※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.321 A組からOFAへ」「特別読切 ENDEAVOR'S MISSION」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
【巻頭C】
ここはヒロアカがロボアニメだった場合の世界線…!即ちWJ産グレンラガン!BONES産グレンラガンですよ!やっべぇオールマイトロボ超かっけェ…!
フィギュア化されたら絶対買うレベル。これ乗って動かすタイプのロボなんだろうか、それなら幼馴染に操縦してほしい…!
グリーン、つまりデクカラーで統一されたA組の衣装はオレンジ中心だった5周年の時と対照的ですね。🖐と✌️で"7"を表してるデク茶とその側にいる飯田くんだけでもう泣ける。
あと青山くんがこちら側に表情を見せてないのはやっぱり内通s…
おや、誰か来たようだ。
【ホークス:SOOTHE】
掌に人の字書いて精神を落ち着かせるのは体育祭直前に峰田もやってた行為ですね。
飲まないと効果ないって律儀に補足してくれた轟くん有難え…!期末試験でもヤオモモに足の甲のツボ教えてたけど彼そういう精神統一のコツに妙に詳しいよね。
掌に書いた人を口の中でBOOMしてるかっちゃんはヤベェよ…完全に関わっちゃいけない人だよ!
英語ができりゃなんとかなるbotと化した轟くんとの温度差がシュールすぎる。あと当然の如くデクたちと離れた場所に座ってるの、ナチュラルな拒絶を感じますね…。
このタイトルなのにホークスの影も形もないのが気になるんですが、このページの後登場するのかな。
SOOTHE(宥める、和らげる)ってワードからしてホークス"が"和らげるのか、ホークス"を"和らげるのか。オリジン三銃士が緊張してることからして前者かな。
【本編】
エンデヴァーinグラウンドゼロ。前回から広場に停まってた黒い車は結局エルクレスじゃなくてTOP3のもの?
いやエンデがいるからと言ってオールマイトが来てないとは限らないか、今車内にいるかもしれないし。まだ「I AM NOT HERE」の札を自分の手で外す可能性は残されてる…!
「硬化」した切島くんが轟くんの氷削るのは文化祭でも見せた芸。
ディクテイターに共犯がいる可能性を意識する危機感の強さは流石No.1と言ったところか。
そんで散開した脱ヒーロー派は余計な手間かけさせやがって…!その場に留まってくれりゃわざわざ探さずに保護できたのに。
切島くんの両隣を走る内通者候補TOP2…ってこんな言い方したくないですけど!
でもヘッドギア外した切島くんとは逆にグラス外さない/透明化解かないのが素顔を見せてない=内通者って深読みしちゃうんすよ!
爆豪飯田口田もマスクやメット外してただけに余計にそう感じてしまう。
デクを止めるには拘束に長けたジーニストの手を借りるのが得策、しかし今はその役目はA組の生徒達に託して…とパッパが考えられるようになったのマジ尊いな!
氷結を見上げる迷いのない視線が何ともエモい。親友を救けたい息子の意志を漸く尊重できるようになったんだな…って。
ショートvsデク。轟くんの説得はデクが「そんなナリ」=ボロボロの状態なのにOFAじゃなくて雄英の方狙う理由ある?って感じで正直ピンときてないんですが、
まあ大切なのは「俺たちも一緒に戦わせろ!!!」って主張の方か。その気持ち自体は何の文句もなく賛同できるものですし。
「次は君だ」の文字がデクに貼りついて剥がれないのはちょっとエコーズACT2っぽい表現ですね。その言葉に囚われて心を蝕まれていく…っていう。
ほんの僅かな言葉が対象の行動を大きく制限してる様がそれっぽい。氷をブチ破るデクの表情がガンギマってて居た堪れないっすわ…。
梅雨ちゃんの舌に巻かれてデクを捉えたのは峰田!「ミネタビーズ」は仮免試験対策で開発した武器です、
名前自体はウルアナで判ってたけど本編で出たのはこれが初?
まさかこんなア◯ルビーズ擬きが一縷の希望と化すとは…その見た目のいかがわしさを忘れるほど胸熱な光景だな!
