※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.263 皆といたいよー!!!」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
峰田の主張はヘリクツすぎるけどコイツらしくてニクめねーなー。今までの奮闘を知ってるといざ開戦すればきちんと仕事は果たしてくれるだろうって信頼はある。
後衛とはいえこうして余裕コケてるのはむしろ成長と捉えられます。USJ襲撃の時とかはヴィランにビビりまくってたもんな…。
ビャッコフさんっぽいヒーロー、シャァベッタァァァァァァァ!!今までただコマに写るだけだったこの人が遂に言葉を発するとちょっとした感動がある…!
別に喋れないと思ってた訳じゃないけど台詞が聴けたのは今回が初だったからなあ。なんかすごくレアなものを聴けた気分になれた…!
学生たちに「これだけ集めなければならぬほど敵は強大ということだ」とその役目の重要さを教える姿も立派でプロとして信頼度高いです。
オーマガ時代とテンションに差がありすぎるけどこの人ほんとにビャッコフさんなんだろうか。一応その見た目やシシドのSK…って根拠はあるけれど。
だいぶ大人しくなってたのは動物園との交流を経て理性を身につけたから…と考えられなくもないか。
オーマガ4巻によると堀越先生と当時の担当でビャッコフさんに求めるキャラに相違があったらしいから、オーマガ本編では描けなかった彼のキャラを今描いてる…って可能性はどうだろう。
耳郎&八百万といえば上鳴くんとはUSJ襲撃やバンド隊で一緒に何かする機会が多かったので、彼を心配する役どころなのは納得ですね。
山荘までそこそこ距離ありそうなここから動きを掴めるのはさすがだな…。確かに索敵要員の耳郎ちゃんは待機組に配属させるのが一番有効な活かし方か。
上鳴くん、前に登場した時も皆を恋しがってたけど思ったよりビビってた…!でもまあこれは仕方ないよね心細いよね!
彼って本編でちゃんと描かれたvsヴィランはUSJ襲撃くらいで、A組の中では比較的会敵の経験が少ない印象あるからなあ。合宿襲撃でも宿で待機してて戦いはしなかったし。
ドドドとヒーローたちがこうして押し寄せてると圧がスゲーな!こんなイロモノコスプレ集団が一気に迫ってきたらそりゃビビるよ!!
大体はこの掃討作戦以前から出てたヒーローですが、何人かこの章が初登場のヒーローもいますね…。彼らの活躍がこの作戦中にあるのかも気になるところ。
「不甲斐ない大人を助けると思って」「いや大人不甲斐ないとか思ってないっスもん」ここはさり気ないけど好感度上がる一言だなー。
こういうサラッとした返しで逆に相手をフォローできるのは人の善さが伺える…!上鳴くんのこの言葉にはミッドナイトもいくらか救われたんじゃないかな。
上鳴くんとは逆に常闇くんは彼を気遣えるくらいの余裕がある様子。元々の落ち着いた性格に加えてさすがNo.2ヒーローの元で経験を積んだだけのことはあるなあ。
「今ギターほめられても!」と誤解されてたのがジワるんですが、それでもスマートなフォローだと有難く受け取れます。
神野で脳無格納庫を一発で壊してたのが印象的だったから今回の亀裂もMt.レディが入れたものかと思ってたんですが、セメントスによるものだったか…!
初使用時に「現代社会じゃ鬼強だ!」と解説されてたけど今回漸くそれを実感できたな…!
山奥で一般人もいないから使いたい放題だ。
慌てるスケプティックの前に悠然と現れたのは解放戦士のオジサマ。彼は支援連隊(ブラウン)の補佐役No.1の人ですね。
電気でバチっとタバコに火を点けてるとシブくてカッコいい…!こうして余裕ある態度で構えると中ボスらしい風格が伺えますね…年季の入った実力者だと確信できる。
「死柄木など待つからこうなる」と言ってた辺り、死柄木たち元敵連合のことはやはり受け入れられてないのかな。
まあいきなりリーダーが変われば納得できなくて当然ですし、彼のような戦士がいてくれるのはむしろ安心できます。それでも渋々従ってるのはリ・デストロの決定だからか…。
プロヒーローvs超常解放戦線、開戦!こうして味方勢力と敵勢力が向き合ってる構図はやっぱり華やかだな〜!
いつぞやの巻頭カラーもそうだったけどこのまま格ゲーのタイトル画面に使えそう。一人一人が魅力的なデザインだからこうして集ってるだけで映えますね…総力戦って実感が湧く。
ヒーロー側で気になるのは突入直前のコマにもいたメキシカンなヒーローかな。
このネームドの群れに交じってるとやはり目を奪われる…。
ファットやエッジショットといったすでに活躍が描かれたキャラより手前に描かれてる辺り、この人も何かしら活躍してくれるだろうと期待は持てます。
解放戦線側は情報連隊(カーマイン)の戦士たちが描かれてないので、恐らく彼らはスケプティックの指示通り議事堂に逃げ込んだ様子。
それ以外の隊の補佐役たちは大体描かれてますが、支援連隊(ブラウン)のもう一人のNo.1とNo.3の姿が見えないかな…?
