※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.245 決起」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
ホークスが薦めるのを見て早速デストロの手記に興味持つデクは純粋というか貪欲というか…w まあそれだけ彼ら世代にとってデストロが過去の人ってことなんでしょう。
流石に我らが主人公がヴィランに感化されるとかあり得ないですし。まー学問的興味で読んでみるのはアリなんじゃね?
ホラ、ステインにも「納得はしないけど…理解は出来たよ…」って見解述べてたじゃないですか。
デクって相手がヴィランでもその辺は全く理解を示さない訳じゃないんですよ。
だから犯罪者であるデストロの手記に興味持ってたのもそんなに違和感はなかった。一瞬ヒェッとはなったけどな!
つっても元無個性のデクにとってはデストロの思想はやっぱり相容れないものでしょうねー。手記の内容を把握しないと何とも言えませんが、四ツ橋社長の理想を聞く限りではそう感じる。
そも異能者側がまだ少数派だった頃の手記だから、現代の少数派のデクが共感できなくて当然だけど。
つーかこれでいきなりうん、やっぱり今の時代に合った生き方は"個性"の解放だ…ブツブツとか言い始めたら怖いよ!
だからデクが手記に興味持ったのは単にホークスが読んでたからであって、それ以外に特に理由はないと見るべきでしょう。そこは流石に主人公を信用してあげようぜ。
逆に言えばホークスの持つ思想を発信する力がそれだけ強いとも言えるかな。
今回デクが興味を示してたようにNo.2という肩書きにはそれだけの影響力があり、それは解放戦線にとって利用価値のあるものでもある。
今回のメッセージはその旨みを逆手にとった作戦だった訳だけれど。
用意の良すぎるホークスはなんか一気に陽キャセールスマンみたいなノリになったな…w こんな気さくなお兄さんにポンと本を手渡されたら確かに読んじゃうかもなぁ…。
怪しげな宗教勧誘してる人って時々駅とかで見かけますけど、ああいうのに抱きがちな警戒心がまるでないんだもん。
布教用って発想がない轟くんはナードとは対極にいる子だな…。まあ誰かに本を薦めるとしたら自分の一冊を貸す、ってのが普通の人の感覚ですよね。
この子自身も前に瀬呂くんに漫画貸してたみたいだし。
つーか複数買いとかオタクでも正直少数派だと思うんですが実際どうなんでしょう。
「インターン 徹底的に鍛えてあげてエンデヴァー」はオールマイトの台詞かな。かつてのライバルにいきなりこんな要求されたらあんな無愛想な態度になるのも当然である。
ただここでこの言葉を思い出したってことは、ちょっとは幼馴染の指導をしてやる気になった…と見ていいのかな?
ホークスは11月下旬に初登場で当時22歳、そして誕生日が12/28で作中は新年を迎えたから今23歳のはず…。
「まだ22だよ」は単にデクが彼の誕生日を把握してなかっただけかな。
推しキャラのホークスの知識でナードのデクさんを上回れたの、ここちょっと優越感に浸れません?僕だけ?
バーニンさんは勝ち気!おっぱいデカい!コスチュームパツパツ!とまさに堀越クオリティって感じの女性キャラ!!"個性"はその名の通り炎熱系なのかな。
だとしたらエンデヴァーとは差別化されたものであってほしいですねー。いくらNo.1でもその下位互換ってのは正直物足りないですし。
かっちゃんのイキった発言に「そゆこと!」と即答してるのも快活で見てて気持ちいいです。この2人、いざインターン中に共闘したら案外良いコンビになれそうじゃね?
どちらも威勢がよくて互いに臆しない、かっちゃんがノーストレスで組めるのはこういう同タイプの人なんじゃないかな。
「そんじゃあ 早く仕事に取り掛かりましょうや」はかっちゃんにしては珍しい敬語でレアっすね!