峰田が惚れたのはUSJで怯えながら勇気出して水難ゾーン突破した時のデク。そうそう、峰田は期末試験でもあの時のこと思い返してたし、
B組との対戦では自信に満ちたデクに「何かさびしい」とコメントしてたのよね。
だから今またその気持ちを言葉にしてくれたのは納得しかない。
No.1で思わずオールマイトに縋りついた時のデクっぽい構図なのも胸熱ポイントです。
憧れのヒーローに言いたいことがあって、止めたくて…そのなりふり構わない姿があの時のデクと被る。
かつては縋る側だったデクが今は縋られる程の力を手にした変化を象徴する画とも言えます。
そんな峰田も遠ざけられ…ただ落下しないように「黒鞭」で付近の屋上に下ろしたのはデクらしい丁寧さか。
で、粘着力パないから結局そのままの「ミネタビーズ」厄介すぎィ!触るとくっつくから放置するしかない。止められなくても効果残るのがお邪魔アイテムとして優秀すぎる。
ナガン戦でも見せたOFA45%+「発勁」+「黒鞭」の擬似100%____の前に立ち塞がったのは我らが麗日お茶子!待ってたぜェ!!この瞬間をよぉ!!
ヒロインなのに「行かせてたまるか!!」って切なさより勇ましさを前面に出した台詞がもうね…!ヒーロー・ウラビティとして100点満点ですよ。
「皆に救けられんの屈辱なんと違うかな…」はデクが切島くんに爆豪救出を託すキッカケとなった一言でしたが、
結局お茶子自身は救けに赴かなかった訳で…今度は例え望まれなくてもデクを救けると。あの時と同じ神野の地でそれを果たすのはお茶子にとってもリベンジである訳だ。
「氷結」による大ジャンプ台は爆豪救出の時に作ったやつのスケールUPver…!
これぞまさにPlus Ultraですよ!
その巨大さ、用意されたギミックの多彩さ…全ての要素が5人しかいなかった神野編との違いを象徴しててクッソ胸熱。A組総動員して救けに向かってる実感ハンパねえ…!
「アシッドマン」はヨロイムシャの下で開発した技。
マキア特攻でも使ってたけどこれ他人にも纏わせられるのね。
「保護被膜用」で「溶解度0.1%」ってことは溶け難くして雨やら風やら爆風の抵抗を減らしてる訳か。逆に自分で纏って戦う時はある程度溶解度上げて動き易くしたり?
氷の台の上に設置されたレールは恐らくヤオモモ製のものでしょう。轟くんを押してるのは描かれてる障子砂藤口田常闇(というか黒影)…
だけじゃなく前回対話パートのあったメンツほぼ全員押してる?峰田とお茶子がデクの相手してた間に皆一箇所に集まってたとか段取りよすぎィ!
「膨冷熱波」は氷結→炎熱の順序で空気の膨張を引き起こす技。体育祭のデク戦やサイダーハウス戦で使ってました。
その勢いを加速に活かすとは考えたな…!技に指向性を持たせて綺麗に逆方向、つまりジャンプ台から逸れずに一直線に進ませられるコントロールの繊細さがヤバい。
お茶子は"アシッドマン"に触って「無重力」付与!これデクの「じゃあ他の誰が死柄木を空に留めておける!?」に対する一応のアンサー出てない!?
かっちゃん自身が浮いたり浮かせたりせずとも他の誰かを補助して達成すればいい、と。やや強引だけどそんな答えに取れなくもない。
「爆速ターボ」はその名の通り爆風による加速、
そして「"クラスター"」は全面戦争でデクやジーニスト救助の時に見せた光輝く爆破!
要はクラスター爆弾(※容器内にばら撒くための子弾が詰まった爆弾)のようにいくつもの「爆破」が一塊になってるように見える状態でしょうか。
切島くんの「言いたい事は山程あるんだ!」、お茶子の「言いたい事なら山程あって」、かっちゃんの「まだ言いてー事…」はステイン戦の「言いたいことは色々あるけど…」のパロですね。
飯田くんを止めるために駆けつけたあの時と逆に今は止められる側になってる…って対比か。
ところでかっちゃんの「言わなきゃいけねー事」は何…?謝罪?でもそれでわかった許すよハイ和解!ってなる光景は全く浮かばんぞ…。
エンデと夏兄のやり取りをあれだけ重く描いた堀越先生ならデク側の反応を軽くはしないと信じたいんですけどね…正直今生きた心地はしてない。
「爆破」で押されてアシッドマンの中から現れたのは我らが委員長!ハァァ…!ここも神野編のパロだよなあ…!
