僕のコミックアカデミア

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僕のヒーローアカデミア No.195 『激突!A組VSB組』感想

※この記事は「僕のヒーローアカデミア No.195 激突!A組VSB組」のネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。

 

なるほど、今回の合同訓練はB組の"個性"や心操くんの特訓の成果のお披露目だけでなく、デクがOFAの面影の謎を探るパートも兼ねてるのね。

 まだ今回でその謎が解明されると決まったわけではないけど、デク自身がそれをこうして意識してくれてるとこちらもその期待高まるなー。

 

 心操くんの言葉は切実すぎて心痛になる内容だ…。ヒーロー科の皆に対して大胆な戦線布告だが彼が遅れを取ってるのは事実だし、真剣に取り組もうとしてるからってのが伝わるので聞いてて不快な感じはしないです。

 寧ろ「超えるべき壁」と見做してくれてるのが嬉しく感じられる。

 

 そして彼の言葉をヒーロー科の皆が受け止めてくれたのは優しい世界。ギスギスした雰囲気は残さず高まった緊張感だけを保つように接してくれてるのが有り難いです。

 初期ろき君は流石に草。でもそれを轟くんと軽くネタにしてやり取りできるくらい、彼もA組に馴染んだんだなと実感します。

 

 今回はただ相手を倒すだけでなく、それに加えて牢獄まで運ばなくちゃならないのがミソだなー。

 拘束しても運ぶまでに逃げ出される可能性があるのは勿論、仮に意識を奪ったとしても他の仲間から奪還される恐れもある。制圧後も色々気をつけなきゃいけないのは中々神経使うミッションだ。

 

 爆豪の指摘は尤も、だが当の心操くん自身がそれを事実として凹むことなく受け止めてくれるとストレス感じずに済みます。

 それでいて本当にお荷物で終わる気はないという意志は感じられたし、その印象を覆す活躍を心操くんがしたら爆豪も見る目を変えてくれるだろうという期待は抱けた。

 

 見開きでチーム発表はスムーズかつ見映え良くてやっぱり惹き込まれる。と言ってもB組の生徒は半数以上がまだ"個性"の詳細が判ってないので、具体的な対戦の内容は予想できませんが…。

 取り敢えず今回始まった1戦目を除いた2戦目以降について順にコメントしていくか。

 

 2戦目。A組は拘束・搬送のための道具はヤオモモの創造で取り敢えず造れそう。

 それと葉隠ちゃんがその不可視の身体を活かして、1人だけ別行動でB組の位置を探るなんて隠密活動もできそうだ。とは言え身体能力は人並みなのでバレたらそのまま捕まりやすいリスクの高い作戦ではあるけど…。

 

  B組側で気になるのはやはり例の黒色くんかな。相手チームに黒影を持つ常闇くんがいるし、やっぱり前回予想した黒色くんの"個性"は黒いものを支配することって説が有力になってきた。

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 その意味では新しく黒色のコスを着てきた爆豪との対戦にならなかったのはやや残念だったかな…。

 

 3戦目。索敵能力の障子くん、機動力の飯田くん、そして広範囲攻撃持ちの轟くんとこのチーム、A組の中でも特に強力な面子が揃ってるのでは…?正直今のところA組側が負ける姿が想像できないです。

 とは言えB組側の"個性"も鉄哲以外は未知なので彼らにも期待したいところ。

 

 4戦目。A組は索敵能力の耳郎ちゃん、罠張れる瀬呂くん、高攻撃力持ちの爆豪とこちらも各方面に特化した面子が集まったチーム。

 特に爆豪は14巻OVAでは複数のチーム相手に単独無双した程の強さで、かつその時の敗因だった協調性の無さが今は克服されてるのでさらに隙がなくなってる。

 

 対するB組側で今回の対決に有用そうな"個性"は、広範囲に展開して拘束できる凡戸くんのセメダインかな。

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 ただ前述の通り今回は牢獄に運ぶまででワンセットなので捕まえたとしてその後どうするかだよなあ。彼の"個性"だと動きは封じられてもその状態のまま動かすのはできなさそうだし。

 