確か今までもオールマイトと(皮肉で)肉倉先輩にしか使ったことなかったはず。
今回も敬う意図は皆無だろうけど、普段が暴言のオンパレードだから敬語ってだけで新鮮に聴こえちまうぜ…。
「ヘラ鳥」も秀逸ではあるけど彼にしてはアダ名としてそこまで酷くない印象を受けます。
うーむ、かっちゃんに絡んだキャラの例に漏れず、ホークスも早速彼との絡みをもっと見たくなってしまったぞ…。かっちゃんにどんだけ突っかかられてもホークスならのらりくらりと躱してくれそう。
マーカー部分が暗号に活かされてたのは想定内、けれど更に「"2番目"の」というネタを仕込んでくるとは恐れ入ったなぁ。
そりゃメッセにしたい部分だけ線引いたら監視してる近属にモロバレしちゃうからね。思ったよりスマートかつシンプルな伝え方でここは素直に感心できました。
ただこれ、近属がマーカーの引かれた部分を全て覚えてたら、後々このメッセージに気づかないか…って不安はありますね…。疑り深い近属ならそのくらいは気づいてもおかしくない。
そうなった場合、今度こそホークスが粛清されてしまいそうで心配です。不安はまだまだ継続してる…。
でもエンデヴァーがそのメッセージに気づいてくれたことは素直に喜んでいいでしょう。いやマジでこれ、期待してた以上の察しのよさじゃないだろうか…!
違和感覚えつつもその真意に気づくのは大分後になると思ってたんで、いきなり100点満点の回答見せてきたのは正直予想外だったよ!
エンデヴァー側からのホークスの印象が独白で語られたのも嬉しかったです!
ホークス側からエンデヴァーへの描写に対してその逆って今まで殆どなかったから、今回遂にそれが描かれたのは盛大に歓喜できた…!
ホークスについて解釈一致な印象を述べてくれたのがマジで共感余裕でした!
地味に「表情で察してとか我ながら…気持ち悪〜〜〜」と思ってんのがじわるな…w つーか気持ち悪いとかそんな思わなかったけどな!寧ろそう言われると意識しちゃうよ!!
まあ普段戯けてるホークスが自分の真剣さに照れ臭くなるのは無理もない。こういう不器用さも彼の魅力の一つよ。
ところで手記の文中に度々出てくる「彼」「好敵手」って誰のことなんですかね?
思い起こされるのはやはりAFOですが、読者にはまだ存在すら明かされてない重要人物という可能性もある。
ここできれば後々明かしてほしいなー。解放軍が台頭してた時代のこともっと知りたい。
解放戦線の面々は思ったより皆フレンドリーで草。特にトゥワイスはこれでホークスが実はヒーロー側と知ったらショック受けそうでちょっと心苦しいな…。
敵に何言ってんだって感じですが、あの回想を見た後だと彼の寄せる仲間意識をもう身勝手とは一蹴できなくなってしまったんですよ。
荼毘の「あまり成長してねぇみてえだな」はやっぱり主に轟くんを指してるのかなー。荼毘=燈矢とはまだ断定できませんが、轟家に関係のある人物なら注目して当然ですし。
ただこれだけ見てそう判断したなら命取りだぜ?後のバトルで弟(仮)の成長に驚愕するフラグ建ったなこれ。
そして告げられる「4か月後」という決戦の時期。へ……?マジで………?
いやまだこれが最終決戦と決まった訳じゃないですけど、その可能性のある戦いまでの猶予を告げられると嫌でも身構えちゃうな…。
もう今からすでに最終回へのカウントダウンが開始された気分なんですが…!
もちろん4か月となれば作中で経過するにはまだまだ話数がかかるでしょう。少なく見積もっても10巻以上は絶対かかる。
だけどこのタイミングでそれをわざわざ告げたってことは、堀越先生もラストスパートに向けて覚悟キメたのかなって。最終回がそう遠くない未来に感じてしまった…。
4か月後ってことは時期としては大体4月下旬〜5月上旬辺りですかね。デクたちの進級、それに伴う心操くんの転入は描かれるべきなのでメタ的にも妥当な時期でしょう。
それでも2年生になって1か月で決起とはあまりにも短いけども…。まあ1年生終了までは見届けられると前向きに考えよう。
一瞬実はホークスの羽に気づいてて誤情報を伝えてるんじゃないかとも思ったんですけど、その線はやっぱり薄いかな…。
彼の羽の探知力じゃアジトのどこにいても捕捉されそうだし、何より戦線の皆のホークスへの信頼度は割と高いみたいだし。荼毘辺りはまだ疑ってそうですけどねー。
あと気になるのはやっぱりヒミコちゃんの言う「力」か…。以前氏子に授けると言われた「力」と同じものと思われますが、それはまだ与えられてなかったのね。
つまり死柄木の為に整えたという「"研究(ちから)"」の完成までにかかる時間が4か月…ってことなのかな。
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