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僕のヒーローアカデミア No.215 『最終局面!緑谷VS心操!!』感想

※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.215 最終局面!緑谷VS心操!!」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

 

 原点を思い出す、それはオールマイトが菜奈さんに言われてたことでもあります。

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 ゆえにそれを意識することでデクが黒鞭の操作を行えたことにも確かな説得力がある。

 デクの中でオールマイトが自信の源になってる、それをこの言葉で自分のことの様に実感してこちらも安心できたんです。

 

 オールマイトが黒鞭の変化を見抜いてくれたのも嬉しい判断。オールマイトの言葉を胸に気を研ぎ澄ますデクを肯定してくれた様にも思えたんですよね。

 前回静観を提案した相澤先生との立場の逆転にもなってる。OFAの秘密を共有する立場からきちんと理解を示してくれたのが有難いです。

 

 デクの一連の制御の流れは熱かったんですが、それはそれとして愚痴をこぼす心操くんには思いっきり同情するぜ!!

 いやこれも彼の洗脳のための煽りの一種なんでしょうけど、ブラフだと疑いたくなる気持ちは分かるw 側から見たらホント何やってんだか分からない"個性"だからなOFA…。

 

 黒鞭の使用は短時間限定かー。個人的にはもうちょっと使い熟してるデクさんを見ていたかったんですけど、心操くんとのパワーバランスや今後に課題を残す必要を考えるとまあ仕方ないか。

 後々もっと相応しい場面で完璧に使い熟してる姿をお披露目してくれることに期待しよう。

 

 使用すると痛みを伴う、それ自体は通常の許容上限オーバーと同じですが考えを改めた今のデクにはそこまで心配してないです。

 周りからしたらハラハラしてたまったもんじゃねーだろーけどな!!特に何また制御ミスっとんだクソがみたいな表情してるかっちゃんがポイント高い。

 

 黒鞭を含めた6つの"個性"、安定して使い熟せる様になるのはまだまだ先のことみたいですが、今回の様にほんの少しの間だけなら今のデクでも使えるならそんなに待ち遠しいって気はしないです。

 寧ろ発現だけなら次の"個性"のお披露目は案外早く来るんじゃないかって期待してる。

 

 まだ他に5つも"個性"が残ってるなら、割と早いペースでお披露目していかないと出し惜しみになってしまうんじゃないかと感じるんですよね。

 今回の様に発現と使い熟せる様になるタイミングが同時じゃないのなら、次また新たな"個性"が発現してもデクが急成長する訳じゃないですし。

 

 要は歴代継承者の"個性"の発現ってOFAの出力upに応じてる訳じゃないんじゃないかと。

 安定して使い熟すには許容上限のupが必要なだけで発現するのはデクの意志がその"個性"の用途と一致した時みたいですし、とりあえず"個性"発現→出力upと伴に修得していくって流れがお約束になりそう。

 

 ももももも物間くん!?!!?もう拘束されてそのまま牢屋に直行ってそんなご無体な…。

 あそこからお茶子の拘束を解いて、颯爽と心操くんの助太刀に駆け付けてくれると信じてたのに…。デクにコピーという"個性"で擬似AFOの様に立ちはだかる姿が見たかったお…(´;ω;`)。

 

 物間くんの煽りがハッタリなのは見え見え、つーかそれできるならわざわざ伝えず無言で実行すりゃいいんですが、ここで完全無視せずに律儀にハンドサインで返答するのがお茶子らしいよなぁと。

 CP的な意味ではないんですが、可愛い女の子に嫌味な男が拘束されてる姿は不覚にも萌えたぜ。

 

 あと物間くんの嘘の能力を伝えて"個性"の発動を狙うって戦法、呪術の真の能力を晒すと効果を底上げできるルールと真逆だなとか思いました。

 まあ呪術キャラのレスバに比べたら物間くんの煽りとか可愛いものですが。コラボで釘崎さん辺りに煽り合いでボコボコにされて凹む物間くんはよ。

 

 物間くんの"個性"、そもそもコピーできる数に限りがあると思ってなかったので=時計の数って発想がまずなかったですね….

