※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.256 空、高く群青」「年始番外編」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
【本編】
「標的捕捉!!ブッ殺ス!!」→「去ねや人類」「俺タチがこの世界のスカイネットだ!!」雄英の仮想ヴィラン、過激なのは相変わらずだけど知能がだいぶ発達してない!?
スカイネットとか初期には想像もしなかった語彙力だ…!開発途中にターミネーターを観せられて学習したんだろうか。
発達する人工知能と聞くと2045年問題を意識させられますが、近未来が舞台と思われるヒロアカ世界の西暦はやはり2045年以降なんですかね?
だから安心してブラックなネタを合間に挟めるとも考えられる。まあどちらにしろ作中でヒーローvsAIなんて争いには発展しないとは思いますが。
葉隠ちゃん、光の屈折なんてできたの!?と驚くなかれ、仮免試験の時点でこの技術はお披露目されてました。
ただ青山くんのレーザーという質量を持った光線を捻じ曲げたのは今回が初めてです。こうなると操作可能な光の質量・範囲・精密性といった詳細なデータが気になってくるな〜。
これって轟くんの炎熱やかっちゃんの爆破といった"個性"も操れるんでしょうか。常闇くんの黒影には光としてちゃんと効果ありましたし。
葉隠ちゃん内通者説については判明まで中立の立場を貫くつもりですが、2トップの攻撃を操って軽くいなす彼女が見たくないと言ったら…正直嘘になる!
青山くんはヒロライで肛門をPlus Ultraしてたのが記憶に新しいですが、今回も葉隠ちゃんにぶつかった衝撃で漏らしてて草。
この脱糞は定番ギャグとしては面白いんですが、プロヒーローになる頃にはさすがに克服しててほしいな〜。ヴィランと戦う度に漏らしてちゃカッコつかないですし。
アシッドマンで髪が滴ってる芦戸ちゃんはあら美人さん。いつもより2,3歳は年上に見える色気があるな〜。そしてその発想は切島くんからというCP要素!新年早々有り難ぇ…!
こういう相手をリスペクトしたパクリは積極的にやるべきだと思います、デクなんて幼馴染をパクりまくってるしな!
身を硬めて防御力upする安無嶺過武瑠とは逆に、粘性の柔らかい液体で身を包んで守るって活用法も単なるパクリに留まってなくてベネ。
それぞれの"個性"が表れてます。オマケに触れた相手を溶かすカウンターまで狙えるとかまさに攻防一体。芦戸ちゃんの"個性"、やっぱ殺傷力高え…!
ヨロイムシャは最新のビルボードチャートでNo.9だったヒーローですね。
芦戸ちゃんたちのインターン先がどこかはNo.246のラストでは明かされませんでしたが、彼の事務所だったのか。
"個性"すらまだ判明してないけどこうして後進を育成してくれてると今後の活躍に期待できるなあ。
近接主体で戦う尾白・砂藤ペアのインターン先はやはりシシドで確定、そんでチャートNo.13ってランクたけーな!
さすが作者の前々作からのスペシャルゲストなだけある。これはサカマタさんと同様に彼も今後活躍するフラグと捉えていいんだろうか。そして往く往くは園長も…は夢見すぎか?
耳郎・障子ペアはやはり索敵強化か。
鯱は水中ではエコーロケーションによって前方の状況を識別できるらしいですが、ギャングオルカはそれを陸でも行えるらしいです。
とくれば2人の索敵スキルを向上させる指導者としては申し分ないですね。しっかりそのノウハウを伝授してくれてそう。
あと仮免補習で轟くんたちにもやってた「指導ー!!」の天丼をまたやってて笑いました。
耳郎ちゃんたちはオルカとどんな問答したんでしょうね、まあこれもはや洗礼と化してそうだから何て答えてもブン投げられそうだけど。
ここまでくるとオルカなりの愛の鞭と受け取れなくもない。
ラーカーズ+インターン生たちの姿もNo.246のラスト4Pで描かれてました。
シンリンカムイの長い物質で敵を拘束する術は確かに瀬呂くんの参考になりそう。映画でも見せてたけど彼と峰田のコンボはほんとエグいからね…。
そこに広範囲攻撃持ちの上鳴くんが加わればますます厄介だろう。
ワッシュワシャ言ってるだけのウォッシュはちょっとシュールすぎるw
けれどこれで口田くんに通じたならそれで良しと受け流せなくはないかなあ。
どうやって意思疎通してるのかはやはり謎すぎるんですが、他の生徒と同様に成果をお披露目してるとそのコミュ力upを疑う気にはなれない。
マジェスティックの名前は初耳ですね!一応ヤオモモの姿もNo.246で描かれてましたが、そのインターン先は明かされなかったからなあ。
魔法少女ではなくあくまで魔法ヒーローってことは、やはり西洋モチーフのいかにもな見た目なんだろうか。魔法っぽい"個性"というと…箒を操る、とか?
