※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.264 One's Justice」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
あ！あなたは！体育祭でトイトイと一緒にかっちゃんをdisってたヒーローじゃないですかーーー！！！
まさかこんなところでまた巡り会えるとは思わなんだ…！
相澤先生には「帰って転職サイトでも見てろ」とクッソ辛辣なこと言われてたけど結局辞めてなかったのね、よかったよかった。
彼やトイトイは確かにバクゴーをdisってたけどヒーロー活動を続けてたのは別に不快じゃないです。むしろあれでマジで転職してた方が後味悪いっすよ！
的外れとはいえお茶子のためを想っての言動だったなら今さら責める気にはなれない。もう頼もしい味方の一人として好意的に見られます。
彼の"個性"は体から岩を生成することでしょうか。より具体的にこの素材を推測するなら…ギリシャ神話の英雄モチーフっぽいコスを着てるので、大理石かもしれないですね。彫刻に使われるやつ。
絵面は地味だけどこうして出入り口を塞がれると生き埋めにされそうで恐怖心を煽られるな…。
リ・デストロは額を光らせて「聞こえている！何事だ」と答えた時点で面白かったですけど、慌ただしいモブの報告にそぐわない笑顔から「ええ…」の落差は笑うわこんなん！
もうこの人すっかりリアクション芸人と化してんな！"個性"でここまで分かりやすく心情が読み取れるの発明だよ！
まあこの報告のおかげでヒーローと闘うためのストレスを一瞬で蓄えられたと前向きにも考えられる。
とはいえこうしてドッと溢れ出てるとつい同情したくなりますね…。偽殻木もそうでしたがご老人の肉体が精神から悪影響を受けてると何かその、ヴィランといえど気の毒に見えてしまう…。
増電オジサマに次の手を打たせる前にKOしたエッジショット、頼もしいけど恐ろしすぎる…！「肺に小さく穴を空けた」ってサラっと言ってるけどコエーよ！
神野でも黒霧相手に使ってたけど千枚通しは心臓に悪いっすね…。"個性"を極めた彼だからこそ命を奪わずできる芸当なんでしょう。
すかさず眠り香で戦士たちを眠らせるミッドナイト。
暴れるのを防ぐと同時にこうして肺に穴空けられた戦士自身の安全も保ってるのか…。ヴィランすらも保護対象とかヒーローはやっぱり守るものが多い…。
鼻提灯膨らませる増電オジサマが微笑ましかったです、もう前回の威厳全くねえな！
戦士たちをウルシ鎖牢で拘束したシンリンカムイもスピーディな仕事っぷり。彼とエッジショットは上鳴くんのインターン先でもあるんですよね。
そう意識するとインターン生の上鳴くんにこれ以上負担かけないために頑張ってくれたようにも見える。プロらしい活躍でほんと有難いっす…！
一手で大勢の動きを封じられる骨抜くんも強いなー。セメントスといい地面に手で触れただけで効果を及ぼせる"個性"は広範囲の制圧に向きすぎる…！
味方の足場も奪ってしまいそうなのが数少ない欠点ですがそこはプロ、柔化された箇所もちゃんと頭に入れた上で動いてるんでしょう。
ハイ出た！B組屈指のチート"個性"の希乃子ちゃん！！A組との対抗戦でもえげつなかったけど今回もパネエな！
「ゲホッ」「ガハ」と咳してる戦士がいた辺り、常闇くんにしてたあの気管攻めをまたやったんだろうな〜。この可愛いヴィジュアルじゃなかったらホント許されない"個性"だよ…。
ドキドキしてて緊張と興奮が入り交じった表情がそこはかとなくえっちでしたね…！何となくA組との対戦時よりもさらに幼く見えた。
で、そのロリフェイスとは対照的なおっぱいよ！このペドとグラマラスを兼ね揃えた体型は堀越先生のフェチの産物だな…！性癖の引き出しがマジで多すぎる。
両手に持ってたのは狙いを定めて胞子を放つためのサポートアイテムでしょうか。
味方を巻き込まないためにはこういうアイテムも必要になってくるか…今回はA組との対戦時と違って皆で一斉に同じフィールドを駆け抜ける訳だし。
これについてはぜひ単行本に詳細な情報を記してほしいです。
仮免補習ではわざわざ意識してまでかっちゃんたちをdisってたギャングオルカが「いーぞマッドマン!!」「凄いぞシーメイジ！」と褒めてくれたの、とんでもないデレじゃない…！？
あれ以来褒めることも大切と考えを改めたんだろうか。オーマガ時代と比べるともはや別人のような台詞だ…！
ギャングオルカの隣にいたのはNo.246でも彼と一緒に活動してたヒーローです。
この人いったい誰なんだろうな…少なくともオーマガにはこんなキャラいなかったと思うけど。
となるとヒーロー事務所を設立してから知り合ったんだろうか。オルカのSK…にしてはちょっと主張激しい気もする。
