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イェイ イェイ ヒロアカ最高 ヒロアカ最高 オマエもヒロアカ最高と叫びなさい!!

僕のヒーローアカデミア No.209 『第5セットスタート』感想

※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.209 第5セットスタート」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

 

 グーサインしてる相澤先生レアすぎるwww 顔はいつものしかめっ面なのに手は d(-_^)good!! してたのがミスマッチでシュールと言いますか。

 淡々と評価告げてたけど内心自分の生徒の成長に歓喜してたに違いない。不意にこんな反応見せてくるとは相澤先生もあざとくなったなあ…。

 

 策自体は堅実だったと肯定し、その上で柔軟さに欠けてたと欠点を指摘してあげてるブラド先生の寸評は良いですね。的確な指摘だし同じ推薦組として取蔭ちゃんの骨抜くんとの違いもよく解る。

 愛が過剰な面もあるが評価自体はしっかり行うと判ったのは教師としてやや好感度上がりました。

 

 上鳴くんに自分はヒーローだと地味に主張してる耳郎ちゃんかわええ…。

 別にヒロインという言葉にdisの意味があるとは思わないけど、自分も活躍したのだからヒーローだと言う耳郎ちゃんの主張も尤もだから尊重してあげたくなる。ここは彼女なりのプライドが伺えて2828できるぜ。

 

 はっきり断言できないんですけど、そもヒロアカ本編でヒロインって単語が出てきたのって今回が初じゃね?それくらい見慣れないワードだ。

 ヒロインであること自体は別に否定されるべき事じゃないがそれ以前にまずヒーロー、故にここで耳郎ちゃんが反論するのは当然と受け入れられます。

 

 憧れの人からの賞賛の言葉に対し「風邪でもひいてんじゃーねの」と返したかっちゃんの台詞は彼らしい。

 そっけなくていつものかっちゃんなのだけど、それでいてでも本当は嬉しいんじゃねーのと2828できる余地がある。露骨なデレではないけどその雰囲気は確かに感じられるバランスだ。

 

 …と思ったら次の瞬間いつものクソナードが出てきて草。こ、コイツ、相変わらず幼馴染に駆け寄る姿に圧がありすぎる…!

 何というかかっちゃん視点だとデクの存在がどれだけ邪魔臭いかを味わってるかのようだ。こればっかりはかっちゃんも嬉しさなど1mmも抱いてないと確信できる…!

 

 「うん凄かった!」「超えるよ!」「見ててよ」ふおおぉぉぉ…デクさんの光属性溢れる台詞たまんねぇ……!

 清々しいほど真っ直ぐな憧れだし、かっちゃんからするとこれが全部畏怖の対象だと思うと更に興奮が増すぜ。これぞ光の覇道を歩む主人公って感じで何から何まで眩しすぎる…!

 

  特に「見ててよ」と「見てろやクソデク」で互いに自分を見せつけたがってるのが最高だな…!

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 自分の進化は結果で示す不言実行な爆豪に対し、それをわざわざ相手に告げるデクって具合に対比になってる。そりゃあかっちゃんからしたらデクの自己満足に使われてる様にしか思えないよなあ…。

 

 オールマイトがかっちゃんの良い所も悪い所も見てくれてるのは有難い。自分の引退が原因で彼の心が傷付いたのを気付けなかったことをしっかり省みてると伝わります。

 流石に公平とまではいかないけど、OFAの秘密を教えた者として2人のどちらにも責任持って接しようとしてるのが分かる。

 

 今回も「悪目立ちして不相応な〜」と言ってるように物間くんはいつもそこ突っかかるなあ…。もしかして自分が不相応に注目を浴びすぎたことで何か失敗した経験があるからとか?

 「僕はね わかってほしいだけさ」って台詞でどうもA組への敵対心は単なる妬み嫉みだけとは思えなくなった。

 

 「誰もが他人の人生の脇役」「自分の人生の主役」は真理と言う他ない言葉です。無論この物語はデクを主人公に据えて描いてるけど、作中世界に生きる彼らにはそんな事関係ないですからね。

 何となく誰かの受け入りっぽくも聞こえるけど物間くんがこの考えに至った経緯が気になるな…。

 

 デクさん、「爆豪と同等かそれ以上」ってもうそんなレベルまで達してたのか…!デクがかっちゃんの戦闘スタイルをパク…模倣してるんだから、この2人がB組に比較されるのは当然と言えば当然か。

 本人たちのやり取りだけでなく周囲から幼馴染がセットで見られてるのも胸が熱くなります。

 

 「僕の方は『スカ』の可能性がある」って物間くんの台詞はどういう意味だろう。コピーで洗脳した場合はオリジナルよりも衝撃への耐久性が低くなるってことか?

 心操くんと物間くんの2人で二重に洗脳することで耐久性を上げ、どんな強い衝撃でも解けないようにするつもりなんだろうか。

 

  「浮かす!」「溶かす!」「くっつける!」ここリズミカルで何か可愛いな。ルナゾの「斬る」「のびる」「盗む」みたいだ。

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 本人たちは不利と嘆いてたけど、お茶子や峰田の"個性"は条件満たせば相手の動きを封じられるハマれば強いタイプなので、活かし様はありそうなもんだけど。

 

 特にお茶子の無重力相手を自陣の牢まで連行する必要のある今回の試合ではかなり有用だと思うんですよね。

 操作性にもよるけど相手を浮かせてそのまま投獄できるなら飯田くんのようにわざわざ抱えて運ぶ手間が省けますし。問題はお茶子が敵に触る隙をどうやって他の仲間が作るかだが…。

 

  デクさんの「その囮役に僕が____!!」、頼もしかったんだけど卑劣様を思い出してしまったのは僕だけでしょうかw

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 同じ機動力あるタイプでもかっちゃんは仲間に自分をサポートさせるのに対し、デクは自分を囮という仲間を活かすための駒として捉えてるのがまた対照的だ。

 

 5戦目が開始した直後にいきなり場面がタルタロスに切り替わったのは唐突すぎる…!

 アカデミアパートの終盤にヴィランが出てくるこの流れは、体育祭の飯田vs轟の後にステインが出てきたのを思い出す。この漫画、いつヴィランが出てくるか判らないから常に油断ならないんだよな…。

 

 「弟の声がする」ってことは、面影はデクにだけでなくAFOにも見えてるってこと?確かにAFOはOFAのルーツだから同じ様な現象が起きても不思議ではないけど…。

 その場合初代が意図的にAFOにも干渉してるのか、それとも初代がデクに見せた光景が副次的にAFOにも見えてるのかが気になる。

 

 「大丈夫 絶対勝てる」と言うデクさんは滅茶苦茶カッコよかったけど、今回はOFAの暴発が原因で負け若しくは引き分けって展開もあり得そう。

 仮にそうなってもそのアクシデントがなければ勝てたというフォローが成り立ちますし。無論その上で勝ってくれたら嬉しい事この上ないですが…。

 

 1番怖いのは今回の試合でOFAに再び面影が発生、連鎖的にAFOの方にも異変が起こり、それが原因で脱獄されるって流れだよな…。

 可能性は低いと思うけどないとは言いきれない。1つの章が無事終わったと思ったら最後にヴィランに盛大にやらかされたパターンはインターン編であったからね…。

 

 あと物間くんがOFAをコピーしたらどうなるのかも注目したい所です。

 まず無事コピーできるのかできたらどの程度まで扱えるのかその状態で面影が発生したら物間くんも初代のあの謎空間に連れて行かれるのか…etc。まあ最後のは半ばネタ的に予想してることだけど。

 

 

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