飯田、常闇、切島、麗日・蛙吹、緑谷・爆豪・轟のインターン先はすでに示されてた通りですね。目新しい情報は初めて披露されたお茶子のワイヤーくらいかなあ。
どの程度射出できるのか気になるところです。ワイヤー込みでリストを無重力化できるならその重さは気にする必要ないですし。
仮想ヴィランを一纏めにしてから撃破するのはめっちゃ有効的な黒鞭の使い方ですね!持てる全てで目標までの最短ルートを行っている。
これで黒鞭は完全習得でも特に不満はないです。エンディング戦で一度成功したならその後のレベルupは補完可能だし、何より画的な説得力が抜群だもん。
そんなデクの後ろ姿をオールマイトが感慨深く眺めてたのは嬉しいと同時に、やはり寂しくもあり…。
障害物競争後の2人のあのニッとした顔で熱くなった読者としてはやっぱこの違いに哀愁を感じてしまうなあ。ちょっと切なげに笑みを浮かべてるオールマイトの表情がすげえ心にクる…!
OFAの最大出力は20%、継承者たちの"個性"も漸く1つ目をマスターしたばかりと習得度としてはまだまだですが、メンタル面の成長はもうずっと先を往ってるよなと。
例の4ヶ月後宣言のせいもあってやっぱ最終回を意識してしまう…と考えると、習得率の方はまだ1/5程度である意味よかった…。
自分の"個性"が黒鞭の下位互換化するのを瀬呂くんが危惧してましたが、彼はテープの切り取りが行えるので一応差別化はできてるはず。
ただそれでも作中でその類似性を指摘させたのは継承者全員の"個性"の習得後、OFAごと手放させてその問題を解消する結末を示唆してるとも取れるかな。
黒鞭暴走時に救けてくれたお茶子に改めてお礼を言うなんて相変わらずマメだのう。そして「いつの話をしとるんだい!」と笑い飛ばせるお茶子のUTSUWAのデカさよ…!
この大らかさは間違いなくデクにとって救いだよなあ。相手が気負わずにいられる返しをナチュラルにできてる。
デクリスペクトのワイヤーは「短い」「瀬呂くんみたいな使い方はできん」とのことですが、具体的にどんな用途で使えるんだろう。
例えば無重力化させた状態で射出すれば敵が手に持ってる武器くらいは奪えたりできるのかな。だとしたら後々訪れるであろうトガ戦で役立ちそうだけど。
そしてこの拳コツンですよ!この程度の接触なら照れずにできるようになったと思うと感慨深い…!イチャついてるってよりはヒーローとして真っ当な絆って感じの清々しさ。
男女としての進展も期待してますが、この爽やかさを見てるともう少し「しまって」おいても構わないと思えるんだ。
周りも皆暖かい目で2人を見てくれて優しい世界。…峰田以外。
デフォルメされた笑顔で眺めてる芦戸ちゃんは完全に自分もお茶子と同じことしてるって事実に無自覚だなあw
キミも切島くんに対して似たようなリスペクトしてるやん!と思わず指摘してしまいたくなる。誰か教えてあげて!
壊理ちゃんの角の異変もNo.246で前振りされてました。
一眼見ただけで異変を抑えられる抹消はやっぱり便利。
この暴走の再発の前触れっぽい現象はやはり不穏ではありますが、チャンスとも捉えられます。ミリオ先輩の"個性"の件やその他諸々ヒーロー側に利益をもたらすことを期待したい。
こんな非常時に言うのは何ですが壊理ちゃんを抱えるねじれ先輩がJKとは思えないレベルの色気でヤバかったです。
DV夫から娘を庇うために必死で抱き寄せてる母親のような幸薄さ。いつもの子どもっぽい無邪気な姿とギャップ激しすぎて唆るぜこれは!嗜虐心を煽られるというかね。
かっちゃんが相変わらずデクと距離取りまくってるのもいつもの仮眠室。ただこの光景も映画を観た後だとやっぱり見る目が変わりますね…。
この中でかっちゃんだけ自分がOFAを譲渡されたとは知らないんだなと。その状態のままOFAについて話を進めるのはやや彼が気の毒にも思えるなあ。
歴代継承者の"個性"についてのノートはNo.241でも使ってましたが、あれから何か掴んだんでしょうか。
少なくとも菜奈さんの"個性"は弟子として知っててもおかしくないはず。僕はオールマイト:ライジングでの描写から彼女の"個性"は斥力と予想してるので、その答え合わせが楽しみです。
【正月4コマ】
かっちゃんが返し役ってだけでも意外です。だってアイツ俺が餅突くと言って譲らなさそうじゃん?
まあお茶子が返し担当だと触れたときにお餅浮かしちゃうからかもしれないけど。
↓他の週刊少年ジャンプ2020年06・07合併号掲載作品の感想はこちら