僕のコミックアカデミア

僕のヒーローアカデミアという少年漫画を中心にその他漫画やアニメについて語る予定です。

僕のヒーローアカデミア 14巻同梱アニメDVD 『Training of the Dead』 感想

※この記事は 僕のヒーローアカデミア 14巻同梱アニメDVD 『Training of the Dead』 のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

 f:id:s_g_hrak:20170611001512j:plain

【目次】

 

1.Aチーム(緑谷・麗日・蛙吹・芦戸)

 女の子3人に囲まれても慌てふためかないデクに成長を感じる…。この時点ではすでに任務時における女子への耐性はついているという認識でいいのかな。

 

 現在放送中のアニメではまだ描かれていないデクのフルカウルが見られたのはよかった。といっても轟くんの作った氷壁を壊すのに使ったのみで、職業訓練編のように本格的に使ったわけではないけど。

 

 あと、最後に全身を怪我して保健室らしき部屋のベッドに寝かされてたのは、毎回身体を壊してリカバリーガールの世話になってるこの時期のデクに対しては割と洒落になってないぞ…。

 

 お茶子・梅雨ちゃん・芦戸ちゃんはほとんど活躍がなかったので、もう少し見せ場があってもいいと思った。特にデクとお茶子の共同作業は見たかったな…。

 

2.Bチーム(爆豪・切島・八百万・障子)

 主人公チームを差し置いて他チームを次々と下していくかっちゃんには笑うしかない。縦横無尽にフィールドを駆け巡る姿はまさに主人公のそれだった。

 

 耳郎ちゃんのプラグを地面に爆音を通して逆に故障させる、峰田の玉を爆風で軌道を逸らす、常闇くんの黒影を爆発の光で怯ませる、追ってくる飯田くんを仕掛けられた瀬呂くんのテープに誘導するなど、相手の"個性"に対する自分の"個性"の活かし方が的確だった

 これは彼の天才的直感力が為せる業と言っていいだろう。デクが分析によって相手の"個性"に応じるのに対して、かっちゃんの場合相手の"個性"を一目見て瞬時に対策をはじき出すことができる。

 

 切島くんたちを置いての独断専行だったところを見ると、まだこの段階では切島くんへの信頼は今ほどは築かれてないということなのかな。

 

3.Cチーム(轟・口田・尾白・葉隠)

 轟くんが炎を使いこなす様が描かれていたのは良かった。現在放送中のアニメではまだ体育祭においてデクに対して使うところしか描かれてないが、デクの突撃に合わせて炎の使用を止めるなど体育祭時よりも操作が上達したように感じられた。

 

 メタ的に見て轟くんをゾンビにさせずに最後まで残したのは、このデクとの共同作業をさせるためという他に、美形で人気の高い轟くんにゾンビフェイスはさせられないからなのか…とも思ったが、女子も容赦なくゾンビ化させられてたあたりその理由は薄そう。

 

4.Dチーム(飯田・常闇・瀬呂・砂藤)

 学級委員長の飯田くんがメンバーにいて、他の3人も比較的冷静な面子なので統率の取れたチームだったと思うが、いかんせん初っ端かっちゃんに目を付けられたのが悪かった。

 

 瀬呂くんのテープへの衝突を避けられなかったところを見るに、飯田くんのエンジンは機動力が高い反面小回りが利きにくいという弱点が見えてきたな…。

 

 逆に瀬呂くんのテープはその拘束力の高さが明らかになったのに対し、それを敵に利用されたら危険というリスクがあることが分かった。

 

5.Eチーム(峰田・上鳴・耳郎・青山)

 耳郎ちゃんのイヤホンジャックに、音を逆流させられると三半規管が狂うという弱点があるのは盲点だった。原作ではまだこの対処の仕方が描かれてない分、今回のかっちゃんの対処の速さがより強く印象に残った。

 

 峰田の玉は粘着力が高い分、その軽さのため風などの要因によって軌道を逸らされやすいということが分かった。

 

