※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.211 受け継ぐモノ」「年末番外編」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
【ウルトラヒーローショー】
峰田役の人のヴィジュアルが反則すぎるwwww 頭身が明らかに峰田のそれではないのに「俺は峰田だぜ!」と言わんばかりにコスチュームとポーズで主張してるのがシュールと言いますか。
名前は奥井那我人さんか、頭の隅に入れておこう。
ああやっぱり物間くんも周囲から"個性"について色々ネガティヴな事を言われてたのね。ガッツリ過去が描かれた訳じゃないけど、その言葉で彼がどんなに劣等感抱えてたかは想像に難くないです。
だがそれ故に自分の「"出来ない"事を知ってる」のは物間くんの確かな強みと言えるでしょう。
「一人では何も出来ない」ってのはその通り、だが今はオールマイトの引退を受け、個としての強さよりも郡としての強さを重視する風潮が強まってますからねー。
その時代においては物間くんの"個性"は寧ろ「皆がいれば何でも出来る」力と言える。そんなポジティブな捉え方をしたくなる。
ただ少し解せないのは「ヒーローになる為にヒーローらしからぬ立ち回りをしなきゃならない」ですね。
心操くんは兎も角、物間くんは他のヒーローに"個性"をコピーさせてもらうなら、ヘイト集めるよりも寧ろ好感を得られる様に振る舞った方が得なのでは…?ここどういう意味なんだろう。
OFAのどす黒いエフェクト、制御不能かつ広範囲に展開可能となると本格的に危険だな…。
物間くんだけでなくてお茶子たちにも向かってる辺り、法則性はなくて目の前のものを手当たり次第にぶっ壊してるだけっぽい?何かOFAそのものがデクの身体を乗っ取ろうとしてる様にも見えるぞ…。
物間くんの「幼い頃に描いた夢や希望が段々重荷になっていく まるで呪いのように」は心操くんに対する台詞なんでしょうけど、メタ読みすれば今のデクにもかかってるんでしょうね。
ヒーローになる夢を抱いて受け継いだOFAは、今まさに呪いのようにデク自身の重荷になってますし。
皆がOFAの暴走を新技として眺める中、自分もOFAの継承者であるオールマイトだけがこの異常事態に気付けるのは納得です。彼にとってもこの暴走は初めて目にする現象でしょうしねー。
もしこの場にオールマイトがいなければ異変に気付かれるのがもっと遅くなってたと思うと恐ろしい…。
そして例の如くOFAの暴走は痛みを伴うのか…。
今までも身体の許容上限を超えた力を出して怪我したことはあったけど、今回はその時以上に不安を煽られます。合宿の後あと何回か同じ怪我すれば腕が使えなくなるとまで言われてたからね…。
思わずその可能性が頭をよぎってしまう。
あとデクさん、今回久々に涙を見せましたね。涙自体はインターン編の時に飯田くんたちの前でも見せてたけど、今回のはそれよりももっと前の初期の泣き虫だった頃の涙に近い気がします。
だからこそその後、今はもうあの頃とは違うと証明する様に睨んで涙を止めたのがカッコよかった。
「止まれ ワン・フォー・オール!!」の次のコマでこちらを見つめる目は誰だろう。
初代は面影で描かれた姿と比べると目つきが険しすぎてイメージに合わないので、まだ姿が明かされてない残りの2人の継承者の内のどちらかかなあ。
それともAFO?味方っぽく見えなくてすっげー不穏…。
これもう収集つかねーよ…と思ったタイミングで冷静に、かつ大胆にデクに近付いたお茶子は安心感すごいな!
距離が近くて2828できる光景でもあるんですけど、それ以上にその勇姿に惚れ惚れとせずにはいられない。主人公を救うヒロインの姿であり、そしてヒーローの姿だと思えます。
シチュとしては壊理ちゃんの"個性"が暴走した時と似てるので、相澤先生が駆け付けるまで何とかABチーム全員で協力して保たせるのかな。
しかしこの状況で心操くんをどう活かすのかは読めない…。デク本人の力で制御できてないものを洗脳で命令して抑えられるとも思えないし。
ただOFAの暴走を止めた後、そのままこの第5戦が中断したらちょっと残念かなあ。OFA関連の話だけでなく物間くんや心操くんの奮起ももっと見ていたいので。
だけど今の様子だと仮に止めたとしても再び暴走する恐れがある状態で再開するのは危険だろうし、やっぱり中断が濃厚か…。
【年末番外編】
水で固めた雪玉ぶつけるのはガチでクソ煮込みすぎるwww
この間本編で無双して読者にカッコいい姿見せたばかりなので、ここらでクソ煮込みな面も見せるのは良い判断です。定期的にこういう描写入れてそういやNo.1で自殺教唆する様な奴だったと思い出させてほしい。
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