア

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僕のヒーローアカデミア No.376 『花に嵐』/だいなま #1 感想

※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.376 花に嵐」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

 

【表紙】

 そのままマイクぱくっと食べちゃいそうな持ち方と表情なのが何ともデクらしいな…あ、もちろんやらしい意味ではなく。

 ちょっと文化祭編でボーカル決めるときに歌ってた耳郎ちゃんを思い出しましたね、正直言うとあっちはフツーにやらしく見えたけど(ゲス)。

 

【巻頭C】

 かっちゃん鬼かっけええええええ!!!!!前回謝罪回の影響か若干票数減ってたから1位陥落もあり得るか…?と思ってましたが、全然絶好調じゃあないっすか!

 今本編で息してないからこの好戦的な顔がちょう懐かしい…!この生命力たっぷりな笑みこそかっちゃんらしさよ!

 

 ここで注目したいのはかっちゃんの胸。いやえっちな意味じゃなくて、手で隠れて見えづらいけど前はなかった傷跡があるんですよ。

 これって死柄木に心臓止められたときに刻まれたものじゃね?と。つまり本編でも蘇生後はこの傷跡がついてるという生還フラグ…だと信じたい。

 

 1位は逃すも我らがデクも安定のふてぶてしいお顔。これは作者直々に8年間WJの表紙飾り続けてカメラ慣れしたと言われるだけありますわ…!

 かっちゃんと一緒に脚強調するポーズできてちょっと嬉しそうな表情でもある。次は1位に返り咲いてもっと不敵な顔してほしいっすよ!

 

 で、一番衝撃的だったのはエンデヴァーの4位です。実子虐待中年男性が三銃士に次ぐ順位なのさすがに面白すぎだろ!

 しかもデクと轟くんより轟くんとエンデの方が票数差少ないのがヤバイ。いや僕は別にいいけどショートの女は推しより虐待親父の方が上だったらキレてそう。

 

 いやでも一個人としてはエンデヴァーの4位は純粋に嬉しいです。エンデ虐めはもう充分堪能したよ…みたいな感想を今年は結構見かけましたが、

 その後ちゃんとした活躍を描けば読者は相応の反応をしてくれるんだなと。ホークスも自分より憧れの人が上で喜んでるに違いない。

 

 いや~これは荼毘が11位でギリTOP10入り逃したのが口惜しいな…!轟家三人でカラー飾ってほしかった。お父さんと並べて嬉しそうな燈矢くん皆も見てみたかったよなあ!?

 まあそれだと今度はお茶子(10位)がランク外になっちゃうんで投票した身としてはやっぱ譲れませんが。

 

 こうして見ると今回の上位10名はかなりバランスいいっすね。メイン5人に彼らの恩師である相澤先生、プロTOP2と入ってほしかったキャラが揃ってて満足度高い。

 これでオールマイトがいれば完璧でしたが、引退して派手な活躍できない身でこの面子に入っていくのは厳しいか…

 

 上位10名以外だと目を奪われるのはやっぱ意識混だっちゃんですね。こんな胡乱な存在に273票も入ってるの、狂気すぎんだろ!

 梅雨ちゃんとかジニさんとかがコレ以下の順位だと思うと無限に笑えますよ!いや各キャラのファンにとっちゃ全然笑いごとじゃないでしょうけど!!

 

【本編】

 追ってきたお茶子をヒミコちゃんは「しつこい」と一蹴。まあ彼女からそりゃそうやろなって感じですが、こういうしつこさも憧れのデクくんっぽいじゃないっすか…!

 ここはデク茶推しとしてポジティブに捉えたい。そも蛇腔で絡んできたヒミコちゃんだって相当のしつこさだったしな。

 

 今回のサブタイ「花に嵐」は米津玄師の同名の曲が由来なのかな。

 ざっと歌詞の考察ググった感じ、「あなた」がプレゼントしてくれた花を突き返した「わたし」の後悔の歌っぽいんで、関係的にはトガ→茶を意識したタイトル?

 花=恋バナ発言と捉えるのかなと。いや正直全然自信ない。

 

 元の姿に戻るヒミコちゃん。あれ、荼毘が採取した量じゃ持続時間は精々30~40分間じゃなかったっけ?随分はやくね?