 5戦目。A組側にはお茶子がいるので敵に触れたら牢獄までの搬送は手間かからなそうだけど、こっちは逆にその触れるまでが大変そうだなあ。

 峰田のもぎもぎは拘束力は高いけど一度くっついたら時間が経つまで峰田自身にも剥ぎ取れないし。デクがこの厄介そうな"個性"をどう活かすか期待。

 

 B組側の作戦の中心はやっぱり物間くんか。他の子の"個性"はまだ詳しく判ってないから何とも言えないけど、心操くんに関しては物間くんがコピーすることで洗脳持ちが2人になるのは充分手強い。

 デクは1度かかってるから簡単には嵌らなそうだが峰田辺りは引っかからないか割と心配だぞ。

 

 データだとB組の方が伸びてるというのは納得。1学期の補習人数もB組の方が少なかったし仮免試験ではB組は全員合格だったし。

 もしオールマイトの言う評価が今回の対戦にも反映されるのなら、白星の数はB組の方が多く、だが個々で劇的な活躍を見せるのはA組という結果になるんだろうか。

 

 上鳴くんは心操くんに何かと歩み寄ろうとしてくれてやっぱり良い奴だな…!だが心操くんは良くも悪くもドライな態度で見てて少しヒヤヒヤするぜ。

 上鳴くんは爆豪や峰田とすら付き合える子だし、この訓練を通じて心操くんも彼と仲良くなってくれると信じたい。A組に編入するなら尚更。

 

 梅雨ちゃんは以前リカ婆に言われてた精神的支柱の役割をしっかり果たしてるなあ。自分が狙われてると彼女に指摘されたことで上鳴くんも落ち着いたようだし、チームとしてもまとまった。

 こういう形で以前示されてたキャラへの評価を実感させてくれるのは有り難いです。

 

 口田くんの生き物ボイスは索敵として有用、だがそれを逆手に取ってきたか。

 最初から獣化してたら目立って鳥に捕捉されかれないし、まずは"個性"は使わず上空から死角になるところに身を潜め、特攻かけられる距離に入ってから獣化したってところかな。ケモナーのhrks先生らしい"個性"だ。

 

 梅雨ちゃんも切島くんも特別機動力upさせる"個性"ではないので、宍田くんの襲撃に対応取れなかったことについては評価下がらなかったです。

 ただ切島くんは硬化で防御力upできるけど梅雨ちゃんはその術を持ってないので、深いダメージを負ってしまってないか心配だ…。

 

円場くんのエアプリズンは結界師の結界を思い出す。強度にもよるけど、相手が破壊力のある"個性"持ちでなければ敵を拘束する上で滅茶苦茶有用だなこれ。

 それと口田くんがまた声を出そうとしてた辺り、獣化した宍田くんも動物の一種として生き物ボイスで操れるんだろうか。

 

 そして心操くんのマスクはやっぱり変声機能付きだったか。あの場で円場くんの声をコナン並の速さで設定できてたのはすげーな…。今まで相澤先生との特訓で鍛えてきたんだろうなと察せる。

 彼の声に宍田くんが反応してしまったのも直前にハイになると説明されてたので納得できました。

 

 ただ問題は洗脳は少し衝撃を与えただけで解けるから、円場くんに即元に戻されるかもしれないってことだな。体育祭でのデクとの試合を観てたらそこから解除条件に思い至る可能性は充分にあるし。

 そうなる前に空かさず上鳴くんがポインター射出→電撃で仕留めてくれるといいけど。

 

 だがそれでもこの対戦では心操くんの洗脳はやっぱり有用だと思います。

 成功すれば牢獄に運ぶまでの手間を命令で省ける(それでも相手の仲間に洗脳を解かれないために見張りは必要だが)し、そうならなくても変声機の存在だけで相手チームに疑心暗鬼を生ませて連携を崩すきっかけになる。

 

 とはいえこれでタネは明かされたので5戦目はデクたちに勝ってほしいです。1戦目はこのままA組が勝利すれば、心操くんとしては1勝1敗と初実戦としてはまずまずの成績になるし。

 ただB組とのバランスもある以上そうなると2〜4戦目のどこかしらはA組が負けることになると思うけど…。

 

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