※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.331 アメリカ」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
一コマ目からいきなり画風違いすぎるスターの(≧Д≦)みたいな顔が目に入って一瞬ヒェ…となりましたが、その後普通に回避してて一安心。
前回のアオリが「決着は───」でヒキもそれっぽかったからな…
1P目から死体と化したスターの姿を見るようなことにならなくてホッとした。
死柄木弔(?)on戦闘機。これが定着率100%に至った姿でしょうか、今のところ指摘されてた髪が伸びた以外に変化はないような。
強化開始前に描かれた例の蝶のような羽根はこれから生やすんだろうか…
この長く白い髪は羽化する前の蝶の繭をイメージしてるようにも見えるんですよね。
「彼女の"個性"は国に堅く管理され〜」はそらそうよ!チートすぎるもん!むしろOFAのような"個性"を政府が把握しておらず、
継承者+αしか知らなかった日本側が異常なのだと思い知らされますね…。結果その名が知られただけで様々な憶測が飛び交い、デクに不安が集中した訳だし。
まあ国としては危険すぎる"個性"を放置できないから合法的に管理下に置こうとするのは当然だよねと。
人聞き悪いですがヒーローに憧れる少女を表舞台に立たせてあげたならWin-Winでしょう。少なくとも夢を騙って裏の世界で非合法な殺しを強いてた日本の公安よりはずっとマシ。
しかしこれ私生活においてどれほど厳しく監視されてるんですかね?囚人並は流石にないと信じたいんですけど、その発動条件ゆえに人物との接触は必要最低限、
どうしても触れる場合は逐一報告と許可が必要だったりはしそう。自由な"個性"のせいで不自由を強いられるという皮肉。
「ルールを設定できるものは一度に2つまで」「オールマイトのような超パワーは不可能」等の細かい制限も国による検証で発見されたものなんでしょう。
実質兵器の如く幼い少女で実験するのはかなり危うい扱いだな…それだけリスクの把握がマストな"個性"ってことなんだろうけど。
死柄木orAFOor志村による「新秩序」考察パート。「無際限ならば〜頭を砕かなかった理由がない」はその通りですが、
これも97〜98%に至った肉体の防御力が異常なだけで、普通の人間が喰らえば当然砕けるレベルの一撃なんでしょう。OFAで言えば何%くらいのSMASHなのか気になる。
「上限のあるバロメーター」と喩えられてたけどその図によれば弱体化にも"0"という下限があるよね?0=「心臓が止まる」=死?
だとしたら0に近い弱体化ほど何か条件が必要になるのかな。じゃなきゃ前回「ここから少しでも動いたら」って条件をわざわざつけた理由がないですし。
「何かを噛ませる事で〜ルール付けすることはできない」は盲点だったなあ。触れたモノを危険な物質に変える(ex.大気→真空)ことは可能だけど、
触れたモノのまま危険な性質を与える(ex.大気+"触れると死ぬ")ことはできないと。罠仕掛けられないのは確かに想像よりは自由度低い。
死柄木に「新秩序」が無効だった理由は前回予想した説の①。
#ヒロアカ
— コウ✈️🇺🇸 (@s_g_hrak) 2021年10月17日
死柄木に「新秩序」が効いてないのは①AFOに干渉されてるから(自我が曖昧だとダメ)or②死柄木弔じゃなくて志村転弧だから(本名じゃなきゃダメ)?スターは相手の名前が「トムラシガラキ」だと今知ったばかりだから特に②はありそう。デスノートみたいなルールの抜け道だな…。#wj46 #mha330
いやこれズル〜!本人の認識による分、本名さえ知れば勝てる②より厄介じゃん…!
AFOが死柄木をあえて境界が曖昧な状態に留めてたのはこのメタ張るためでもあったのか…!この周到さはさすが魔王と評さざるを得ない。
このメタ特性も今まで描かれた"自分は自分であると認識すべき"って本作のテーマに関わってくるよなあ…。
自分の炎を家族と同一視してた轟家、分裂したトゥワイス、他人になりたがるヒミコちゃん…今の死柄木も彼らと同じで自分が何者か曖昧な症状に陥ってるのだと理解できる。
「犬にはモンちゃんで適用されるかなぁ?」は紛れもなく志村転弧としての思考…!こんな死闘の最中に幼さを感じさせられると不覚にも和みますね…!
あれだけ懐いてたなら「モンちゃん」=志村家のペットという認識がモンちゃん側にもあった筈なので、多分適用されるでしょう。
その懐かしさを台無しにするAFO(?)の「──本当にどうなっちまったんだ僕は」よ…!この辺、転弧orAFOが実に曖昧だなあ。ワクワクしてそうなのはAFOっぽいけど、
その表情に反した「イライラする」は転弧(というか死柄木)っぽい。〝僕〟が誰なのか断定できない台詞になってる。
「呼吸器系」と言われると希乃子ちゃんの肺攻めを思い出すんですが、
「新秩序」ならそのような苦痛を強いることも可能なのか。
その対策がしてあると判断したのはこの酸素の薄い上空で今普通に呼吸してるから?スター自身も似たルールを自分に設定してるところからくる発想か。
「アグパー」司令は例に漏れずSWのアクバー提督が元ネタでしょう、後頭部のフォルムもそれっぽい。
いや今更だけど堀越先生どんだけ好きなんすか!