 青山くんのネビルレーザーは直進しかできないため、遠距離からの狙撃を行った場合、自分の位置がバレてしまうという点が弱点だと思った。これはワールドトリガーを読んでいるといっそう強く感じる。

f:id:s_g_hrak:20170611001605j:plain

 

6.Fチーム(万偶数・多弾・藤見・赤外)

6-1.万偶数羽生子

 睨んだ相手を3秒間停止させる"個性"を持っているというのは使われる前から説明されていたが、まさか対象が空中にいる場合そのまま空中に浮かせたまま停止させるとは思ってなかった。それともこれはかっちゃんが空中に跳躍したことで、弛緩させられている間の3秒間を空中で消化したということなのか…?

 

 梅雨ちゃんとの繋がりから勇学園と合同演習を行う展開に説得力を持たせる役割が大きかった彼女だが、最低限の活躍はできていたと思う。

 

6-2.多弾打弾

 同時に多方向に射撃できる有用性の高い"個性"だと思った。対象に当てられなかったとしても、その派手さで威嚇としての効果も充分に狙うことができる。

 

 広範囲に射撃を行うという戦術と、その体系のふくよかさからワールドトリガーのゾエさんを彷彿とさせられた。

f:id:s_g_hrak:20170611001743j:plainf:id:s_g_hrak:20170611002009j:plain

 

6-3.藤見露召呂

 他組織との絡みがあるたびに、かっちゃんが毎回そのうちの誰か1人に因縁付けられるのには笑ってしまう。

 

 威勢のいい性格だったが、まるで今回のゾンビパニックを起こすためだけに作られたかのような"個性"で少し不憫に感じた。

 ゾンビ化させた人間を自分の意志で操ることもできないようだったし、結果噛まれて自分もゾンビなってしまったのにはさすがに涙を禁じ得ない。

 

 彼がプロヒーローとして活躍するためには、まずガスを操作して周囲の市民をゾンビ化させないようにする技術を身につけることが必須だが、果たしてそもそも彼の"個性"は操作可能なものなのだろうか。

 

 コスチュームはカッコいいと思ったので頑張ってほしい。

 

6-4.赤外可視子

 フィールド上の人物の位置関係を把握できる"個性"は、索敵においてかなり有利だと感じた。索敵できる範囲にもよるが、現在作中に登場している索敵が可能な"個性"の中でも上位に入るだろう。

 

 ちなみにNo.94師弟のメッセージ』においてAFOも赤外線という"個性"を持っていることが示されている。

f:id:s_g_hrak:20170611002057j:plain

 

 しかし、AFOはこの"個性"を使って6年間過ごしてきたと発言してるので彼女のものとは別物の可能性が高い。今回の演習が行われたのは職業訓練編と期末試験編の間であり、上記のシーンからわずか数か月前だからだ。

 もっとも可能性が0とは言い切れないが。

 

7.オールマイト

 トゥルーフォームをゾンビに間違えられていたところは今作1番の笑い所だった。ここらへんはまだまだ教師として半人前であることが伺えるな…。

 

8.総括

 やけにワールドトリガーを思い出すと思ったら、『限られたフィールド』で『チーム戦』を行うという点でボーダーのランク戦と同じだった。

 

 今回は前回のOVAと違って、それこそB級映画のようなギャグに全力に徹していたのが良かった。個人的にはゾンビたちをもっと大暴れさせてもいいと思った。女子のコスチュームをゾンビたちの手で脱がしてもよかった。

 

 全てのキャラクターを活躍させられてはいなかったが、さすがにそれは尺的に厳しいので仕方ない。

 

 デク・かっちゃん・轟くんの主要キャラ3人の活躍、雄英と勇学園の繋がりの形成、梅雨ちゃんと羽生子ちゃんの友情などの肝の部分はしっかり描けていたし、満足度の高いOVAだったと思う。