場面移ってトゥワイスvsホークス。ﾍﾟｷﾊﾟｷは落ちてくる砂塵が羽に当たった音？それともホークスが自分で羽の一部をさらに細かく切り取った？
後者なら羽が一枚以下の大きさになってもまだ操れるってことになるな…強すぎる。どの程度の大きさまでなら操れるんでしょうねこの羽。
No.255で解放思想について講義してましたが、あれも真の目的は本物のトゥワイスを見張ることだったのね…。
トゥワイスの方もホークスを信用しきってたみたいだし、今ここにいるトゥワイスは本物でほぼ確定か。いやあエグい…彼の寄せる仲間意識を利用した残酷な作戦ですよこれは…。
マグ姉を失った時と同様、またしても自分が悲劇の引き金になってしまった…って事実がつらいっすね…。
ホークスを引き入れたのは荼毘だけど、今回踏み込まれた決定的要因はあの死柄木の居場所のリークですし。
この様子からしてトゥワイスもそれ察してそうだし、いやほんとキッツい…。
仲間が信じてくれたことで自分は救われた、だから自分も新しい仲間を信じてあげようってのがもうね…どこまでもお人好しなんだなと。
まるでホークスの方が悪人のように錯覚してしまう構図。道を踏み外してなかったらこの優しさはもっとまともな場所で活かされてただろうなって…。
ずっと黒く塗り潰されてたホークスの表情が漸く見えるとすげえホッとする…！あ、僕らの知るホークスが今ここにちゃんといるぞと思える。
敬語や「あなた」という二人称など口調が密偵時とそこまで変化なかったのも安心しました。少なくとも得体の知れない何者かではないと認識できた。
「あなたは」「良い人だから」も強ち嘘とは言いきれないんじゃないかなー。もちろん手間かけずにトゥワイスを拘束するための言葉でもあるんだろうけど、その全てが演技ではないだろうと。
「気の良い奴」とはNo.258のモノローグでも言ってたし、本心も交じった台詞だと信じたいです。
「これがヒーローか？」は核心を突く台詞ですね…ヒーローとは何か？という本作のテーマをストレートに提示する言葉。
追い詰められてヤケになったヴィランから出てきた言葉にしてはあまりに重すぎる…。少なくともトゥワイスにとってのヒーローにホークスはなり得なかったんだな…と。
「俺は俺のことなんか」「とっくにどうでもいぃんだよ」もなー…尊いけれどやはり悲痛にも聴こえてしまう…。
自分が無事な上で他人も救うべきという真理に至ったデクとは対照的な考え方。この自暴自棄な姿勢はトゥワイスの武器だけど同時にここまで転落した最大の原因でもあるよな…。
ついに発動されてしまった哀れな行進(サッドマンズパレード)。以前のヒロイズム溢れる覚醒とはちがう、本当にただ哀れみしか感じない行進。
こうしてお互いを慰め合うように密着してると高貴な絵画っぽくも見えますね…。陰鬱で悍ましいんだけどどこか惹きつけられる負のオーラがある。
武力行使せず最後まで言葉で説得を試みた辺り、「あなたと戦いたくないんだ！」はやっぱり本心だったんでしょう。
これはトゥワイスとの交流によってホークスの側にも少なからず情が生まれた証左と言える。最後の最後に非常に徹せなかったホークスの人間味が伺えてクッソやるせねえ…。
いや本当ヤバイなこれ！今のトゥワイスは自分だけでなく仲間も増やせるので本当に戦況をひっくり返しかねない。
この増殖を許してしまったのは優秀なホークスの唯一にして最大のミスですが…彼個人を攻める気にはなれない。そも今回突入できたのは彼の長い潜入活動のおかげだもんなあ。
トゥワイスを見つめるホークスのもの静かな表情がちょっと意味深っすね…。ピンチにも関わらず落ち着いてるように感じるというか、もっと言えばほくそ笑んでるようにも見える。
トゥワイスを増殖させたのは実は計画の内だったりするんだろうか…でもそんなことする理由がないよなあ。
全速力で階段を駆け上がる荼毘。この様子からするとどうやら彼もホークスから情報が漏れたと察したようだな…。
心の中の声とはいえ「トゥワイス」「お前は悪くない」と語ってると思いのほか優しい…！もっとドライな印象だったから唐突なフォローが暖かく感じられた…有り難え…。
「荼毘の向かう先は──…!?」って煽りから察するに、トゥワイスのいる場所に向かった訳ではないのか…？そこ以外だとすればあり得るのはマキアの元でしょうか。
この状況を一手でひっくり返せるとすればあの巨人くらいですし。アイツが目覚めたらMt.レディと巨人対決になりそうだな…。
今回のサブタイは「One's Justice」。その由来は先日発売されたゲームソフト『僕のヒーローアカデミア One's Justice 2』でしょう。
意味は平和のために敵を騙すホークスも正義、仲間のために奮起するトゥワイスもまた正義ってことだろうか。記念につけたにしては重いサブタイだな…。
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