この2人は今山荘にいないんだろうか。
ヒミコちゃんやコンプレスといった元連合のメンバーの姿も確認。
同じ遊撃連隊(ヴァイオレット)の隊長の外典が玄関に向かう中、荼毘だけ別方向に向かってるのは…ホークスの密偵に勘付いたからだろうか。
元々ホークスを怪しんでた荼毘なら今回突入された理由を察してもおかしくない。
「一人逃せばどこかで誰かを脅かす!!」と叫び士気を上げるエッジショット。この言葉が上鳴くんに効果なかったのは、自分のミスが他人にどう繋がるかまだ漠然としか想像できないからか…。
だから身近な「今一番大事なもの」を意識する必要があると。この助言は有難いぜミッナイ先生…!
で、その「今一番大事なもの」で思い浮かんだのが耳郎ちゃんって上耳じゃん!紛うことなき上耳じゃん!!
いや上鳴くんにとって「今一番大事なもの」はA組の「皆」で、耳郎ちゃんはその一人ってことを示す描写なんだろうけど、こうしてピックアップしてくれただけでも充分嬉しいっすよ!
ここの演出すっごく尊かったですね…!上鳴くんが皆の方を振り向き、耳郎ちゃんが「がんばれよチャージズマ!」と背中を押す。
お互いに認識してない筈なのに通じ合ったようなやり取りがとてもエモかった…!恋愛成分は抑えめであくまでヒーローとしての後押しだったのもポイント高い。
ブラウンNo.1のオジサマの"個性"は「増電」。スタンガンで電気を貯めてるとちょっとキルアを思い出しますね、家庭の事情で生まれたときから浴びてそう。
スタンガンのような用具を使わず、自力で発電を行えるのかも気になるな…。もし可能ならほぼ上鳴くんの上位互換になりそうだけど。
垂れた右の前髪にイナズマ型の模様がありますが、今考えればこれも上鳴くんと同系統の"個性"を持つ伏線だったんだな…。
ただ同じイナズマでもそれぞれ位置が右と左、色が黄と黒といくつか違いがあるのは、似た"個性"でもヒーローとヴィランで立場は正反対という違いの表れでしょうか。
細かい指摘だけどこのオジサマは「異能」じゃなくて「"個性"」呼びなのね。これまでの解放戦士たちは「異能」の方で皆呼んでたからちょっと気になった。
この呼び方の違いに何か理由があるとすれば…組織名を超常解放戦線に改めたから、「異能」はもう使われなくなった…とか?
演奏を良いモノにするために練習する上鳴くん、確定で耳郎ちゃんのコト好きじゃん!そして彼の善いところに気付いてあげられる常闇くんも好感度高い…!
今アニメは文化祭編の真っ最中なのでこの回想はタイムリーですね。こんな気持ちで演奏に励んでたんだと尊くなりながら視聴できる。
電撃を身に纏って無効化するこの防ぎ方は…ライジングでナインにもやってたヤツ!本物の雷に耐えられたんだからそりゃスタンガンの電気を纏うくらいワケないよなあ!
いつもの軽い口調で他のヒーローに託す台詞を言ってたのも肩の力を抜かせてくれる。上鳴くんらしい安心感の与え方だ。
ああ、あぁぁ…!ついに恐れていた事態が起こってしまった…!暗い部屋の中で無言でトゥワイスを見据えるホークスが怖すぎる…!
いつものヘラヘラした態度とギャップありすぎてちょっと直視できないっす…。漸く無事な姿を確認できたのに安心や喜びよりも辛さが上回ってしまった…。
トゥワイスは所詮犯罪に手を染めたヴィランだし、ホークスに情報を漏らした時点でこうなることは必然だったんですけどね…。
でもホークスに仲間意識を寄せるあの姿を知ってるとこの光景はまともに見れないですよ…。とてもじゃないけど潜入捜査が無事遂行されたと純粋には喜べない。
こんな深刻な状況ですが、ひっくり返ってそのまま静止したような姿勢のトゥワイスがおマヌケでなんか可笑しかったです。
いやなんでそんな正常位で挿入される直前の女の子みたいな体勢なんすか!周りを囲んでるホークスの羽がそういうメタファーに見えるぼくはたぶんつかれてる。
次回はホークスの密偵に勘付いた荼毘が助けに入るのかな。ホークスを連合を引き込んだ荼毘が責任感じてもおかしくないけど…ただこいつドライだからなあ。
トゥワイスにそういうフォローしてくれるかは分からない。トゥワイスの気持ちを思うと一緒に責任を背負ってほしいんすけどね…。
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