あの時デクが爆豪救出を切島くんに託したように、今度はそのかっちゃんがデク救出を飯田くんに託す。幼馴染の手を掴む役をそれぞれの親友に任せる一致が綺麗すぎる。
かっちゃんって初めての戦闘訓練で飯田くんと全然連携できてなかったのが印象深かったんですけど、今では「委員長!!!」と呼べるほど認められてたんだなあ。
特別深い関わりがあった訳じゃないけど飯田くんの皆を率いる姿をクラスメイトとして見てたならこの信頼は納得しかない。
「だから俺はいつだって──」「君に挑戦するんだ!」は体育祭の騎馬戦でしてた宣戦布告!
そうか、常に先を行くデクに追いつこうとする行為を「挑戦」と呼ぶなら、今のデクを救けるための奮闘もまた挑戦になるのか…!
今も尚全くブレない飯田くんの指針に有難さしか感じない。
そしてついに掴んだデクの手_____!同じ地で果たされた切島&爆豪の空中キャッチと同様、決定的な運命の分かれ目の瞬間を目撃した実感がハンパない…!
今ここでデク死亡√を回避したって確信がちゃんとある。飯田くんの力強い台詞、表情…彼の全てがその実感を持たせてくれる。
許容上限超えてボロボロと剥がれ落ちていくコスチュームと飯田くん自身の揺るぎなさがまた美しいっすよねえ…無機と有機の儚さと逞しさの対比と言いますか。
すでに原画展行った後なのに今度はここの原画観たいって思っちゃいましたよ。神聖すぎて宗教画として部屋に飾りたい。
2ndが言ってた「今の緑谷出久を補完できるもの」の答えは「同じ意志で同じ歩調で」「隣を走り続けようとする者たち」…即ちA組。
そして委員長である飯田くんこそその代表に相応しい。2nd自身がかつて仲間を率いて初代…つまりOFAを補完する立場だったから言えることでしょう。
ズームアップされた飯田くんとデクの手は恐らく2nd&初代のセルフパロ…!
あの瞬間にOFAは始まったと初代は語ってましたが、今回の救済はそのリ・スタートと言える瞬間だったんじゃないかな…!
力強く握られた飯田くんの手と弱々しいデクの手の対比に全ての感情が詰まってる。
「どこへでも駆けつけ──迷子の手を引くのがインゲニウムだ」は天晴兄さんの「迷子を見かけたら迷子センターへ手を引いてやれる」「そういう人間が一番かっこいいと思うんだよな」と同じ信念!
今デクの手を引いてるのはまさに迷子を救ける時の対応…!この上ない有言実行だ。
天晴兄さんのこの台詞、迷子してた転弧の手を引く人が現れなかった事を思うと本当真理なんですよね…
そう考えると今のデクはあの時誰かに救われた転弧のif√と言えるかもしれない。デクもA組の皆に止められずあのまま迷子を続けてたらいつかAFOの手に堕ちてただろうしな…。
「余計なお世話ってのは」「ヒーローの本質」は体育祭の轟戦後にオールマイトがデクに贈った言葉であり、
ステイン戦でデクが飯田くんに向けて言った言葉。
救ける/救けられる側が逆転した今この言葉が返ってくるのがもう因果というか…!今のデクへのアンサーとして完璧すぎる。
今の「ヒーローの本質」を獲得した飯田くんなら、「余計なお世話ってのは〜」の台詞に恍惚とし、ヤミクモと化したデクの姿を知ってるステ様からも認められるんじゃないかな…。
別に飯田くん自身はステインの評価とか求めてないだろうけど今後そういうイベントがあってもいい。
飯田くんの言葉でついに流れた涙…!前回轟くんに「責任が…涙を許さねぇか」って指摘されてたから、
これはやっと皆にOFAを持つ責任を分けてもいい、分けたいと思えるようになったってことか…!最後の最後に「ヒーローも泣く時ゃ泣くだろ」に収束するのが安心感ありすぎる。
最後のデクは安心しすぎちゃって「浮遊」…というかOFAの出力自体をOFFにしちゃってる?「無重力」状態の飯田くんと手繋いでるからってちょっと危ないぞw
こんな大胆な救出宣言されたら無理もないけどな!見てるこっちまで身体の力抜けてくるほど安らげる言葉だったもんなあ。
今回のサブタイ「A組からOFAへ」はNo.53「轟から飯田へ」、No.84「飯田から緑谷へ」から続くもの。
あの時は思わず手が出た飯田くんが今度は正当な手段でデクを止められたのが喜ばしい…!やはりA組の"A"はONE FOR ALLの"ALL"を意味する文字なんじゃないかと思えるタイトルだ。
人気投票開催のタイミングでこんな活躍したら絶対飯田くんに票集まるよなあ…いや前回の時点で4位っていう充分高い順位なんですが。
でもこうなると轟くんには悪いけど幼馴染に次ぐ第3位獲らせてえ…Vol.31(※応募券×2)+WJ35号(紙/電子)の計四票全部飯田くんブチ込みてえよ…。
今回原画展描きおろしのデク茶と同じ空中でデクを救けるってシチュでしたが、
【#ヒロアカ展 特報!】#堀越耕平 先生が展覧会のために新たに描きおろしたカラーイラストの展示が決定!その内の1点をお披露目!