 彼女が血を飲んでから黒霧が現れるまでの間に実は結構時間が経過してたのか…?仮に自分の意志で「変身」を解けるとしてもここでそれをするメリットがないですし。

 

 トゥワイスの大群と「蒼炎」に押されるヒーローたち。希乃子ちゃんの放つ胞子が炎で燃えてしまうのはマキア戦でも言及されてました。

 まあ「キノコ」って本来肺攻めとかクッソエグいことできるからね…

 そんな凶悪な"個性"を封じてくれたの、他のヴィランからしたら荼毘様様すぎる。

 

 シシドが捕えたヴィランたちの避難指示出してたの、ヒーローはこんな時でも守るものが多い…!こういう描写を忘れないのがヒロアカらしさだよなあ。

 たった一コマなのにヒーローの使命の重さを改めて思い知らされたもん。さっきまで戦ってた相手が庇護対象になるの条件厳しすぎる。

 

 ウラビティ&フロッピーはツクヨミ&イヤホン=ジャックと合流。「魔王と戦ってこれくらいなら運がよかったよ…!」と聴いて頷きそうになるの、

 読んでるこっちもだいぶ感覚マヒしてきてんな…エンデが右腕、ミルコが両腕右脚失ってるとはいえ、安いもんだ耳の一つくらいとは言えない。

 

 長男に見下ろされるエンデヴァー。火力回復のためかトゥワイスたちに手足のみで応戦してるのが労しい…というか、逆に手足だけで戦えるの強すぎだろ!

 思ったより大丈夫そうで安心した。いや片腕ない男に言う事じゃありませんが、蛇腔戦みたいにまた動けなかったらたまらんからね。

 

 AFOが黒霧を待たず自力で†天空の棺†に行こうとしたの、やっぱスピナーの「死柄木タチ」に含まれてない説が有力なんじゃね!?

 未だにAFOの前にだけ「ワープゲート」が開かれてないのが不自然すぎるもん。まあそのことをAFO自身が疑問視してないのは謎ですが…可能性はあるかなと。

 

 AFOによれば今の死柄木は未完成とのこと。自我奪ってるだけでもウザいのにまだ出しゃばる理由あんのかコイツ…と思いましたが、

 そういや転弧としての自我は弔とAFOの統合に邪魔なんだったっけ。

 単純に考えるならその処理が目的でしょうが…他にまだ未完成の要因があるんだろうか。

 

 エンデに荼毘阻止の指示を出すホークス、過酷だけど的確な判断。で、AFOのウザったい煽りに「ぐちゃぐちゃうるせえな」はギャップデケェ~!

 いつも飄々としてるだけにこのシンプルなお口の悪さにグッときましたよ!!顔金玉の口撃なんかに折られやしないって逞しさが確かにある…!

 

 「おまえはもう 俺たちのNo.1に一度負けただろが!」もたまんねえ~~~~~!!!!俺たちのNo.1(エンデヴァー)って呼び方が強火すぎんよ!

 僕らもエンデをNo.1として認めてるから「俺たちの」って複数形なのが嬉しすぎる。ホークスと憧れを共有してるこの一体感に昂るワケですよ。

 

 こちらに向かう荼毘改め燈矢を"見る"エンデヴァー。この静かながらも覚悟の決まった表情がすっげえいい…!

 やっと燈矢がまたお父さんに見てもらえる瞬間が訪れたんだなって。その事実だけでもう胸いっぱいで泣きそうですよ!!もし燈矢が神野で止められてたらこの感動はなかった。

 

 とはいえ読者としては当然轟くんにもここに参戦してほしい訳で。気になるのは前回見開きのトゥワイス群の頂点付近に描かれたこの人影。

 「ワープゲート」に最も近いことからこれ轟くんじゃね?って予想がありまして、お茶子たちも閉じる前にギリ飛び込めた以上否定はできないなと。

 

【だいなま】

 本編の自己顕示欲が愛でられたい方向に変換されてるかっちゃん、それはもうただのモモンガだろ!

 と思ったらご丁寧に「ちいかわちゃんとはいっさい関係ありません」とか補足されててワロタ。関係あってたまるかこんなん!!いや正直ちょっと可愛いとは思ったけどな!?

 

【作者コメント】

「ファンタジーこれで三枚目です。村人デクは幼馴染の盗賊団に入団しました<耕平>」

 二次創作で勝手に付け加えられそうな設定を自ら投下してくる原作者、つよい…!まあ正直デクは疎かかっちゃんもヴィラン行為してるイメージはないけど。