 さも4つまでなら使えるみたいな口ぶりだけど5つ以上使える可能性も充分あるなこれ。ここは今後本編また単行本のおまけで解説されることを期待。

 

 "個性"を切り替えても切り替え前の"個性"の効果が持続されるのは一部で予想されてた通りですね。じゃなきゃ時計をわざわざ複数用意する意味がないですし。

 となると自由度は大幅に下がるとはいえ、やはりAFOの様に有効な"個性"の組み合わせを模索できる訳か。

 

 ただ疑問なのはこの「効果が残る」ってのが5分間だけなのか、それとも5分以降もなのかなんだよなぁ。

 後者だと使い勝手良すぎるので恐らく5分間だけだと思うんですが、はっきり明言されないと確信はできない。次回物間くん製の特大ナットが縮む、みたいな描写があれば確定なんですが。

 

 「人体に直接影響するもの以外は割と残る」のに人体に直接打撃を与えるツインインパクトで今回デクを攻撃できたのは、一撃目を加えた後"個性"の切り替えを行い、再度ツインインパクトをONにした場合5分以内なら一撃目の効果はリセットされず二撃目を加えられる、ってことでしょうか。

 

 具体的にはツインインパクトでデクに擦当たりする"個性"を切り替えて乱戦の中でポルターガイストやらサイズやらを使う①から5分以内に再びツインインパクトをONにして二撃目を加える、ってことかと。

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 ただ③が①から本当に5分以内なのか確証がないのが怪しいところですが。

 

 だけど少なくとも①ON→②OFF→③ONの過程を踏んだ場合、①で与えた効果を実際に発動できるのが③なのは間違いないはず。

 ②で発動可能だと「人体に直接影響〜」の台詞が今回デクの人体に打撃を与えられたことと矛盾しますし。ううむ…されるか分からんがここも今後の解説待ちかな…。

 

 峰田を捉える過程がキンクリされていきなり二連撃くんが拳を叩き込んでたのはかなり衝撃的だったんですが、「動ける恵体」ってキャラ付けが強烈だったのでこれはこれでアリですw

 そしてそれを見た柳さんが即芦戸ちゃんを攻撃してた辺り、やはりB組側も連携の隙のなさでは負けてない。

 

 一撃目は擦当たりだったのに、二撃目は鼻血が出る程の衝撃ってツインインパクトの威力の上昇率ヤバいな…。

 これ"個性"伸ばしで更に二撃目の威力を上げられたら触れられるだけでOUTな相当脅威な"個性"になりそう。例え実際に触れなくてもその場にいるだけで相手に意識させられますし。

 

 捕縛布を利用して逆に心操くんを拘束したのはテクニカルなカウンター。

 一方のお茶子も2人続けて戦闘不能にしたのは適切な処置だったんですが、例の手刀は花京院の「あて身」を思い出して笑ってしまったw

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 この辺ガンヘッドさんとの回想を入れて補完してくれると有難いんですけどねー。

 

 あとやっぱり峰田のモギモギは拘束する上で超強力だなと!少し押し付けただけで身動き取れなくさせられるとかお邪魔ギミックとして優秀すぎる。

 押し付けられて驚いてる小大ちゃんがそこはかとなくエロスなのと、押し付けるお茶子のデフォルメ顔とのギャップがまた良い味出してます。

 

 デク・芦戸ちゃんともに敵を制圧!!…したかの様に見えて、心操くんが今回ペルソナコードを回収したのをメタ的に見ると、次回A組の誰かしらが洗脳される可能性はまだ残ってると思います。

 まだ全員投獄された訳ではないし今回だけでA組の勝利と決めつけるには早いと思う。

 

 

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