— 僕のヒーローアカデミア公式 (@myheroacademia) 2021年2月12日
空に浮かぶデクとお茶子が描かれたこのイラストは…⁉︎他にも多数の描きおろしイラストがあるのでお楽しみに‼︎
チケットは明日発売開始! #ヒロアカ pic.twitter.com/xUrEA3maeZ
それが飯田くんによって実現したなら例のイラストはあくまでifなのか、それともまた似たシチュがデク茶で成されるのか…。
少なくとも今後お茶子がデクを救ける展開があるのは信じて疑ってませんが。
期待してた2ndの"個性"判明はなかったけどまあいいでしょう。もし本当に「爆破」と似た攻撃特化の"個性"ならそれをA組の皆に向けるのは危険だし。
逆にお披露目されるのは躊躇なくぶっ放せる対ヴィラン…そうとも考えられる。いずれにせよ来るべきその時まで全裸待機できます。
こうなると逆により怖くなってくるのが葉隠ちゃんor青山くんの内通者バレで…今一旦上げてこの後落としにくるんじゃないかと身構えちゃいますよ!
「危機感知」のエフェクトっぽいコマの枠線も前回あったし、
#ヒロアカ
— コウ (@s_g_hrak) 2021年7月18日
ちょっと怖いのはここの枠線が「危機感知」のエフェクトっぽく微妙に稲妻型なんですよね。これ内通者に攻撃はされないまでもその敵意に微弱に反応してるんじゃないかと。勿論ただの杞憂なら嬉しいんですが、4thのエフェクトによるコマ割りは前もあったからな…不安は拭えない。#wj33 #mha320 pic.twitter.com/ZwwXsQR5V8
闇深い本作のパターンから言ってなくはなさそうで戦々恐々としてる。
【人気投票】
>「トロトロキくん」「意識混だっちゃん」など形状や人格を歪められちまったキャラは別キャラとして数えるぞ!
表現が悲哀に満ちてて草。もっと穏当な言い方他になかったんかい!
【ENDEAVOR'S MISSION】
あれ、今回の読切正直微妙だな…と言ったら語弊ありますけど!
でも以前の『きっと誰もが誰かのヒーロー』『出久&爆豪:ライジング』に比べると圧倒的に語り所が足りなすぎる。
過去編じゃないことを抜きにしても新しい情報が少なすぎるんだよな…。
肝心のエンデ攻略も特に作戦とか練らず果たされて達成感薄かったです。
言ってしまえば新規読者向けにデク・爆豪・轟の"個性"を紹介するデモンストレーションでしかなかった。
せっかく三銃士vsNo.1ってレアな対戦カードなのに勿体なかったっすね…。
轟くんが言ってた「アームカバーの改修」はVol.26の幕間で検討してた「サポートアイテムでの補強」のための案かな。
で、デクのマントへの憧れは言うまでもなく今の本編の姿を予兆したもので…結果理想とは程遠い姿になってしまったのがしんどすぎる。
エジプトの壁画に描かれてそうなヒーローはエジプトを守護するサラームさん。
"個性"は対象をペラペラな紙状に変える「パピルス」。
イヌ科っぽいのはシンガポールで活躍中のビッグ・レッド・ドットさんで、
"個性"は口から水を大量に出す「大海嘯」です。
最後に映ったのは今作のラスボスとされるフレクト・ターン。
現時点では"個性"の殲滅を目論むヒューマライズの指導者ってこと以外判っておらず、
どんな"個性"を持つのかは不明です。野望が野望だけにもしかしたら無個性ってまさかのオチもあり得るかも?
【ジャンプSBS!!】
「ヒロアカのJCの帯裏には描きおろしイラストが描かれていることがある。(担当:田口)」
いやそれ知ってる!!!もう皆知ってるから!!!
S(作品の知らないこと)B(暴露)S(します)のコーナーならもっと皆が知らないこと言って!!!!!!