「ウェッジ」といいまるでヒロアカ×SWのクロスオーバーを観てるような感覚になるな…!これが本当の"スター"・ウォーズってか!
「今 殺す」のガンギマった表情からの茶目っ気ある「お兄ちゃん達(ブロス)!」はギャップあるなあ。恐らく意図的なんだろうけど本当に画風コロコロ変わるよねこの人…w
トゥルー/マッスルのような堺がない分、オールマイトよりもその印象強い。この変化が見てて飽きないです。
回想、戦闘員たちと初対面時のスター。もうこのタンクトップ姿の時点で堀越先生好みのデカい女すぎんだろ…。
ただ髪の生え際部分が少しだけ黒いのは地毛である茶髪の表現?
『2人の英雄』では茶色かったですし。
金髪同様この陽気な振舞いも生来の人柄ではないって描写に取れる。
機体を回転させて死柄木を落とすウェッジ。そういや今回「崩壊」が使われてないっすね…戦闘機を塵にしなかったのは単に死柄木にとっても貴重な足場だから?
それとも何か「崩壊」が使えない理由があるのか。前者なら今の死柄木は滞空のための"個性"はやっぱ持ってないのかな。
スター×1000の大きさの「フィスト・バンプ・トゥ・ジ・アース」はデカ過ぎんだろ…(画像略)。爽やかな青空に筋肉質なおばさんの女体が映し出されてる絵ヅラが反応に困るんよ!
その荘厳さに慄けばいいのか、性的さに興奮すればいいのか…大気で抜くとか中々に特殊な性癖じゃね?
巨神の如き左ストレート→両掌でプレス!どっひゃ〜〜〜〜〜……!!もう死柄木のみならず読者もまとめて性癖の塊でブン殴ったる!って圧を感じますよ!
巨女に弄ばれたい人にとっては極上のシチュエーションだろうと。遥か上空で嬲られるとかスケールがPlus Ultraしすぎてる。
スターにレーザー集中照射→「新秩序」で固めて槍型形成!ここにきて作中におけるレーザーの存在級位が急激に高まってる…!
青山くんの「ネビルレーザー」を操ってた葉隠ちゃんの超究極版みたいな印象です、
一国のトップともなればここまで桁外れなのか…改めて規格外すぎる。
「ケラウノス」はギリシャ神話のゼウスが振るう「雷」の武器。
巨神の如き威光を放つスター(を模した大気)が扱うに相応しい名前です。
本家ではタルタロスから解放されたサイクロプス三兄弟からの献上品ですが、こちらはタルタロスを脱獄した死柄木が喰らってるのが良いズラし。
「これで倒せるならエンデヴァーが倒せなかったはずがない!!」とオールマイト以外の日本のヒーローも高評価なのが嬉しいっすね…!
この言葉を信じるなら殺傷力では「ヘルフレイム」>>>>米国の科学力の結晶なのか。確かに全面戦争で焼かれた時はもっと黒炭と化してたからなあ。
繋がるアクバー…ではアグパー司令との通信。「一発サービスしておいた」ってこれ、アグパーさん自身も「免許剥奪どころじゃ済まない」んじゃ…?
いやでもこういう粋な返答は実にアメリカンで好めます、公安の前会長とは違って真っ当な大人としてスターに接してたのが分かる。
アグパーさんの側の机の上にはオールマイトと一緒にピースしてる幼いスターの写真が。
紙版だと印刷粗くて目元が見え辛いんですが、まだ画風が変わってないヤングエイジだよね…?隣にデイヴらしき人物もいるし。
でも服装は『2人の英雄』冒頭と違うから着替えた後撮ったのかな。
スターの本名「キャシー」はワンダーガールじゃん!
アメコミの方のキャシーはギリシャの神であるゼウスの娘(or孫)であり、
神話において「ケラウノス」はそのゼウスへ贈られた品。
あの槍型レーザーが同じ名前なのは父親から受け継いだ武器…ってメタ的な文脈が存在するからか。
「ティアマト」は堀越先生の前作『戦星のバルジ』に出てくるアストロの仲間じゃねえかあああああ!!!
まさかここで彼の名をミサイルの名前として聞くことになるとは…!オーマガと違ってまるで黒歴史の如く今までこういうサービス皆無だったから嬉しすぎるサプライズっすよ!
Vol.31の次巻予告には「来たよ!俺たちも戦うよ!」と言うアストロとティアマトの落描きが載ってました。
いやだからってミサイルと化して戦ってくれるとは思わんて…。
つまり「アストロ」も兵器か何かとして今後登場するってことですよね!?何に転生してるのか楽しみすぎる。
「ティアマト」とはメソポタミア神話における原初の海の女神。
バルジの方のティアマトには名前が女神なのに女苦手wみたいなノリでつけたのかな。
この戦いにおいては海を渡り、女性であり神の如き力を持つスターに集う武器…と考えるとこれ以上なく相応しい名前に聴こえます。
しかし「何かを噛ませる事で〜」の推察が正しければ「『ティアマト』はトムラシガラキに必ず当たる」みたいなルール付けは多分無理ですよね?
そも全弾当たったところで絶対に死ぬ保証もないし…。ここまでやっても尚倒せるヴィジョンが全く浮かばないのがラスボスの鑑すぎる。